starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

アッパーマス層ってどんな人たち?平均収入などの傾向やその上の準富裕層を目指す方法


アッパーマス層とは、純金融資産の合計額が3,000万円~5,000万円未満の世帯のことです。純金融資産3,000万円以上を保有する20代〜70代までの世帯割合と貯蓄状況、平均年収、特徴をまとめました。

資産形成を目指している方にとって、「資産3,000万円」はひとつの目標といえるのではないでしょうか。資産3,000万円以上を保有している世帯は、アッパーマス層と準富裕層、富裕層、超富裕層に分類されます。彼らの特徴や貯蓄状況を知っておくと、資産形成のヒントを得られるかもしれません。

アッパーマス層とは?どんな人が該当する?

アッパーマス層とは、純金融資産の合計額が3,000万円~5,000万円未満の世帯のことです。

日本国内に限ると、アッパーマス層は世帯全体の13.4%ほどとされており、2019年の13.2%から増加しています。また、半数以上の世帯はその下の「マス層」に該当しており、富裕層とまではいえないものの、平均よりも余裕のある暮らしができる世帯といえます。

そもそも保有資産階層とは?

保有資産階層は、野村総合研究所が独自に定義しているマス層〜超富裕層までの階層を分ける基準です。同社は保有資産に関するアンケートを定期的に実施しており、その調査結果をまとめる指標として次の階層を設定しています。

保有資産階層純金融資産保有額
超富裕層5億円以上
富裕層1億円~5億円未満
準富裕層5,000万円~1億円未満
アッパーマス層3,000万円~5,000万円未満
マス層3,000万円未満

上記の「純金融資産保有額」には現金や預貯金、株式、債券、投資信託などの金融資産も含まれます。

各階層の世帯数と世帯割合は、以下の通りです。

階層世帯数世帯割合
超富裕層9.0万世帯0.2%
富裕層139.5万世帯2.6%
準富裕層325.4万世帯6.2%
アッパーマス層726.3万世帯13.4%
マス層4,213.2万世帯79.7%

アッパーマス層以上の世帯は、国内に20.3%いることが分かります。

年齢層ごとのアッパーマス層以上の世帯割合と貯蓄状況

アッパーマス層以上の世帯割合と貯蓄状況は、年齢によって傾向が異なります。ここからは金融広報中央委員会のデータをもとに、年齢層別の世帯割合と貯蓄状況を紹介します。

20代の場合

<20代の資産3,000万円以上の世帯割合>

世帯割合
総世帯0.7%
単身世帯0.5%
二人以上世帯1.1%

<20代の貯蓄状況>

平均貯蓄貯蓄の中央値
総世帯185万円20万円
単身世帯176万円20万円
二人以上世帯213万円─

20代でアッパーマス層以上に該当する世帯は、全体の0.7%です。世帯別で比較すると、平均貯蓄は二人以上世帯のほうが多く、3,000万円以上の世帯割合にも少し差が見られました。

また、20代には働き始めたばかりの人や学生なども含まれるため、他の年代に比べるとアッパーマス層以上の割合が低くなっています。

30代の場合

<30代の資産3,000万円以上の世帯割合>

世帯割合
総世帯2.4%
単身世帯2.8%
二人以上世帯2.1%

<30代の貯蓄状況>

平均貯蓄貯蓄の中央値
総世帯515万円150万円
単身世帯494万円75万円
二人以上世帯520万円─

30代の平均貯蓄は約500万円であり、20代に比べると貯蓄の中央値も増えています。総世帯におけるアッパーマス層以上の割合は2.4%、30代では単身世帯(独身)のほうが高くなりました。

世帯にもよりますが、30代は大きな支出を伴うライフイベント(※)が起こりやすい時期です。特に結婚や出産、マイホーム購入などを控えている二人以上世帯は、貯蓄額を増やすことが難しい場合もあります。

40代の場合

<40代の資産3,000万円以上の世帯割合>

世帯割合
総世帯5.2%
単身世帯5.9%
二人以上世帯4.9%

<40代の貯蓄状況>

平均貯蓄貯蓄の中央値
総世帯785万円200万円
単身世帯657万円53万円
二人以上世帯818万円─

40代の平均貯蓄は785万円、貯蓄の中央値は200万円です。この年齢層から世帯別の平均貯蓄が徐々に開き始めており、単身世帯(独身)と二人以上世帯の差は161万円となりました。

