昨シーズン、島根スサノオマジックに特別指定選手として加入した新井翔太。今年1月に行われた初のBリーグドラフトでは指名を受けられず、2月にチームに加入。20試合に出場し、平均6.9得点2.9アシストを記録して存在感を示した。今シーズンは横浜エクセレンスと契約した上で島根へ期限付き移籍し、プロとしての1年目を新リーグ「Bプレミア」で迎える。「ドラフトされた選手よりも必ず結果を出したい」と意気込む172センチのポイントガードに、ルーキーイヤーへの思いを聞いた。

武器のドライブに「3Pシュート」も磨く
――昨シーズンはシーズン後半での加入だったが、印象に残るプレーが多かった。自分自身でリーグの中で一番通用する、有効になると思ったプレーは
全体的にオフェンスの部分は通用するなというのは思っていて、具体的にはドライブでゴールまでアタックして、だめだった時にちゃんと味方にアシストできるというところが一番通用するかなとは思いました。
――今シーズンは他のチームもスカウティングの解像度を上げてくる。開幕までに個人的に準備していることは
個人的には、昨季の課題であったディフェンスの部分を、最近練習が始まってからオフェンスよりも力を入れて、自分なりにやっているようにはしています。オフェンスの部分は、3ポイントシュートがしっかり打てて、それを確率よく決められる選手が一番強いと思っているので、確率の部分は常に今、準備しています。
――ディフェンスで特に意識して取り組んでいる部分は
新しくチームに加入したコーチからも結構言われているのですが、前からプレッシャーをどんどん与えてくれというのはずっと言われていて、そこでのハッスルだったり、スティールだったり、まずは気合の部分はちゃんとトライしてやっています。
――練習を重ねる中で、どのくらい積み上がってきた実感があるか
オフシーズンの中でオフェンスのところは常にやっていたので、少しずつではありますが、昨季よりは良くなっているかなというのは思っています。ディフェンスはまだ対人練習が始まったばかりなので、成長しているかどうかはまだ分からないですけど、確実にやりたい気持ちというか、気持ちの部分はついてきているので、少しずつかなと思います。

「チームを勝たせられる選手でありたい」
――Bプレミア初年度、同学年の選手に対してここだけは負けたくない点と、「自分のここを見てほしい」という点は
見てほしいところで言うと、見ている方が楽しんでもらえるようなプレーだったり、自分なりの唯一無二なプレーヤーにはなりたいと思っているので、そういったところはみんなに見てほしいです。同世代には、自分にしかできないプレーが必ずあるので、そこの自信を持ったところは絶対に負けないようにしたいなと思っています。
――同世代で特に意識している選手は
Bプレミアで同世代となると、みんなドラフトで指名された選手しかいないので、自分よりちゃんと結果を出している選手だという認識です。誰がどうこうというより、みんなよりも結果を出したいなというのはあります。誰がというよりかは、みんなに勝ちたいなというのはあります。
――今シーズンの個人的な目標は
今シーズンはルーキーイヤーで、さっき言ったようにドラフトにかかっていない選手は自分だけなんですけど、ドラフトされた選手よりも必ず結果を出したいです。ルーキーなので新人賞があると思うので、新人賞を取りたいなというのも少なからずありますし、それよりもチームをちゃんと勝たせられるような選手でありたいなと思っています。
――今シーズンは本格的に外国籍選手とプレーする最初のシーズンになる。ハンドラーとして生かすために必要なことは
新加入選手のハイライトなどは見させていただきました。今年の目標としてボジッチHCが早い展開のバスケットをしたいと言っていたので、早い展開にするには自分を含めたガードがペースを上げるしかないと思っています。そういった時に、どう外国籍選手を引っ張っていけるか。ニック・ケイは本当に助けてくれますし、すごい方なので、そういった方たちに対してちゃんとリスペクトを持って接していきたいなというのはあります。

――今シーズンは初めて松江市総合体育館でプレーする。初めてのホームコートへの意気込みは
初めて自分も松江でプレーするので、自分のイメージでしかないんですけど、カミアリーナよりももっと熱い声援だったり、ファンとの距離がすごく近いと思っているので、そういったところは自分の中ですごくワクワクしています。ホームコートでできるというのはすごくうれしいことなので、必ず観に来てくださるブースターの方たちのために、しっかり戦っていきたいなと思っています。
(中国支局)
