【プノンペンAFP=時事】カンボジアで絶滅の危機にひんして保護されている希少なカメ、ロイヤル・タートルが飼育下で初めて産卵した。自然保護団体が今週、明らかにした。同国の動物保護活動にとっては大きな成果となる。(写真はカンボジア・ココン州の保護センターで確認されたロイヤル・タートルの卵。野生生物保全協会提供)
 野生生物保全協会(WCS)は2日、飼育中のロイヤル・タートル5匹が計71個の卵を産んだと発表した。
 正式にはサザン・リバー・テラピンに分類されるロイヤル・タートルは、捕獲や川砂の浚渫(しゅんせつ)により、繁殖地である岸が破壊され、カンボジア国内では2000年に絶滅したとみられていた。しかしその後、巣が発見されて保護活動が慎重に始められた。
 WCSの自然保護プロジェクトの責任者は、「雌のロイヤル・タートルは、2006年に保護センターで順調に育ち始めたが、飼育中のロイヤル・タートルが産卵したのはこれが初めてだ」と語った。
 今後は、ふ化用の人工的な巣をつくるか、このまま様子を見るという。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2021/03/10-13:49)

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記事名:「 カンボジアの希少なカメ、ロイヤル・タートルが飼育下で産卵 国内初