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ライアン・リッチマンHC体制のアルバルク東京 伊藤大司GMは「ブラザーフッド」に期待 新シーズンは「一体感を持って戦う」




 今月22日に開幕を迎えるBリーグ。Bプレミア初年度となる2026−27シーズン、アルバルク東京はシーホース三河前ヘッドコーチ(HC)であるライアン・リッチマン氏をHCに迎え、新たなチャレンジをスタートさせる。9月4日に行われたチーム新体制会見では、リッチマンHCのほかキャプテンのテーブス海安藤周人小酒部泰暉、新加入のディー・ジェイ・ホグキヨンテ・ジョンソンラクラン・オルブリッチの計7名が登壇。会見後には各選手と伊藤大司ゼネラルマネジャー(GM)が囲み取材に対応し、それぞれが報道陣の質問に答えた。






伊藤大司GMの囲み取材でのコメント



ーーサラリーキャップについて。昨シーズンまでのA東京は開示されているチーム人件費ではかなり上の方だと見られているが、(キャップである)8億円に収めるという難しさは



何人のGMが頭を抱えているんだろうというところはあるんですが、もちろん大変でした。そこは交渉だったりだとか、選手のこともクラブのことも。GMとしてクラブのことを優先に考えたいものの、もちろん選手の将来のことも交渉の内容に入れつつ、話は進めてきた中で、8人の(昨季からの)既存選手にはすごく感謝しています。それぞれがある意味、細かくは言いませんけれども犠牲になってくれて、このクラブのためにより自分を、身を委ねたい、優勝したいと言ってチームに残ることを決断してくれたので、そこはすごく、すごく感謝しています。



新加入の選手も、それぞれモチベーションだったりだとか、もしかすると他からよりいいオファーがあったかもしれないのですが、A東京という歴史だったり、リッチマンHCの下でバスケットをしたいとリクルートの時に言ってくれました。なので、そこは全部一致してより一体感というのは生まれるのではないかなと思っています。



ーーリッチマンHCの就任の際に「よりエキサイティングなバスケットを…」とコメントしていたが、どんなことを期待しているか



バスケットのスタイルもそうですし、よりアップテンポだと見ている方もよりワクワクすると思うのですが、それと同時にライアンがもたらすポジティブエナジーで選手がよりパッションを表に出すことで、ガッツポーズだったり、叫ぶだったりだとか、チームワークで一体感という、われわれは「ブラザーフッド(兄弟愛や強い絆・連帯感)」と呼んでいるんですけども、兄弟たち、自分たちの力で一体感を持って戦う、戦い合うというところを大事にしています。そういったところのプレー以外の選手のアクション、行動もみなさんに伝われば一緒に楽しく、ワクワク、エキサイティングになるんじゃないかなと思います。



記者の質問に答える伊藤大司GM©Basketball News 2for1


ライアン・リッチマンHCの囲み取材でのコメント



ーーA東京のHCに就任した背景と、今シーズン残していきたいことや変えていきたいことは



A東京に決めたというところに関しては、もちろん大司さんをはじめ会社として素晴らしい会社だなと思って、それがA東京を選んだきっかけでもあります。それに加えて伝統のあるクラブ。日本のバスケットボールの話をするときにやはり「アルバルク東京」という名前が一番最初に上がってくるようなチームだと思っているので、そういった伝統のあるチーム、そういった格式の高いチームというところに強く惹かれました。また、そういったチームで指揮を執りたいというところが僕自身の目標でもありましたので、そういったところでA東京を選ばせていただきました。



もちろん以前からA東京は伝統のあるチームだと言っていましたので、そこから僕自身が入ってきたから全てをガラッと変えるのではなくて、既存の選手もそうですが、今までこのA東京をつちかってきて育てあげてきた方々にもすごく敬意を持っているので、僕自身が来たからすぐに全部を変えるというわけではないありません。ここにいる全員もそうだと思うのですが、正解というのが何かというのは全く分からない状態だと思っているので、そこはお互いがしっかりと歩み寄りながら自分たちの正解を見つけていくということがすごく大事なことだと思います。



