女子５３キロ級の藤波が２連覇＝公式戦１００連勝―全日本選抜レスリング

　レスリングの世界選手権（９月、ベオグラード）代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権第３日は１８日、東京・駒沢体育館で行われ、女子５３キロ級で昨年の世界選手権を制した藤波朱理（日体大）が２連覇を果たし、代表入りを決めた。日本協会によると、公式戦１００連勝を達成した。 　男子フリースタイル９２キロ級は五輪３大会連続代表の高谷惣亮（ＡＬＳＯＫ）がこの階級で初優勝。同グレコローマンスタイル５５キロ級は世界選手権覇者の松井謙（日体大）が２連覇したが、代表を争うプレーオフでは塩谷優（拓大）に敗れた。 　女子７２キロ級は世界選手権優勝の古市雅子（自衛隊）が決勝で新倉すみれ（神奈川大）を下して２連覇し、プレーオフも制した。　（了）【時事通信社】