その一方で、アッパーマス層以上の割合は単身世帯(独身)のほうが高くなっています。特に子どもがいる世帯は、成長とともに教育資金や食費などの負担が増えるため、貯蓄のペースが下がるのかもしれません。

50代の場合

<50代の資産3,000万円以上の世帯割合>

世帯割合
総世帯10.5%
単身世帯9.6%
二人以上世帯10.8%

<50代の貯蓄状況>

平均貯蓄貯蓄の中央値
総世帯1,199万円260万円
単身世帯1,048万円53万円
二人以上世帯1,245万円─

50代になると、総世帯におけるアッパーマス層以上の割合は10%を上回ります。単身世帯(独身)では9.6%、二人以上世帯では10.8%が資産3,000万円以上を保有しいており、いずれの世帯も平均貯蓄が1,000万円を超えています。

60代の場合

<60代の資産3,000万円以上の世帯割合>

世帯割合
総世帯19.2%
単身世帯16.9%
二人以上世帯20.1%

<60代の貯蓄状況>

平均貯蓄貯蓄の中央値
総世帯1,689万円552万円
単身世帯1,388万円300万円
二人以上世帯1,818万円─

60代のアッパーマス層以上の割合は、総世帯で19.2%です。20代~70代の中では最も高く、二人以上世帯の平均貯蓄は1,800万円を超えました。

60代の金融資産保有額が多い理由としては、定年退職時に受け取る退職金が考えられます。厚生労働省の「就労条件総合調査(平成30年)」によると、91.4%の企業(※)では退職一時金が支給されています。

(※)従業員30人以上の企業が対象。

70代の場合

<70代の資産3,000万円以上の世帯割合>

世帯割合
総世帯17.6%
単身世帯16.1%
二人以上世帯18.1%

<70代の貯蓄状況>

平均貯蓄貯蓄の中央値
総世帯1,755万円650万円
単身世帯1,433万円485万円
二人以上世帯1,894万円─

70代の平均貯蓄は1,755万円、貯蓄の中央値は650万円であり、60代からやや増加しています。その一方で、アッパーマス層以上の割合は下がっており、総世帯では17.6%になりました。

上記のデータは、金融広報中央委員会による「家計の金融行動に関する世論調査」を参考資料にしています。二人以上世帯については、参考資料に記載のデータから「平均貯蓄」と「3,000万円以上の世帯割合」を独自に計算しています。

参照:総世帯(各種分類別データ(令和4年)
参照:単身世帯(各種分類別データ(令和4年)
参照:二人世帯(設問間クロス集計(令和4年)

アッパーマス層以上の業種や年収

ここからは、アッパーマス層以上の業種や年収の傾向を見ていきましょう。

業種別の世帯割合

次は、就業先の業種を見ていきましょう。

世帯主の業種3,000万円を超える世帯の割合
農林漁鉱業10.4%
建設業5.5%
製造業10.5%
運輸業・郵便業5.1%
卸売業・小売業8.0%
宿泊業・飲食サービス業4.1%
医療・福祉3.5%
公務・教育・電気水道業13.1%
その他サービス業9.6%
(参照:総世帯(各種分類別データ(令和4年))

このデータから、「農林漁鉱業」と「製造業」、「公務・教育・電気水道業」に従事している世帯主がいる世帯は資産3,000万円以上が比較的多いと推測できます。ただし、実際の勤め先によって賃金や退職金の額は変わってくるため、上記の結果はあくまで目安として参考にしてください。

年収別の世帯割合

次は、年収ごとの割合をまとめたものです。

世帯年収3,000万円を超える世帯の割合
収入はない2,1%
300万円未満6.0%
300~500万円未満9.9%
500~750万円未満12.0%
750~1,000万円未満16.2%
1,000~1,200万円未満25.1%
1,200万円以上33.6%
(参照:総世帯(各種分類別データ(令和4年))

