石川、五輪王者撃破へ決意＝「倒すために準備」―世界男子バレー

　【リュブリャナ時事】バレーボール男子の世界選手権に出場している日本は１日、スロベニアのリュブリャナで１時間半、練習した。５日の決勝トーナメント１回戦で東京五輪覇者のフランスに挑む。主将の石川（ミラノ）は「目標が変わることはなく、挑戦するだけ。ベスト８に向けて倒すために準備していきたい」と決意を語った。 　７月のネーションズリーグ準々決勝でも対戦したが、石川は左足首の故障で欠場。試合はストレートで敗れた。回復途上の石川は「あと少しだったという印象はある。僕がコンディションを戻して、フランスに勝ちたい」と雪辱を期した。 　高橋藍（日体大）は「リベンジできるチャンスなので楽しみ。壁を越えられたら」と気持ちを高ぶらせた。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕バレーボール男子世界選手権の決勝トーナメントに向けて練習する石川＝１日、リュブリャナ