チーム一丸となって、みんなで取り組みながら自分たちのA東京として次に正解になる、優勝をもたらせるような方程式をしっかりと探していきたいです。また、ここから今年1年だけではなくて、継続的にこのチームが優勝争いをできるチームというのをつくりあげていきたいと思っているので、そういったチームづくりをしていきたいと思っています。



A東京のライアン・リッチマンHC
A東京のライアン・リッチマンHC©Basketball News 2for1


安藤周人の囲み取材でのコメント



ーーチームに還元していきたいとキャプテン就任のコメントをしていたが、具合的にどんなことを還元していきたいか



全員をサポートしていきたいのはそうですし、試合の流れとかそういったところに人一倍敏感にならなければいけないと思います。悪い流れになった瞬間にチーム全体をもう一回、選手のモチベーションを上げたりだとか、今何をするべきなのかを瞬時に判断しないといけないのがキャプテンだと思いますし、選手個人個人にどういう言い方をしたらいいのかということも考えなければいけないですし、強く言っていい選手もいれば、あまり言い過ぎるとしゅんとなってしまう選手もいますし、そういったところもいろいろと見ながらチーム全体を盛り上げていければいいかなと思っています。



ーーこれまでプレーとしてチームを引っぱってきて、今回キャプテンに就任したことで心の変化、意識の変化はあるか



今までのミーティングなどでも率先してものを言うようにはしていたので、キャプテンだからといって毎回こう言うことはないと思いますし、僕ら(キャプテン3選手)以外にも発言はもちろんしてもらいたいなと思っています。



その中で率先して言うのが僕ら3人だなと思うので、やっぱり言いたいことを言える関係にはならないとチームとしても良くならないと思います。ライアン(リッチマンHC)も常に「ハドルアップしろ(ハドルを組め)」というふうに言っている。コミュニケーションを大事にしているコーチなので、選手間で常にコミュニケーションを取るのはそうですし、この3人がHCとコミュニケーションを取らないとなというのももちろんありますし、いろいろな選手とコミュニケーションを取りながらチームとしていい方向に持っていけたらなと思います。



ーーリッチマンHCのコミュニケーション能力の高さがとても新鮮な感じを受けるが、HCの印象はどうか



本当あのままですよ、練習中も。常にチームを盛り上げようとしてくれていますし、本人はそんなつもりはないんですけど、練習のペースがすごく早いので急かされているような感じはあるんですけど、それでもやっぱり次、次、次みたいな。ミスしても「次に切り替えよう」みたいに、物事をすごくポジティブに考えているコーチなので、それで一人一人が落ちこむひまもなく次、次、という感じなので。本当にコミュニケーションの取り方がすごく上手だなと思いますし、毎回選手の誰かと話していますし、選手とのコミュニケーションをすごく大事にしているんだなと思います。



記者の質問に答える安藤周人©Basketball News 2for1


小酒部泰暉の囲み取材でのコメント



ーーこれまでは自分一人で消化していたことも、キャプテンに就任したことでチームで共有して消化していかなくてはいけないが、その辺りの気持ちはどうか



昨シーズンあまりうまくいっていない時もそうですし、自分から言えずにフラストレーションを溜めてしまって。言おうとしてはしていたんですが、言わない方がチームとしてうまくいくのかな、水を差してチームの雰囲気が悪くなってしまうよりもいいのかなと思っていて、結局最後ああいう形で終わってしまって、言えばよかった…という後悔もしている。キャプテンになるならないにしろ、今シーズンは自分から発信しようかなと思っていたところだったので、そこはキャプテンとしてもそうですし、プレーヤーとして多くコミュニケーションを取っていきたいなと思ったので、そこは頑張ってやっていこうと思っています。



ーー千葉ジェッツ時代のディー・ジェイ・ホグはとてもやっかいな選手だったと思うが、同じチームになって印象は変わったか



外国籍の中で一番好きなんですよ、千葉の時から。プレーがスマートというか、スリーも入るし、対戦したときにけっこう嫌な選手だった。個人的には好きなので、来てくれて嬉しいです。



記者の質問に答える小酒部泰暉©Basketball News 2for1

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