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琉球ゴールデンキングスに見えた課題 桶谷大HC「隆一がいない時にステップアップしなくてはいけない」 FE名古屋戦で1勝1敗


琉球ゴールデンキングスの桶谷大HC

 Bリーグ1部(B1)は1月31日と2月1日の両日、各地でレギュラーシーズンの第21節が行われ、西地区4位の琉球ゴールデンキングスはアウェイの名古屋市枇杷島スポーツセンターで、同地区10位のファイティングイーグルス名古屋と対戦した。

 第1戦、序盤からFE名古屋の3ポイントシュートが高確率で決まり、追いかける展開となる。アレックス・カークデイミアン・ドットソンを中心にFE名古屋のゾーンディフェンスを打開するも、終盤までなかなか追いつくことができない展開に。第4クォーター、この日5本目となるドットソンの3PシュートでFE名古屋をとらえると、ジャック・クーリーがゴール下で存在感を発揮。小野寺祥太のテイクチャージなど小技も光り、88-85で接戦を制した。

 翌第2戦、前半こそ36-30とリードして折り返すも、後半に入るとFE名古屋のインテンシティーの高いディフェンスの前にオフェンスが停滞。ヴィック・ローの個人技や第3Q終了間際の佐土原遼のブザービーター3Pでなんとか同点で第4Qに入るも、悪い流れを断ち切ることができず。点差を広げられ、最終的には61-73で敗れた。

 第2戦では琉球はローが27得点と孤軍奮闘。第1戦で24本獲得したフリースローがこの日は前半の2本のみにとどまったほか、リバウンドでも両日ともに上回られ、攻守で課題を残した。試合後の記者会見では桶谷大HC脇真大が記者の質問に答えた。

桶谷大HCのFE名古屋戦後コメント

――FE名古屋戦(第2戦)の総括

前半はヴィックに助けられていて、トランジションのところで簡単に走られているところがあったくらいでディフェンスも悪くはなく、FE名古屋さんのシュートも落ちていたので、リードして折り返せていた。後半入ってから、ガード陣のところがゲームの支配力がなくなっていって、何をしたらいい?とパニックになってしまい、結局ポイントが全然つかめず、最終的にヴィックの1対1に任せてしまうようになってしまったと思います。

プレーをコールしているんですけど、一つ一つの質が全部悪くて、それこそヴィックだけじゃなく、隆一(岸本)がいない時に、他の選手がもう少しステップアップしていかなくてはいけない。もちろんマツ(松脇)もそこを頑張ってシュートを打ちにいったけれど、それも入ってなかったのもありますし、颯(荒川)も積極的にいって、幸也(小針)も出てやっていたんですけど、そういったところがこういうゲームになった時に脆さが出てしまう。

もちろん「ああ、だめやな」という試合だったとは思うんですけど、とはいえ、今までと違う風景の負け方かなと思っています。ヴィックに関しては結局そうなるんですけど、ただ隆一がいない状態でのクロージングゲームで崎濱、小針のどっちが出るのという状況の中で(出られずに)、悔しい思いをしたと思うので、ここからリバウンドのメンタリティーを出して上がってきてほしいと思います。

記者の質問に答える桶谷HC©Basketball News 2for1

――今節、先発メンバーを変更した意図は

前回の試合で、颯(荒川)のところの調子が上がってこなかったのと、後ろに岸本がいない中、セカンドユニットに荒川がいて、そこでピックを使うという、誰がハンドラーになるかというところでそこは変えました。

――第1戦からプレータイムが伸びた荒川について

昨日(第1戦)も悪かったわけではなく組み合わせのところで、いつもはアレックス(カーク)と組んでいるんですけど、ジャック(クーリー)と組んで、今日(第2戦)もあったんですけど、良いパスを出しているんですけど、僕たちはポケットゲームをやりたかったんですけど、ジャックはダイブしていってボールが後ろにそれたり、本当にちょっとした角度なんですけど、その角度がアレックスと組んでいないことでずれてターンオーバーになっていました。これは彼だけの問題じゃなくて、これからそこを誰と出ても合わせていけるようにお互いに周波数というかリズムを合わせていきたいと思います。

――外国籍選手に得点が偏っている現状と、日本人選手の得点について

やっぱりクローズアウトゲームをしっかり作って、そこでちゃんと決めきれるかがとても大事だと思います。良いハンドラーがいたらって思うんですけど、(岸本)隆一がいない中で、どう彼らが点を取るのかと言ったら、しっかりクローズアウトゲームを作って、そこで良い判断をして決めることが重要だと思います。今日(第2戦)もマツ(松脇)が6本、颯が5本シュートを打っていて二人で11分の1なのでこういうのを、もっと決めていけるようにならないといけないと思いますね。

脇真大のFE名古屋戦後コメント

――FE名古屋戦(第2戦)の総括

本当に苦しいゲームで、僕たちが打てるところでシュートを打たなかったり、ドライブのところでの判断のミスで点差が広がってしまったりしたので、そこは責任をもってプレーしたいと思います。僕もそうですけど、大事なところでシュートをミスしたり、相手に速攻をされるシーンがあったりしたので、そこを切り替えてやっていきたいです。

水曜にすぐEASLのホームゲームが待っているので、集中してまた戦っていきたいと思います。

記者の質問に答える脇真大©Basketball News 2for1

――辛勝の第1戦を受けて、第2戦で改善しようとしたところは

第1戦はリバウンドの部分で負けてしまっていたので、そこはドミネイト(支配、圧倒)しようと話はしていたんですけど、今日(第2戦)もなかなかうまくリバウンドが取れなくて苦しい時間帯が多かったなと思います。まず、簡単なトランジションにつながるターンオーバーをなくそうという話をしていました。FEが本当に速いバスケットを展開してくるので、ミスをしてしまったら逆速攻されるというのがあったんですけど、それを(セカンドユニットで出た)僕たちもやってしまって、それが今日こういうゲームになってしまった要因かなと思います。

――外国籍選手に得点が偏っていて負担が大きいことについて

僕もそうですけど、日本人選手がもっと得点を取らないときつくなってくると思います。ヴィック、ジャック、アレックス、ドットのシュートが入らなかったときに、こうやって苦しい展開になっちゃいますし、そこで僕たちが一歩二歩ステップアップしなくてはいけないと思っています。(外国籍選手の)負担が大きすぎるので僕たちがもっとやらなくてはいけないと思っていますがなかなかうまくいっていなくて、そこは僕たちの練習でもっと身につけていきたいと思います。外国籍たちの負担を減らせればもっと良いゲーム展開になりますし、速いバスケットボールもできると思うので日本人選手もしっかり責任を持ってプレーしていきたいと思います。特に自分もこうやって試合に出させてもらっていている限りは、この2試合自分はゼロ点で本当にチームに迷惑をかけているので、そこは責任を持って、自覚を持ってやっていきたいと思います。

(高久理絵)

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