都内に現存する最古の石橋とされる常磐橋(千代田区)が、修復工事を終え、開通した。2011年の東日本大震災でアーチ部分の積石がゆがみ、崩落の危険もあったことから、工事中は通行止めとなっていた。かつて「東京の玄関口」としてにぎわった橋が10年ぶりにお目見えした。  東京駅前にある常磐橋は、同区と中央区をまたぐ形で日本橋川に架かる。江戸時代、常磐橋門の石垣が整備され、常磐橋として使用され始めた。1877(明治10)年からは、それまでの木造から石造りとなった。庭園に造成された石橋を除き最古とみられる。  積石の一つ一つが文化財に指定されているため、修復作業では同じ積石を再利用したが、不足分は岡山、茨城、神奈川各県から石を調達した。区の担当者は「ようやく完成した。歴史を感じながら歩いてもらえたら」と期待をにじませた。 【時事通信社】

情報提供元 : 時事通信社
記事名:「 都内最古の石橋、10年ぶり「復活」=東京都千代田区〔地域〕