Bリーグプレミア(Bプレミア)西地区首位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは1日、ホームのIGアリーナで同地区の滋賀レイクスと対戦した。
10月30日に行われた滋賀との試合を104-69で快勝した名古屋Dは、1日の試合でも第1Qで28-10と大きくリードを奪うと、強度の高いディフェンスで12スティールを記録し、滋賀から24のターンオーバーを誘発する。オフェンスの流れが悪い時間帯も固いディフェンスで流れを渡さず、終始セーフティリードを保ち、最終的には87-64で勝利。ロスター全員が出場を果たし、開幕からの連勝を10に伸ばした。
名古屋Dは1日の試合では、アーロン・ヘンリーが21得点、スコット・エサトンが19得点を記録。試合後の記者会見ではロイ・ラナHC、加藤嵩都、ライアン・ルーサーが記者の質問に答えた。

ロイ・ラナHCの滋賀戦後のコメント
――滋賀戦の総括
フリースローも外していたし、そこまでクリーンではなかったところもありましたが、ディフェンスは結構ソリッドにできたと思います。若手選手たちにプレータイムを与えることができたことも良かったです。自分たちのベンチの層の厚さが見えたと思います。
――HCが思う名古屋ダイヤモンドドルフィンズの強みとは
私は世界中でいろんなところでプレーしていますけど、やっぱり自信を持って言えるのがワールドクラスのポイントガードとして、世界で本当に通じるような素晴らしい齋藤拓実というポイントガードがいることです。今日(滋賀戦)の彼は完璧な調子ではなかったかもしれません。本人もそう思っていると思いますけど、彼のような特別な選手がいると、彼に任せることができます。加えてベンチの層も厚く、いろんな強い選手がいます。他には本当にチーム全体の性格、キャラクターがいい人ばかりで、本当に素晴らしい強みにつながっていると思います。

――勝利を積み重ねる中で感じる改善点、伸びしろに感じる部分は
これは(齋藤)拓実選手にも言ったことですが、やっぱりターンオーバーが今日は20個もあり、それは絶対に許されることではありません。そこの判断力とか、ターンオーバーに気をつけなければいけません。あとは個人の成長というところがまだできるんじゃないかなと思います。これは拓実選手やスコット(エサトン)選手も含めて、全員がもっと上達できると思います。あと規律が少し崩れる時もあるので、規律をしっかりと保って、ボールを大事にしてターンオーバーをせずに、個人の成長を目指すというところです。
――若手にプレータイムを与えた中で、ジェイク幸輝・ホルツが良い働きをしていたが、評価は
本当に彼はいずれこのリーグで素晴らしい選手になれると思います。まだプロとしては若いですが、彼は本当にタフなところもあって、アスレチックでもあり、強さがあるので、本当にうちがチームとして必要としている要素がたくさんあります。このまま成長していけば、いずれ本当に素晴らしい選手になると思います。
加藤嵩都の滋賀戦後のコメント
――-滋賀戦の総括
ゲーム2ということもあり、僕たちも10連勝もかかっていましたし、結構難しい試合だったっていうのはあるんですけど、第3Qでなんとか自分たちにペースを持ってこられたのは大きかったと思います。でも試合を通して自分たちはターンオーバーを結構してまって、相手に流れを持っていかれたという印象はあるので、次戦に向けて改善する必要があると思います。

――オンザコートフリーでやりにくさは感じるか
やりにくさは自分の中ではあまりないですが、サイズ的にでかいなと思います。(スイッチして自分より大きい相手とのマッチアップの場合は)どこで戦うかの問題だと思います。ゴール下では当然敵いませんし、なるべくゴールから遠いところで、いかに自分の強みを出せるかというのは、日本人スモールガードが生き抜いていく一つのポイントになってくるのかなと思うので、そこは集中してやっていきたいと思います。できているかはわからないですが、(ディフェンスに)自信は持っているので、チームの助けになるポゼッションを一つでも多く獲得していきたいと思います。
――昨シーズンより良くなっていると感じるところは
やっぱりオフェンスのスペーシングは良くなっていて、個々のアタックがすごく生きているなと思います。やりやすさは僕も感じていますし、多分僕以外の選手もみんな感じていることだと思います。
(スペーシングの取り方について)結構ロイさんは明確にそこをクリアにして、走るコースやポジショニングを選手に伝えてくれているので、意図したオフェンスができている印象はあります。
――課題、伸びしろに感じる部分は
今結構いい流れがあるので、それをまずは持続することが1つと、どうしてもローデーションの部分は結構課題かなと思っています。リバウバンドの部分とスペースという自分たちの強みを生かしていけば優勝は見えてくるんじゃないかなと思っています。
ライアン・ルーサーの滋賀戦後のコメント
――滋賀戦の総括
滋賀に対して2勝できて本当によかったです。相手もハードに出てくるのもわかっていましたし、ターンオーバーなどうまくいかなかったところもたくさんありましたが、ホームで2連勝できたのは本当に嬉しいです。

――今季名古屋Dに加入して、うまくフィットできている要因は
まず勝つためにコーチが(自分たちを)良いポジションに置いてくれて、いろいろ指導してくれるのが良かったと思います。去年から継続してプレーしている選手も良い選手ばかりで、タレント揃いですし、一緒にプレーするのが本当にやりやすいです。その中で、チームにフィットして自分の役割を果たすよう努めています。
――大阪時代、対戦相手として名古屋Dをどう見ていたか
本当にドルフィンズは才能のあるチームだと思っていました。昨シーズンIGアリーナで2度対戦していますが、タレントの揃ったチームだという印象でした。本当にこちら側に来られて、このチームの一員になれて嬉しく思っています。
――優勝を目指す名古屋Dで、自身が果たしたい役割とは
まずは一日一日をしっかりとやっていかなければいけないと思っています。コーチもよく言ってくれるのですが、周りからの期待をあまり考えずに目の前の挑戦に向かっていかないといけません。もちろん大きな目標はもっていますが、ステップバイステップで目の前の事に着実に取り組んでいます。
(高久理絵)
