高梨、現役続行の意向＝「飛ぶことが好きと再確認」―スキージャンプ

　進退を明言していなかったノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅（クラレ）が１７日、自身のインスタグラムを更新し、現役続行の意向を示した。「今はまだ応援してくれている人たちの期待に応えられる自信はないけれど、まずは自分の期待に応えられるよう日々練習を重ね精進したい」とつづった。 　参加した合宿には「気持ちが定まらない中で入った」というが、「純粋に飛ぶことが好きだと再確認できた」と心境の変化を明かした。 　２月の北京五輪混合団体ではスーツの規定違反で失格となり、インスタグラムで謝罪。精神的負担などが心配される中で、五輪後のワールドカップ（Ｗ杯）で２勝を挙げたが、最終戦後は来季について「明確な答えが出せない」と語っていた。　（了）【時事通信社】