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チーム初勝利をつかんだ東京サンロッカーズ 田中大貴「なんとか結果を出したい」 Bプレミアでの争いに意気込む




 Bリーグの新たなトップリーグ「Bプレミア」の2026−27シーズンが9月22日に開幕し、東地区の東京サンロッカーズは25日と26日の両日、ホームのトヨタアリーナ東京で同地区の千葉ジェッツと対戦した。



 第1戦では、前半終了時点では52−50とリードしていたものの、後半に失速。最終的に92−97で黒星発進となった。



 翌第2戦、第1クォーターは田中大貴やジョシュ・ホーキンソンがリズムを作り、24−22とリードで終える。第2Qはリバウンドに苦労したものの、ドンテ・グランタムやラウリー・アルキンズが気を吐き、43−41とリードを保って前半を折り返す。後半も第4Qだけで14本のリバウンドを獲得するなどインサイドで強さを見せ、最終的には95−79で「東京サンロッカーズ」として初勝利を飾った。



 東京SRは第2戦では、ホーキンソンが22得点16リバウンドとダブルダブルを達成。チーム全体で50リバウンド、26アシストを記録したほか、田中が14得点4アシスト、グランタムが13得点、新加入のアルキンズが13得点6リバウンド7アシストの活躍を見せた。



 千葉J戦を1勝1敗で終えた東京SRは、次戦は10月3日と4日の両日、ホームに同地区の秋田ノーザンハピネッツを迎える。第2戦後には、ショーン・デニスヘッドコーチ(HC)とホーキンソン、田中、ジャン・ローレンス・ハーパージュニアが報道陣の質問に答えた。






ショーン・デニスHCの千葉J戦後のコメント



ーー千葉J戦・第2戦の総括



選手たちが今日(第2戦)、朝のフィルムセッションからたくさんのことを学んでくれて、そこから試合の中でいいプレーができたので、すごく良かったです。昨シーズンこのチームはあまりいいリバウンドのチームではありませんでした。ですが、今シーズンはシステムが変わって、昨日(第1戦)は50本、今日は49本(※実際は50本)のリバウンドを取ることができました。それはチームとしてとても大きな一歩を踏み出すことができたと思います。



特に後半から、ポゼッションの数を見ていただけると分かると思いますが、私たちのセカンドチャンスポイントが33に対して千葉Jさんが12というように、リバウンドで相手に大きな差をつけたというのはすごく良かったと思います。アシストでは昨日の試合では28本、今日は26本とチーム一丸となってチームメイトたちでボールをシェアして、一つになって戦っていたのが見えるので、そこもすごく良かったです。



チームとして改善できるところはまだまだたくさんあるのでやっていきたいですし、千葉Jさんは負傷した選手もいて、昨日の試合でセンターの選手もけがをして、今日の試合に出られないという形になってしまいました。なので、ここで満足せずにまた月曜日(28日)からチームとして戦って日々良くなっていきたいです。



記者の質問に答えるショーン・デニスHC©Basketball News 2for1


ーー第1戦と違って選手たちの足が止まらなかった理由はなぜか



今日なぜ良かったかというと、今日チームで昨日の試合後半全てのフィルムをチームみんなで見て、戦いきれなかったこと、自分たちがやりたいことが全然出来ていなかったということをチームで話し合いました。今日の試合で、前半はフィフティーフィフティーボールがあまり取りきれなかったので、点差が競っていたと思います。ですが、ハーフタイムでしっかりアジャストメントして後半に入って、オフェンスリバウンドを相手に取られることも少なくなりました。その中で自分たちが戦い続けたことでそういうポゼッションゲームというところで勝つことができました。



しっかりと集中して規律のあるバスケットボール、そして何より競争心(を意識した)。最後のブザーが鳴るまでしっかりと戦い続けるというところは選手にすごく話をして、その中で、アベレージのチームはアベレージのことをするし、グッドなチームはグッドなことをする。グレートなチームになりたいならグレートなことをしていかなければいけないし、みんな勝ちたいのはそうだけれど、やはり勝つために必要なことをやり続けなければいけないということは特に話をしました。



ジョシュ・ホーキンソンの千葉J戦後のコメント



ーー連敗は避けたかったところだと思うが、第2戦の勝利にホッとしているか



ホームコートは守りたいですし、昨日は勝ちたかったけれど、勝ちきれなかった。でも今日また試合があって、勝つ機会があったので、最後まで戦って勝利できて本当に良かったです。特に後半のところでは相手にやりたいことをやらせなかったというところはすごく良かったと思います。



