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千葉商科大学 学生が町中華の事業を承継 大学前「萬来軒」が11/1に新装オープン


千葉商科大学商経学部4年の芹澤孟さんが、閉店中の町中華店「萬来軒」を承継し、2024年11月1日に新装オープンすることが決まった。 芹澤さんは学生ベンチャー食堂「新天地」での経営経験を活かし、「萬来軒」を再び地域に愛される店にすることを目指す。彼は台湾での経験を通じて「食を通して人々を笑顔にすること」に喜びを見出しており、その思いを新たな店舗でも実現しようとしている。芹澤さんの計画は、来春以降は後輩に経営を引き継ぎつつ、新メニューを開発し、地域の人々に愛され続ける店舗を目指すことだ。「萬来軒」はかつて千葉商科大学の学生や地域の人々に愛されてきたが、店主の健康問題で約2年間休業していた。新「萬来軒」ではラーメンや炒飯、唐揚げなどを中心に、ランチタイムにお弁当も販売する予定である。

千葉商科大学(所在地:市川市国府台 学長:原科幸彦)商経学部4年芹澤孟(せりざわたかし)さんが、町中華店「萬来軒(ばんらいけん)」の事業を承継し、2024年11月1日(金)より、新装オープンする運びとなりました。

芹澤さんは、2年生だった2021年11月から2023年1月末まで学生ベンチャー食堂(※)「新天地(しんてんち)」を経営した実績があります。「新天地」では、「本格的なクオリティー」をコンセプトに、ラーメンのほか、テイクアウト可能な中華料理を提供していました。2023年春からは1年間休学し、学生時代のもうひとつの夢だった台湾留学を経験しました。台湾では恵まれない子どもたちへの支援を中心に、日本食を一緒に作って食べるというイベントなどを開催。あらためて“食を通して人々を笑顔にすること”に喜びを感じたといいます。帰国後に「新天地」の再開を試みましたが、2024年1月の学内選考では惜しくも選外となりました。その後「新天地」を再開するため、キャンパス内でのキッチンカー販売などの可能性を探っていました。

一方、「萬来軒」は千葉商科大学正門前で67年間営業し、多くの本学学生・教職員・卒業生、地域の方々に愛されてきた人気の店舗です。しかし、店主の藤ノ木政勝氏の体調不良により、約2年前より営業を休止し、再開が難しい状況にありました。

萬来軒の状況を知った芹澤さんは、すでに来春からの就職先が決定していますが、学生ベンチャー食堂の経験を生かし「萬来軒」の味を復活させ、この先も続く店にしていきたいと事業承継を決意しました。来春までに経営の基盤を固め、以降は後輩学生に引き継ぐ予定です。定番のラーメン、チャーハンや唐揚げを中心に、さらに新しいメニューも開発し、引き続き地域に愛され、地域の拠点となるような店舗をめざします。

◆新「萬来軒」 店舗概要 
【営業時間】 月~金 ランチ11:30~14:00 / ディナー17:00~20:00 ※土日祝日休み
【メニュー】 ラーメン、チャーハン、ギョーザ、蒸し鶏、チキンカツ、唐揚げ、エビチリなど
       ランチタイムにはお弁当も販売
【座席数】  24席
【所在地】  千葉県市川市国府台1丁目4番6号
【Instagram】 banraiken_cuc

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410298987-O1-9a6Eop3S】   【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410298987-O2-32k70uLw

※千葉商科大学 学生ベンチャー食堂について
起業のチャンスを提供するため、大学が学生たちにキャンパス内の食堂スペース3 店舗の出店権利を与えている。経営体制や衛生管理、収支計画の適正さ、魅力あるメニューと価格かなどを重視した選考を実施。学生経営者は、開業までに飲食店の営業条件となる食品衛生責任者資格の取得や税務署への個人事業の開業届出など、開店に必要な一連の準備を整える。

  

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