かんぽ生命保険の不正販売への関与を理由に違法に懲戒解雇されたとして、札幌市の日本郵便元社員2人が日本郵便に対し、社員としての地位確認などを求め、札幌地裁に提訴したことが8日、分かった。  日本郵便によると、3月までに3000人超を処分し、28人を懲戒解雇したが、不正販売をめぐる懲戒解雇の違法性を問う訴訟は全国で初めて。提訴は2月12日付。  訴状などによると、原告は40代の男性2人で、北海道内の郵便局で保険営業を担当していた。「契約者の意向を把握せず、新規保険契約を結んだ」として、昨年8~9月に解雇された。  2人は契約者の意向を確認し、上司による審査も経て契約成立が認められていたと主張。仮に懲戒理由が合理的でも、処分が重過ぎると訴えている。  日本郵便の話 懲戒処分は適切に行った。係争中のため、コメントは差し控える。 【時事通信社】

情報提供元:時事通信社
記事名:「保険不正販売「解雇は違法」=日本郵便を提訴―札幌地裁