【ムンバイAFP=時事】インドの「スパイスキング」とも呼ばれた、ダランパル・グラティ氏が死去した。97歳。手掛けたスパイスのブランド「Mahashian Di Hatti Spices(MDH)」は、インド家庭の食卓を一変させた。(写真はインド・アーメダバードの店舗で、ダランパル・グラティ氏の顔写真が掲載されたスパイスブランドMDHの商品を持つ男性)
 赤いターバン、真珠のネックレス、口ひげがトレードマークで、自身のイメージはMDHを国内2位のスパイスブランドに押し上げることに貢献した。
 MDHは3日、グラティ氏が心不全で死去したと発表。ツイッターに「スパイスキングに尊敬と名誉を」と投稿した。
 インドの政治家らも弔意を表しており、ラム・ナート・コビント大統領は「訃報に接し、悲しい思いだ。称賛すべき社会活動を行った人物としても知られていた」とツイートした。
 グラティ氏は幼い頃にインドへ移住した元難民。テレビ広告にも登場し、ソーシャルメディアでは長生きのシンボルとしてスター的な存在だった。
 学校や病院を設立する熱心な慈善家でもあり、昨年には民間人に対する勲章としては3番目に高位の「パドマ・ブーシャン」を受章していた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2020/12/07-12:26)

情報提供元:時事ドットコム ワールドアイ
記事名:「インドの食卓を一変させた「スパイスキング」、グラティ氏死去 97歳