日本は3番手の佐藤慧が2回目を終えた時点で4位。3位との差は飛距離換算で約3.8メートルだった。ワールドカップ(W杯)通算18勝のエース小林陵は逆転の表彰台を意識して飛んだが、128.5メートル止まり。結局、3位との得点差は開いた。「80点くらいのジャンプはできたが、他の国はすごくいいジャンプをした。エースの仕事はできなかった」と責任を背負った。  1番手の佐藤幸は大飛躍をそろえ、2番手に抜てきされた初出場の中村も十分に役割を果たした。ただ、他のメンバーが力を出し切れなかった。前日の個人ラージヒルで着地した際に転倒した小林陵は首や右太ももに違和感があったといい、「万全ではなかった」。  強豪ノルウェーは主力の欠場に失敗ジャンプが重なり、目の前にチャンスは広がっていた。それでも表彰台に届かず、日本男子は2大会ぶりのメダルなしに終わった。「(小林)陵侑以外がもっと上がってこないと」と佐藤幸。来年の北京五輪を含めた大舞台で存在感を出すため、底上げの必要性を口にした。 【時事通信社】 〔写真説明〕ジャンプ男子団体に臨んだ小林陵侑の飛躍=6日、ドイツ・オーベルストドルフ(EPA時事)

情報提供元 : 時事通信社
記事名:「 果たせなかったエースの仕事=ジャンプ日本男子、力出し切れず―世界ノルディック