年収が1,000万円以上の世帯は、およそ半数が資産3,000万円以上を保有していることが分かりました。

アッパーマス層以上を目指す方法

資産3,000万円以上を目指すには、「資産を減らさないこと」と「資産を増やすこと」を同時に考える必要があります。実際にはどのような方法があるのか、以下ではその一例を紹介します。

年収を上げる

世帯年収の多さは直接的・間接的に金融資産保有額に大きな影響を与えているため、年収を上げることで資産を増やしやすくなります。現在の職場のままでは昇給が期待できないのであれば、転職や副業を始めることを検討してみましょう。

支出をコントロールする

資産は少し余裕がでてきたからといっても、支出を抑えずに浪費するようになると、すぐに目減りします。そのため、まずは日々の支出をうまくコントロールし、資産の目減りを極力抑えましょう。無駄な出費を控えるのはもちろん、水道光熱費や通信費などの固定費を見直すことも大切です。

資産を運用して増やす

収入にもよりますが、支出のコントロールによって守れる資産には限界があります。アッパーマス層以上を目指すには、さらに数千万円分の資産を増やす必要があるので、余裕資金を運用することも検討してみましょう。

具体的な資産運用としては、株式投資や投資信託、REIT、外貨預金などが挙げられます。この他にNISAやiDeCoといった税制優遇制度を利用するなどの選択肢があるので、ご自身に合った資産運用の方法を選んでください。

専門家やプロへの相談

資産形成の方法がなかなか見つからない場合は、専門家やプロに相談をする方法もひとつの手です。例えば、証券会社や金融機関の相談窓口を利用すれば、資産額に適した投資商品を提案してもらえる可能性があります。

その他に、資産運用のプロであるファイナンシャルプランナーや不動産経営の専門会社なども、相談先として挙げられます。ただし、最終的な投資判断は自分で行うことになるので、必要最低限の知識はつけておきましょう。

中長期的なプランを立てて、ひとつでも上の階層を目指そう

アッパーマス層は世帯全体の10%程度しか存在しませんが、努力次第ではマス層からでも目指すことは十分に可能です。また、すでに資産3,000万円を保有している場合は、中長期的な資産運用プランを立てることで、準富裕層や富裕層になれる可能性が高まるでしょう。保有資産階層をひとつでも上げたい方は、本記事を参考にしながら計画を立ててみてください。

※本記事は資産運用に関わる基礎知識を解説することを目的としており、資産運用を推奨するものではありません。

The post アッパーマス層ってどんな人たち?平均収入などの傾向やその上の準富裕層を目指す方法 first appeared on Wealth Road.

    Loading...
    アクセスランキング
    1. 「箱だけ出品」もNGに?メルカリが取引ルールを改定、悪質転売への対応強化へ

    2. メルカリが「匿名返品サービス」を提供開始 住所や氏名のやり取りがいらず無料で返品可能に

    3. 世界初 日本発 AI動画生成プラットフォーム Animon.ai 日本国内サービス開始 3分で高品質のプロ級の動くアニメが完成 気になる料金体系をチェック

    4. 猫と犬のかわいさに癒やされる6日間!横浜高島屋で 「ねこ休み展」&「鼻ぺちゃ展」10/29(木)~11/3(火・祝)開催  特別POP UP EVENTや会場限定グッズが登場

    5. 全国34店舗のコーヒーショップ・ロースターが横浜に集結 「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2026」事前チケット販売開始

    6. 原宿の伝説的ハロウィンが11年ぶりに復活!「KAWAII MONSTER HALLOWEEN 2026」10月1日(木)より開催

    7. まだ9月なのにインフル流行入り!? ワクチンは“打って終わり”じゃない、研究で分かったワクチンの効果(抗体応答)を左右する生活習慣とは

    8. 全国34店舗のコーヒーショップ・ロースターが横浜に集結  「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2026」事前チケット販売開始

    9. AI動画生成 DomoAI ドモエイアイ Google最新AI Nano Banana Pro Gemini 3 Pro Image に対応し無制限生成が可能に 圧倒的な制作精度向上と効率化でワンストップAI生成

    10. 福田康夫元首相死去 90歳 首相在任1年、洞爺湖サミット議長

    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2026
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.