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“お通しカット”が当たり前の若い世代はゴルフ場レストランの値段をどう思っているの?


2000円オーバーも珍しくなくなったゴルフ場のレストランメニュー。ゴルフ場で昼食を取らないゴルファーも増えているといいます。

昼食を取らなくていいプランに客が流れている

 筆者はゴルフに誘われた際、プレー料金がいくらなのか、その料金に昼食代が含まれているかを必ず確認するようにしています。そうしないと事前に聞いていた金額よりも精算時の請求金額がバカみたいに高くなり、気分が悪くなることがあるからです。

 しかし知り合いが主催するコンペや仕事関係で断りづらいゴルフでは、1年に何回か昼食代別のラウンドに参加することがあります。そうするとレストランのメニューを見るたびにいつもウンザリします。

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 先日のラウンドも昼食代別でしたが、一番安いメニューが特製サンドウィッチ1450円でした。その次に安いのがビーフカレー1650円、その次がラーメンと鍋焼きうどんの1850円といった具合でした。

ゴルフ場のレストランでも比較的良心的な価格で提供されていることが多い「カレー」だが、最近は1500円を超える場合も多い 写真:AC
ゴルフ場のレストランでも比較的良心的な価格で提供されていることが多い「カレー」だが、最近は1500円を超える場合も多い 写真:AC

 これって東京都心部の高級ホテルのレストラン並みの値段です。そんな値段の料理をなんで千葉や茨城や栃木のゴルフ場で食べなければならないのか意味不明です。

 ゴルフ場関係者にレストランのメニューが高すぎると文句をいうと、必ず次のような答えが返ってきます。

「ゴルフ場は多くの人でにぎわっているように見えるかもしれませんが、18ホールのゴルフ場で1日50組200人のお客様を迎え入れることしかできません」

「200人のお客様に食事を提供するためだけにレストランを営業すると、どうしてもそのような価格設定になってしまうのです」

 でも、これって完全にゴルフ場サイドの都合です。そんな高い値段を払って昼食を食べることなんてゴルファーは望んでいません。

 何年か前に知り合いの居酒屋の店主と話していたとき、次のような話題になったことがありました。

「今の若い人たちは居酒屋に来るとドリンクを注文する前に『お通しカットできますか?』と聞いてきます。『できません』と答えると『じゃあ別の店に行きます』と何も注文せずに出ていきます。それが当たり前になってきたのでウチの店はお通しを出すのをやめました」

「お通しというのは最初のドリンクを注文し、ビールやお酒をお出ししたときにつまみが何もないのは口が寂しいだろうということで、お店側が親切心で作り置きしたつまみを出していました。それが今の若い人にとっては『頼んでもいない料理を勝手に出してお金を取るの?』という感覚なのです」

「昔は『この店のお通しはおいしいね』なんて喜んでもらえたのですが、それよりも飲食代を安く抑えたい人が増えたということです。時代によってお客様のニーズは変わるものですね」

 これはゴルフ場でも同じことがいえます。近年はプレー代をできるだけ安く抑えたい人たちが増えています。したがって昼食つきプランは必須です。また、レストランで食事をしなくてもいいスループレープランを提供しているゴルフ場の来場者数が伸びています。

レストランの料金設定だけでなくゴルフ場はあらゆる面で多様化すべき

 2020年に新型コロナウイルスが流行した際、多くのゴルフ場はレストランの営業を取りやめ、18ホールをスループレーで回れるプランを販売しました。

 ところがコロナが落ち着くとすぐにレストランの営業を再開しました。その理由は売り上げが下がったからです。レストランの営業を取りやめると、レストランで売り上げていた収入がゴッソリなくなるのです。

 そうなると収入面が厳しいということでレストランの営業を再開したのですが、大した料理を提供しているわけでもないのに1500~2000円も料金を取らないと収入が確保できないのであれば、そもそものビジネスモデルがおかしいのです。

 これは何もレストランに限った話ではなく、お風呂やロッカーやプロショップや茶店も、本当に必要なのかどうかゼロベースで見直したほうがいいです。

 このところ筆者の周りではゴルフ場で風呂に入らない人が増えています。そのほうが帰りの渋滞に巻き込まれず、タイパ(タイムパフォーマンス)がいいからです。

 それであれば風呂を毎日沸かしてバスタオルやタオルを用意する経費を削減したらいくら浮くのか。浮いた経費を来場者に還元すると今のプレー代よりもいくら安くできるのか。そういうことを真剣に考えたら、風呂なしでいいから安くプレーしたいという新たなニーズが掘り起こせるかもしれません。

 どこもかしこも高級路線に固執するのではなく、カジュアルにゴルフを楽しみたいというニーズに応えて大胆にシフトチェンジしたゴルフ場が若者の支持を集め、10年後も20年後も生き残っていくのではないかと思います。

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