ーー後半、リバウンドやルーズボールが格段に良くなった。第1戦ではうまく行かなかった部分をどう修正してきたのか



まずは集中するというところ。自分たちが勝ちたい、自分たちがそのポゼッションやフィフティーフィフティーボールに勝ちたいという強い気持ちを持っていることが大事だと思います。ディフェンスとして23秒間良いディフェンスをして、相手に最後タフなショットを打たせてもオフェンスリバウンドを取られてしまうと、やっぱり自分たちのチームの士気は下がってしまうし、自分たちにとって良くないことが起こってしまう。ですが、フィフティーフィフティーボールをしっかり取りきる、コートにダイブする、小さいことですがそういうところでエナジーが出てくると思う。



今日の試合では一渉(山﨑)もダイブしている場面があって、(ボールは)取れなかったですが、それによってチームが活気づいて、エナジーがすごく良くなったので、そういうところは続けていきたいです。



田中大貴の千葉J戦後のコメント



ーー課題はまだまだある中で、どのくらい新しい東京SRというチームを見せられたか



正直なところ、良い感じにきているなという手応えがないわけではないが、まだ全然やろうとしていることに対して50パーセントもいかないくらいの感じなのかなと思います。それは自分たちだけではなくて、千葉さんも同じだと思います。お互い似たようなスタイルでやろうとしていることも同じだとは思うのですが、お互いまだ全然パーフェクトではないなというか、それは当たり前だと思うのですが、そういう感じの試合かなと思います。



こちらも向こうもそうですし、もっと上手くやれるところは探せばいくらでもあると思います。ただ、何事も初めはこういうものだと思いますし、どんどん下がらずにステップアップしていくことが今自分たちに求められているものかなと思います。



第2戦で14得点を記録した田中©Basketball News 2for1


ーーオンザコートフリーを活用するチームも増えていく中で、日本人選手がプレータイムを勝ち取ることが大事になってくるが、自身はどのようにプレータイムを勝ち取っていきたいか



これはそれぞれ意見があるので、全員がやり方に納得しているかといったらそうではないとは思いますけど、何か新しく変わる時ってそうだと思いますし、やっぱり日本人にとってはチャレンジになるシーズンになると思います。ただ、オンザコートフリーになったから出られない、だったらそれまでだと思うので、その中でも結果を出さなければいけない。自分も生き残るのに必死というわけではないですけど、そこのところは理解していますし、その中でもなんとか結果を出したいなと思ってやっています。



ーー選手生活が長くなってくると、新しいチーム、HCになるときにアジャストするというのが難しくなってくるイメージだが、そこはどう対応しているか



長くやればやるほど強いチームというか、そういうのを作るのが大変だなというのはやっぱり思います。昔は何も考えていなかったわけではないですけど、今の方がより、そうやってチームのカルチャーを作るとか、特にHCが変わるとそこから、一からスタートするわけで。やっぱりその難しさというか。



今年(HCが)変わって初年度だから、ショーンさんの下でバスケットやるのはまだ一年目だから、と言っていればそれまでですし、それを繰り返しているとやっぱり結果は出せないと思う。もちろんコートの上でやっているパフォーマンスは大事ですけど、そうではなくて、日頃の取り組みだったり、自分たちがやっていることや自分たちがどういうチームになっていきたいだとか、日々丁寧にやることによって本当にいいチームになっていくというか、結果がついてくると思っています。なので、そういうところを疎かにしないようにやるのが僕はいいチームを作る上で一番大事かなと思います。



ーーアルキンズとブライソン・ウィリアムズの2選手が走って守ってと活躍しているが、彼らの活躍をどう見ているか



今年から(オンザコート)フリーになってラインアップが、多くのインポート選手が使えるというところで、自分たちもまだ探り探りでやっているところではあるのですが、それぞれの強みやショーンさんの求めるバスケットをみんなどうにか体現したいと思ってやっている。その中で前向きに、積極的に取り組んでくれていると思いますし、それは彼らだけではなくて日本人選手も同じだと思います。今みんなが必死にショーンさんに対してアピールしているっていう感じなんじゃないかなと思います。



ジャン・ローレンス・ハーパージュニアの千葉J戦後のコメント



ーー千葉J戦・第2戦の総括



昨日みたいな良い入りはできなかったですが、相手にリードされてもしっかり自分たちが我慢してついていって、自分たちに流れがきたときにはバンッ!といけましたし、相手の外国籍選手もファウルトラブルに陥らせて、そこで自分たちのインサイドもみんなアグレッシブにできていたので、そこは良かったかなと思います。



チームをけん引するジャン・ローレンス・ハーパージュニア©Basketball News 2for1


ーーアジア競技大会では決勝まで進んで銀メダルを手にしたが、それはどんな経験になったか



代表としてアジア競技大会に出場させてもらうということは滅多にないことなので、すごく大事にしたいと思っていましたし、決勝まで行くことができて、いろいろな国の代表チームと戦えて、少しでも多く学べることができて自分にとってすごくプラスになるなぁと思いました。



(金野恵理)


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