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広中が連覇、世界選手権へ=五島も代表入り、男子は相沢V―陸上1万メートル


 陸上の日本選手権1万メートルは7日、世界選手権(7月、米オレゴン州)代表選考会を兼ねて東京・国立競技場で行われ、女子は東京五輪7位入賞の広中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分30秒34で連覇を果たした。広中は有効期間内に世界選手権の参加標準記録(31分25秒00)を突破済みで、代表に決まった。  萩谷楓(エディオン)が31分35秒67で2位、五島莉乃(資生堂)が3位。参加標準記録をクリアしている五島も日本陸連の選考条件を満たし、代表入りした。日本歴代2位の記録を持つ不破聖衣来(拓大)は欠場した。  男子はともに東京五輪代表の相沢晃(旭化成)が27分42秒85で優勝し、伊藤達彦(ホンダ)が2位。参加標準記録(27分28秒00)にただ一人到達している田沢廉(駒大)は10位にとどまり、今大会で世界選手権代表を決めた選手はいなかった。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子1万メートル、1位でゴールし喜ぶ広中璃梨佳=7日、東京・国立競技場 〔写真説明〕女子1万メートル、力走する五島莉乃(手前)=7日、東京・国立競技場 〔写真説明〕男子1万メートル、優勝を決め喜ぶ相沢晃=7日、東京・国立競技場
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