【香港時事】香港政府は11日、国家安全維持法に基づき、映画に対する新たな検閲基準の導入を発表した。「国家の安全に危害を加える」内容が含まれていると判断されれば、上映禁止となる可能性がある。  香港には以前から映画公開前の検査制度は存在していたが、暴力や差別表現をチェックし年齢制限などを設けるためのもので、規制は中国本土に比べればはるかに緩やかだった。  香港政府は今回、検査担当者の新たな判断基準として、「国家の安全に危害を加える行為を支持、美化、扇動する」内容の有無といった項目を挙げた。民主派によるデモを扱った作品が主な対象になるとみられ、香港における表現の自由が一段と狭まる事態が懸念される。 【時事通信社】 〔写真説明〕中国の著名芸術家・艾未未氏=2020年10月、ベルリン(EPA時事)

情報提供元 : 時事通信社
記事名:「 「国家安全に危害」なら上映不可=香港映画に新たな検閲