starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「もう1ポゼッション、決め切ることを心掛けよう」 3連勝で東3位浮上の仙台89ERS タシュニーHCが説く、昨季を超えるために必要なこととは




 Bリーグプレミア(Bプレミア)東地区の仙台89ERSは11日、トヨタアリーナ東京で同地区の東京サンロッカーズと対戦した。



 第1クォーターは互いに譲らず、リードチェンジを繰り返す展開に。24-24で迎えた第2Qは東京SRのディフェンスに苦しみ、わずか6得点に抑えられる。30-42と12点ビハインドで折り返した第3Q、ジャレット・カルバーを筆頭にジェイク・レイマン、船生誠也らが次々とシュートを沈め、このクォーターだけで25得点を挙げ、55-57と1ポゼッション差まで詰め寄る。第4Q開始直後、セルジオ・エルダーウィッチがスティールから得点を決めて57-57の同点とすると、その後もハードなディフェンスで東京SRの攻撃を食い止め、互いにリードを奪い合う展開に。残り41秒、カルバーが1対1からタフショットを決めて70-68とリードを奪うと、最後の東京SRの攻撃をしっかりと守り切り、70-68で接戦を制した。



 仙台はカルバーが32得点10リバウンド、レイマンが12得点を記録。エルダーウィッチは11得点10リバウンド11アシスト4スティールで、Bプレミア初となるトリプルダブルを達成した。3連勝で通算成績を4勝3敗とした仙台は、東地区の3位に浮上。17日にはホームのゼビオアリーナ仙台で同地区の宇都宮ブレックスと対戦する。



 東京SR戦後にはダン・タシュニーHCとカルバー、シェーファーアヴィ幸樹が記者の質問に答えた。



決勝点を決めたジャレット・カルバー(右)©Basketball News 2for1


ダン・タシュニーHCの東京SR戦後コメント



――東京SR戦の総括



東京さんに勝つというのは、自分たちにとって大きな意味のある1勝だったと思います。前半は東京さんのディフェンスに苦しめられ、特に第2Qは入るべきシュートを決め切れませんでした。そこでハーフタイムに「こんなに(シュートを)外すことはもうない。しっかりアタックしていけば、レイアップやゴール周りのシュートは絶対に入ってくる」と伝え、後半のオフェンスで選手たちがしっかり応えてくれたと思います。



ただ、オフェンスだけではなく、自分たちのディフェンスのプレッシャー、インテンシティー(強度)をもっともっと上げようとも伝えました。それをやり切ってくれたからこその勝利でしたし、選手たちを本当に誇りに思う試合でした。アウェーで東京さんから勝ち取ったこの1勝には、本当に大きな意味があると感じています。



記者の質問に答えるダン・タシュニ―HC©Basketball News 2for1


――シーズン、チームとして超えるべき壁はどんなことだと考えているか



壁と言いますか、シーズンが始まる前に選手たちに伝えたのは「もう1ポゼッション、オフェンスでもディフェンスでも決め切ることを心掛けよう。守り切ることを心掛けよう」ということです。それができれば、トータルで4得点変わる。その4得点が変われば、昨シーズンの数字上で言えばトップ4チームに入れる。そこを目指していこう、と。オフェンスでもディフェンスでも、その1ポゼッションの大切さを理解し、やり切れるチームになろうと伝え、今シーズンはそこでの成長を求め続けています。その中で毎日細かい課題を与えて、それを成し遂げられるかどうかを見ています。



――昨シーズンから良くなっている点、成長している部分は



まずは素晴らしい選手をそろえること。そこから始まっていると思っています。カルバー選手やエル ダーウィッチ選手、杉浦選手や岡島選手といった才能ある選手が来てくれて、残ってくれた。それに加えて、フランチャイズを体現してくれている選手も残ってくれた。そこからチームを積み上げていくことが、まず一つ、自分たちにとって大切な部分だと思っています。だんだん良くなるためには、やはり日々楽しくなければいけないと思っています。練習前に音楽をかけたり、お互いに冗談を言い合ったり。そうした素晴らしい環境でできているからこそ、選手たちが「今日も楽しいな」と思いながら、練習を楽しみにして来られる。そういった環境、そしてそう思える気持ちが成長につながると思っています。



あとは、コーチ陣が「何をしなければいけないのか」「どこをやれば成長できるのか」をしっかりと選手たちに伝えてくれていて、それが選手たちの自信につながっている。そういったところが日々の成長につながっていると思います。自分はこれからも楽しめる環境をつくりたいですし、それが自分たちの文化になっていってほしい。日々楽しんで体育館に来られる、練習を楽しみにできることが成長につながると思うので、環境づくりにはこだわっていきたいと思っています。



ジャレット・カルバーの東京SR戦後コメント



――北海道戦の2連敗を経て、自身として、チームとして変化したところは



チームとして改善しなければいけないと感じていましたし、その中で個人としても何か改善しなければいけないと感じていました。僕自身は、ディフェンスをもっともっと改善しなければならないと思っていましたし、オフェンスではアグレッシブに行き続けること、そしてリバウンドをもっとしっかりと取り切ることを心掛けていました。中でも特にオフェンスですね。シュートは入るときもあれば入らないときもありますが、入らないときでも変わらずアグレッシブな姿勢を崩さず、やり切らなくてはいけない。その2試合以降、そこを強調するようにしました。



32得点10リバウンドを記録したカルバー©Basketball News 2for1


シェーファーアヴィ幸樹の東京SR戦後コメント



――アジア競技大会を経てのチーム合流後、日々どう成長しているか。また、東京SR戦の勝利がチームや自身にもたらす影響は



(シーズンの始まりが)アジア競技大会からというところがあって、自分としては非常にいい大会だったのですが、そこから(自身の)役割が変わり、チームでの立ち位置が変わって、そのアジャストがしっかりできていない部分が正直ありました。自分はがつがつとプレーをクリエイトしたり、得点を取りに行ったりするタイプではないので、しっかりと他の選手に合わせることが大事になってきます。ですが、連携の部分は練習ができていなかったので、なかなかかみ合っていなかった部分も多かったのかなと思います。そこは試合を追うごとに、徐々にコミュニケーションを取りながら良くしていくことを意識できたので、改めて勉強になりましたし、その過程で成長できたかなと思います。



今日(東京SR戦)に関しては、シーズンが始まって2、3試合目(北海道戦)でクロスゲーム(接戦)を落としてしまったんですが、今日はクロスゲームを勝ち切れたというところがチームとしてはすごく大きいです。あとは、前半シュートが入らない中でもディフェンスからリズムをつくる。そこをしっかり遂行できた結果が勝ちにつながったので、チームとしてもすごく自信が持てる部分だと思います。自分としては、今日は得点こそなかったですが、リバウンドだったり、しっかりとスクリーンをかけて他の選手が動きやすいようにプレーしたり。そこは自分の持ち味だと思っているので、今はそういうところでしっかりチームに貢献できている、いい影響を与えられているのかなと思います。しっかり継続していきたいです。



笑顔を見せるシェーファーアヴィ幸樹©Basketball News 2for1


(金野恵理)


    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2026
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.