【ロンドン時事】ワクチンを接種しなければ、国際大会に出場できないのか―。男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が新型コロナウイルスのワクチン未接種をめぐって1月の全豪オープン出場を断念した騒動は、こんな疑問を世界に投げ掛けた。接種状態を理由に、5月下旬からの全仏オープンを欠場する覚悟について、ジョコビッチは「喜んで払うべき代償だ」。英BBC放送が15日に伝えたインタビューで語った。  昨年まで全豪3連覇中だった世界ランキング1位のジョコビッチは、6月下旬からのウィンブルドン選手権についても同様の考えを示し、「タイトルや他の何かよりも、自分の体に関する意思決定の原則の方が重要。できる限り自分の体と調和するようにしている」と理由を述べた。  ジョコビッチはワクチン未接種が要因となり、オーストラリアへのビザを取り消された。「ワクチン接種に反対したことはない」と強調し、将来的に接種する可能性についても、「心を開いている。われわれはみんな、コロナを終わらせるための最善の解決策を見つけようとしているのだから」と否定はしなかった。  四大大会で昨年3勝を挙げ、歴代2位タイの通算20勝を誇る34歳。特定の大会でワクチン接種の要件が変更され、今後もプレーできることを望んでいるとも話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕母国セルビアの大統領と面会した男子テニスのノバク・ジョコビッチ=3日、ベオグラード(AFP時事)

情報提供元 : 時事通信社
記事名:「 四大大会欠場、喜んで=ジョコビッチ、ワクチン必要なら―男子テニス