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東北農林専門職大学×南東北クボタ×山形県新庄市 スマート農林業に関する連携協定を締結


山形県新庄市は、スマート農林業の普及を目指し、東北農林専門職大学および株式会社南東北クボタと連携協定を締結しました。この協定は、スマート農業技術を用いて地域農林業の課題解決や地域創生を促進することを目的としており、高精度な位置情報システムを使った自動運転トラクターやドローンの活用が期待されています。さらに、高齢農家の作業を省力化し、若者や女性の参入を促進します。協定では研修会の開催、共同研究の実施、次世代の農林業を担う人材育成が進められます。

三者連携による研究開発や技術開発に期待

山形県新庄市が東北農林専門職大学及び株式会社南東北クボタと 「スマート農林業」に関する連携協定を締結

 新庄市ではこの度、スマート農林業のさらなる普及拡大を図るため、東北農林専門職大学及び株式会社南東北クボタとの三者間連携協定を締結しました。協定の締結により、高精度な位置情報システムに基づく自動運転トラクターやドローンの活用方法に関する研修会の開催のほか、三者連携による研究開発や技術開発などが期待されます。
 また、スマート農林業の普及により作業を省力化することで、高齢の農家が農林業を続けられる環境を整えるとともに、若者や女性の参入を促し、担い手の確保を目指します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502264772-O6-bige7SW1
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502264772-O7-EHcq3SA5
▲協定締結式の様子

【連携協定の概要】
(1) 協定締結者
 ①新庄市長 ②東北農林専門職大学長 ③株式会社南東北クボタ代表取締役社長

(2) 協定の目的
  三者がそれぞれ有する人的・物的・知的資源を有効に活用・協働し、地域サービスの向上及び人材の育成、研究開発・技術開発とそれらの普及拡大を推進することで、地域農林業が抱える諸課題に迅速かつ適切に対応し、地域創生の実現に寄与することを目的とする。

(3) 具体的な連携事項
 ①スマート農林業技術に関する地域サービスの向上と普及拡大に関すること
  ●新庄市が行う経営支援ソフト等に関する研修会に対する専門職大学からの講師派遣・会場提供や南東北クボタからのデモ機やRTKライセンスの提供
  ●専門職大学が行う研修会に対する新庄市からの会場提供や南東北クボタからのデモ機やRTKライセンスの提供
  ●南東北クボタの展示会ブースへの専門職大学や新庄市からの職員派遣(営農相談、技術相談、新規就農相談など)

※RTK(リアルタイムキネマティック)とは、既存の衛星測位システム(GNSS)から得られた位置情報に加え、地上に設けた独自の基準局の補正位置情報を加味し、位置情報の精度を上げる技術)

 ②次世代の農林業を担う人材の育成・定着に関すること
  ●専門職大学が学内外で行う授業に対する南東北クボタからのデモ機やRTKライセンスの提供、講師派遣
 ③スマート農林業技術に関する研究開発・技術開発に関すること
  ●専門職大学と南東北クボタ、もしくは三者が相互に連携した共同研究の実施

 
【連携協定の締結式を執り行いました】
三者間の連携について、令和7年2月20日に新庄市役所にて締結式を執り行いました。新庄市長、東北農林専門職大学長、㈱南東北クボタ代表取締役社長はそれぞれ、産学官の連携によるスマート農林業の普及から地域農林業サービスの向上を目指し、連携協定締結書への署名を行いました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502264772-O8-6SqLssd0
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202502264772-O9-M54vXp62
▲新庄市長、東北農林専門職大学長、㈱南東北クボタ代表取締役社長により、協定書に署名が交わされました。


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