ゾゾマリン特有の海風が、この日も強く吹いていた。途中で雨も混じった。オリックスの山本は「ちょっとバランスが崩れた」。ソフトバンクを完封した前回のような抜群の制球力はなかったが、それでも7回1失点にまとめて能力の高さを発揮した。  特に風には少し悩まされた。「変化の軌道が少し違った」。カーブは風を気にし過ぎて、引っ掛けた。使いづらいと見るや、150キロを超える速球と、高速フォークを軸に組み立てて要所を締めた。本人は「最低限の投球で粘れた」。  昨年、オリックスはロッテに大苦戦した。ゾゾマリンでは6連戦6連敗という屈辱も味わった。その相手に、今季最初のカードで連敗は避けたかった。「ビジターで1勝1敗(1分け)で乗り切れたのは大きい」と言った。  節目の100試合登板で今季2勝目。貪欲にいろいろなことを吸収しながら、日々、進化を続ける。「これから経験を積めば、もっといい投球ができる」。さらに高みを目指し、完璧を追い求めていく。 【時事通信社】 〔写真説明〕2勝目を挙げ、観客の拍手に応えるオリックス先発の山本=8日、ゾゾマリン 〔写真説明〕力投するオリックス先発の山本=8日、ゾゾマリン

情報提供元 : 時事通信社
記事名:「 オリックス山本、節目で能力発揮=強風に苦戦も粘る―プロ野球