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耐えて白星発進=神戸、立て直しなるか―サッカーACL


 巻き返しへの第一歩となった。J1で開幕から10試合、勝ち星を挙げられず苦しんでいた神戸。大黒柱のイニエスタが不在の中、1次リーグ初戦を何とか物にした。  前半15分、ボージャンの左クロスから、ゴール前のこぼれ球に詰めていた郷家が落ち着いて流し込む。先制に成功すると、ボールを動かしながら試合を進め、終盤に井上が貴重な2点目。傑志に1点を返されたが、逃げ切った。  国内リーグ戦ではワーストの計16失点。急務となった守備の立て直しを託されたロティーナ新監督は、ACLの期間を「プレシーズンと捉えて、しっかりとチームを構築していきたい」。この日は守備時に4―4―2のブロックをつくり、しっかり耐えながら戦った。  鋭いクロスに反応してフリーでゴール前に進入される場面もあり、終盤はピンチの連続だった。「勝ちながらどんどん修正していきたい」と話していたのは扇原。3日後の次戦まで、どこまで取り組めるか。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕傑志戦の後半、追加点を決めた井上(手前左から2人目)を祝福する神戸の選手=19日、タイ・ブリラム(ロイター時事)
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