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プレシーズンで千葉Jに惜敗の信州ブレイブウォリアーズ ジャッド・フラベルHCは手応え「戦いぶりを誇りに思う」 フィジカルなプレーに収穫




 Bリーグ1部(Bプレミア)の信州ブレイブウォリアーズは5日、ホームで千葉ジェッツと今季初のプレシーズンゲームを戦い、99-105で敗れた。チーム体制が大きく変化した今季の初陣を勝利で飾ることができなかったものの、強豪クラブ相手に終盤まで接戦を演じるなど、手応えと開幕までの改善箇所が明確になった試合だった。



 信州はフィールドゴールの試投数は千葉Jの68本より10本多い78本、リバウンドは36個に対して50個を記録。ジャッド・フラベルヘッドコーチ(HC)が求めるテンポの速い攻撃や、フィジカルに激しく戦うというコンセプトを体現していた。



 信州は古川孝敏がチーム最多の17得点、エリエット・ドンリーマイク・ダウムがそれぞれ16得点を記録。試合後の記者会見ではフラベルHC、ダウム、東海林奨が記者の質問に答えた。






ジャッド・フラベルHCの千葉J戦後コメント



ーー千葉J戦の総括



初戦を終えて、ロッカールームで選手たちに話したのですが、彼らが見せた努力とエネルギーの高さには本当に誇らしい気持ちです。このチームには素晴らしい闘争心があります。初戦ですから、映像を見返して修正すべき点や細かい課題はたくさんありますが、全体として、今日の彼らの戦いぶりを誇りに思います。



ーービッグマンのマーカス・リーがフロアダイブしながらルーズボールを追いかけたり、攻守でフィジカルなプレーを見せていた。チーム全体を見た時にフラベルHCが求める激しさは遂行できていたか



ルーズボールの争奪戦を制すること。フィジカルなプレーやリバウンドで勝つこと。特にリバウンド数では相手を圧倒しました。(信州50本、千葉J36本)これこそが、このチームが目指す「チームのアイデンティティー」そのものです。マーカス・リーがルーズボールを追ってフロアに飛び込んだプレーなどは、まさにその象徴と言えるでしょう。1番から12番までの全選手が、同じような姿勢でプレーしてくれることを願っていますし、このチームの選手たちがその覚悟を持っていることは間違いありません。



記者の質問に答えるジャッド・フラベルHC(左)©Basketball News 2for1


ーー東海林奨について、第3Qのブザービーターや、第4Q終盤で同点に追いつく3ポイントシュートを決めるなど活躍を見せていたが、評価は



スス(東海林)はプレシーズン中、非常に良い練習を積んできました。Bプレミアでのプレーは大きなステップアップになりますが、多くの選手にとって、こうした経験や機会を得られることは素晴らしいことだと思います。彼はシュートも良かったです。我々は選手全員に積極的にシュートを打つよう伝えてきましたし、実際、数字を見ても3ポイントシュートの成功率(45.2%)は非常に高かったです。チームにはシュート力のある選手が揃っているので、私やコーチ陣としては、彼らの自信を最大限に高めていきたいと考えています。東海林奨選手もそうですし、他にも多くの選手が良いシュートを放ち、素晴らしいプレーを見せてくれました。



ーーハイスコアの展開となったが、「本当は何点に抑えたかった」というような基準は既にあるのか



具体的な数字はまだ決めていません。プレシーズンのまだ早い段階ですし、今は互いのことを知り、このグループやチームがどのようなものになり得るかを探っているところです。今後、時期が進めば、そうした数字の目標に向けて取り組んでいくことになるでしょう。しかし、現時点で何よりも重要なのは、選手たちを一つにまとめ、チームとしての連携を築き上げることです。そして、ファンや周囲の人々、そして自分たち自身に対して、今年どのようなプレーをしたいのか、その姿勢や方向性をしっかりと打ち出していくことだと思っています。



マイク・ダウムの千葉J戦後コメント



ーー千葉J戦の総括



多くの収穫があったと思います。みんなが第1クォーターから第4クォーターまで、本当に全力でプレーしました。もちろん改善すべき点はありますが、今日(5日)のチームには非常に多くのポジティブな要素がありました。



ーー昨季ぶりに信州ブレイブウォリアーズの一員としてプレーした感想と、今季のチームに対する印象



この組織やファンの皆さんのもとに戻ってこられたことは、本当にうれしく思います。今季は新しいチーム体制になりましたが、それもまた楽しみなことですし、信州ブレイブウォリアーズを再び代表して戦えることは、私にとって本当に特別なことです。



シュートを放つマイク・ダウム(右)©Basketball News 2for1


ーー今季はトップリーグへの参戦となるが、意気込みは



とても興奮しています。トップリーグで信州を代表して戦えるのは素晴らしいことです。各地の素敵な都市やファン、アリーナを経験できるのは本当に楽しみです。ただ、私たちとしては、シーズンを通してチームとしての結束を保つことが何よりも重要であり、それこそが勝利につながると考えています。



ーーフラベルHCのバスケに触れた感想は



フラベルコーチは素晴らしいコーチです。私は日本での2年目、彼は1年目ということで、彼自身もまだ学んでいる最中ですし、私たちも、彼のスタイルにどう適応するのがベストかを探っているところです。でも、選手たちは彼の「速い展開で激​​しくプレーし、フリーなら迷わずシュートを打つ」というスタイルを本当によく受け入れていると思います。選手たちが自信を持ってシュートを打てるようになると思います。



東海林奨の千葉J戦後コメント



ーー千葉J戦の総括



今日の試合は出だしから「アグレッシブにやる」っていうところは結構できたなと思います。 良い入りができて、そこから千葉Jさんに追いつかれて、点数を広げられた場面もありましたが、それをまた自分たちが追いつくことができました。最後はイーブンのゲームまで持っていけたので、勝ちきれなかったところは悔しかったですけど、プレシーズンとしては自分たちにとっては良いゲームができたのかなと思います。



ーー自身はトップリーグでのプレーが初めてとなるが、千葉J戦は自信につながったか



試合を通してやれる自信が少しつきました。でも、入りのところでいきなりターンオーバー(TO)を2個することもあり、試合を通して5TOしているっていうのは、良くなかったところです。そこは改善点ですが、シュートやアタックのところは少し自信持てるところもあったので、そこは積み上げていきながら、悪いところは修正していきたいと思います。



記者の質問に答える東海林奨©Basketball News 2for1


ーー試合後は古川孝敏と話しているシーンも見られたが、どんな話をしていたのか



ディフェンスの部分を相談していました。特に後半は千葉Jさんにやられてしまったところがあったので、コーチから言われた守り方に加えて、自分たちがどのような守り方をすればもう少し守れるかといった内容を古川さんと話していました。自分としても古川さんから良いアドバイスをもらえたので、次回このようなゲームになる時はもう少し良い守り方ができると思います。



ーーフラベルHCのバスケスタイルの印象は



昨季の(勝久)マイケルさんも今季のジャッドさんのどちらにも良いところがあると思っています。昨季はハーフコートバスケで、読みや細かいところまでやるというスタイルでしたが、今季はそれ以上に、速い展開のバスケットをすることがジャッドさんのバスケだと思います。そこはすごく変わったところで、アジャストするのも難しかったですが、今のメンバーには合っているバスケだと思います。どんどん伸ばしていけたらなと思います。



(芋川史貴)


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