◆体操 ▽NHK杯(14日・東京体育館)


 4月の全日本選手権の得点を持ち越し、女子の世界選手権代表選考を兼ねて行われ、0・733点差の2位で迎えた17歳・宮田笙子(鯖江スクール)が、合計160・029点で逆転で初優勝。2015年杉原愛子以来、7年ぶりの女子高生覇者となり、初の世界選手権代表に決まった。


 宮田は力強くパワフルな体操を武器とし、得意の跳馬では14・266点、段違い平行棒でも13・666点と安定した演技を披露。3種目目の平均台で13・300点をマークし、首位に浮上すると、最後は床運動で13・300点を出し、逃げ切った。


 日本女子体操界は、昨夏の東京五輪種目別・床運動で銅メダルを獲得した村上茉愛さん、同五輪団体5位の畠田瞳さん、12年ロンドン、16年リオ両五輪出場の寺本明日香さんが引退し、世代交代の時を迎えている。17歳の高校3年生は、時期エース候補に名乗りを上げた。


 また、首位で迎えた17歳・笠原有彩(レジックスポーツ)は合計159・528点で、2位。3位の山田千遥(19)=朝日生命ク=は、合計158・895点の3位で、ともに世界選手権代表となった。


 ◆世界選手権代表選考 代表は5人。女子は、NHK杯上位3人と、全日本種目別終了後にチーム貢献度で2人が選ばれる。22年10~11月の世界選手権(英リバプール)では、団体総合上位3カ国・地域が男女とも1チーム5人の24年パリ五輪出場枠を得る。残り9チームは23年大会で決まる。