Bリーグ1部(B1)は23日、横浜アリーナでチャンピオンシップ(CS)ファイナルの第1戦が行われ、西地区1位の長崎ヴェルカは同3位の琉球ゴールデンキングスに69-71で敗北。ファイナル優勝へ、後がない状況へと追い込まれた。
高確率な3ポイントシュートやテンポの速いオフェンス、機動力のあるディフェンスを武器に初のファイナル進出を果たした長崎。しかし第1戦では、序盤から得意のシュートが決まらず、第1クォーターのフィールドゴール成功は15本中2本のみと大ブレーキ。11点のビハインドを背負い、試合を進めていく展開となった。それでも第2Q以降はイヒョンジュンやスタンリー・ジョンソンら主力陣が得点を重ねると、堅いディフェンスで琉球を苦しめ、徐々に差を詰めていく。
6点ビハインドで迎えた第3Qには得意の速攻などでリズムをつかみ、一時はリードを奪う。その後は一進一退のシーソーゲームとなったものの、大事な場面でフリースローを決めきれなかったり、琉球に連続でオフェンスリバウンドを許したりして最後までとらえきれず。1ゴール差で涙を飲んだ。
長崎は第1戦では、ジャレル・ブラントリーが22得点、馬場雄大が16得点、ヒョンジュンが16得点、ジョンソンが11得点を記録。得意のフリースローが21本中12本(成功率57.1%)しか決まらず、リバウンドでも琉球の50本に対して33本と差をつけられる形となった。
試合後の囲み取材で記者の質問に答えたブラントリー、松本健児リオン、熊谷航のコメントを紹介する。
松本健児リオンのファイナル第1戦後のコメント
ーーファイナル第1戦の総括
琉球相手は本当にリバウンドの戦いになるとはチームで話してたんですけど、そういった部分で前半オフェンスリバウンドを取られてしまったのと、シュートを簡単に打たしちゃったんで、それで決められたっていうのがあります。長崎としても前半はいいシュートを打ててたんですけど、そこで入んなくて、リズム崩して、一対一で打開しようとしたりという展開があったんで、明日(第2戦)はよりチームでまとまってプレーすればしっかり勝てると思うので、そこをしっかりやっていきたいなと思います。
ーー琉球は今年CSを戦ってきた相手の中でもフィジカルだと思うが、どのように感じたか
そこはもう予想もできましたし、ただうちもそれ以上にフィジカルなチームだと思うので、そこをしっかり見せたいなと思います。
ーー3Pが入らない中で、どこをカバーや修正をしていきたいか
いいシュートは打っているので、どこもカバーする必要はないと思いますし、それが入らないからって、いつもと違うことをやり出したら、またチームとしてリズムが違うくなると思う。シュートは水物なので入れない時もあるんですけど、しっかり正しいプレーを選択していけば絶対シュートも入ると思いますし、自分たちの流れが来ると思うので、変わらずやりたいなと思ってます。
ジャレル・ブラントリーのファイナル第1戦後のコメント
ーーファイナル第1戦の総括
琉球はいいチームでしたし、長崎にとって本当に厳しい戦いでした。見ての通り、1ポゼッション差で負けていますし、明日は挽回して、もっと激しく戦わなければなりません。まだまだ成長の余地がありますし、もっとよくなれると思いますし、フリースローを決めるチャンスも沢山あったと思います。いつも逆境を乗り越えてきたので、この難しい状況でも必ずバウンスバックします。

ーー長崎で一番長くプレーしているが、ファイナル進出についてはどのように感じているか
私にとって長崎ヴェルカという存在は家族ですし、長崎そのものが私にとっては全てです。長崎がどれほど長い道のりを歩んできたかを知ってるからこそそう感じられます。私たちが今、この場所にいられることがどれほど大切かもよくわかっています。
ーー第2戦に向けての意気込みは
改善すべき点はたくさんあると思います。フリースローやリバウンド、もう少しシュートを決めることもできるかもしれません。しかし言い訳はできません。だから明日また戻ってきて、もっと改善してプレーします。
熊谷航のファイナル第1戦後のコメント
ーーファイナル第1戦の総括
(試合の)入りで少し自分たちらしくできなかったところが、最後追い上げる時にその点差の分だけ響いたかなと思います。

ーー第1戦での手ごたえや課題について
やっぱり自分たちがやることをやっている時は点差も詰まっていましたし、自分たちの流れは来ていたんですけど、その時間を長く続けられなかったところが多かった。そこはどうしても琉球さんのリズムになってしまっていたので、また明日ゲームあるので、そこは切り替えたいと思います。
ーーCSはここまでホームで戦ってきて、ファイナルでは中立地での開催となったが、なにか違いは感じたか
もちろん会場が違うので、リングの雰囲気だったりとかも違うので、そこは感じましたけど、向こう(琉球)も同じなので、そこは。
ーー個人として初のファイナルとなるが、前日はどのような思いで過ごしたか
この 1 年間、あっという間に過ぎましたし、本当に60試合、毎試合毎試合を全力で戦った結果、このような素晴らしい舞台に立てたので、何かすごく高まるものがあった。ただ、睡眠はしっかりとりました。
(滝澤俊之)
