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テクノプロ・デザイン社、シュナイダーエレクトリック社とSIアライアンスパートナー契約を締結


製造業界のDX提案を加速し、サステナブルな製造現場の実現を強力に支援

2024年2月22日
テクノプロ・ホールディングス株式会社

AI/データサイエンスやMBD・シミュレーション技術を中心に「製造業におけるDXソリューション企業」を目指す株式会社テクノプロ テクノプロ・デザイン社(本社:東京都港区、代表取締役社長:嶋岡 学、以下「テクノプロ・デザイン社」)は、この度、シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社(以下「シュナイダーエレクトリック社」)と製造業界のDX提案を加速し、サステナブルな製造現場の実現を強力に支援するため、SIパートナー契約を締結したことを発表しました。

 
市場背景とパートナー契約締結の狙い
テクノプロ・デザイン社の主要顧客である製造業では、世界市場の不確実性の高まりやカーボンニュートラル、ネットゼロに向け、エンジニアリングチェーン、サプライチェーンの再構築を推進しています。また、個別最適の観点から進められてきたそれらの活動をさらなる高次元に引き上げるために、DXを軸とした全体最適化を意識した包括的な取組みに対する必要性も問われるようになってきました。
その動きの中で、業務プロセスの一部を削減するようなプロセス改革や、少子高齢化による熟練社員不足への対応としての「KKD(勘・コツ・度胸)」依存からの脱却など、さまざまな経営課題を解決すべく、デジタライゼーションによって業務プロセスの標準化、自働化、予測、最適化などを実現可能にするソリューションが求められています。

テクノプロ・デザイン社は、今回のシュナイダーエレクトリック社とのアライアンスに基づき、同社が所有する多様なデジタイゼーションプロダクトの中から最適な製品を選定、業務の標準化からデータセンシング・データ統合・分析・可視化などのプロセス構築をワンストップで提供し、ものづくり現場のデータ利活用を核としたDX推進支援を行ってまいります。
シュナイダーエレクトリック社は、エネルギーマネジメントとオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションの世界的なリーダーとして、オープンなIoTプラットフォーム「EcoStruxure(エコストラクチャー)」を中心に、ハードウェアからソフトウェア、サービスまで幅広いポートフォリオを有しています。日本においては、製造IoTエッジソリューションとして、業界No.1の接続性※を誇るプログラマブル表示器のPro-faceブランドを30年以上展開してきた歴史もあり、国内外数多くの顧客にソリューション提供が可能なサポート体制が整っています。また、エネルギーマネジメント領域においては、マイクログリッド構築やカーボンフットプリントの見える化ツール、再生可能エネルギーの購買支援、Scope3のカーボンエミッション削減プロジェクト設計など、脱炭素化をサポートする多角的なソリューションを展開しており、ESG経営の世界的な模範企業として、世界で最もサステナブルな企業トップ100社に13年連続で選出されています。
両社のパートナーシップにより、シュナイダーエレクトリック社のオープンなソリューションポートフォリオ、更にはサステナビリティ実現のためのノウハウを、テクノプロ・デザイン社の技術力および現場密着型の支援体制によって、日系企業のものづくり現場に提案・導入する強固な体制が整います。今後、協業に基づく提案活動により、テクノプロ・デザイン社の取引先である700社以上のお客さまに向けて導入実績の獲得を目指します。将来的には、エネルギーマネジメント領域へも協業範囲を広げ、日本市場におけるGHG(温室効果ガス)ネットゼロの工場構築を幅広いソリューションでバックアップします。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202402196733-O1-o3D5I998

※業界No.1の接続性:シュナイダーエレクトリック社調査による。Pro-faceブランドは、業界最多の800以上の機種と接続できるプロトコルを備えています。

 
株式会社テクノプロ 取締役 兼 常務執行役員 菅原義智のコメント: 
シュナイダーエレクトリック社とのSIパートナー契約は、テクノプロ・デザイン社の製造業におけるDXソリューション企業としての使命において、新たなる一歩となります。
製造業界は急速に変化しており、世界的な不確実性や環境への関心が高まる中で、このアライアンスにより、私たちが長年築いてきた経験と、シュナイダーエレクトリック社の先進的なデジタルトランスフォーメーション技術を融合させることで、サステナブルで効率的な製造現場の実現に向けて共に歩んでいくことを楽しみにしています。

 
シュナイダーエレクトリック社 インダストリアルオートメーション事業部 バイスプレジデント 角田裕也氏のコメント:
テクノプロ・デザイン社の技術支援によって、より多くの製造業界の皆様の現場DXや脱炭素化に、当社のソリューションが貢献できることを大変嬉しく思います。高度化・複雑化する製造現場のDXにおいて、鍵となるのはデータです。いかに適切にデータを取得し、その文脈を正しく経営判断に活かせるかどうか。サステナビリティの実現にも、データの活用とそこから生まれる効率化が欠かせません。テクノプロ・デザイン社との協業は、製造現場のデータ活用のために、シュナイダーエレクトリック社のソリューションを現場で本当に求められる形で、よりスピーディーかつ広範囲に提供するという目的において、強力なサポートとなることを確信しています。

 
シュナイダーエレクトリック社のSIパートナープログラムについて
シュナイダーエレクトリック社のSIパートナープログラムは、高い技術レベルを有するシステムインテグレータ企業とのコラボレーションを促進するプログラムで、技術トレーニング・評価機材の提供を行い共同での営業・提案活動を推進するものです。この度のパートナー契約では、技術者派遣において豊富な実績を有するテクノプロ・デザイン社とのコラボレーションによって、シュナイダーエレクトリック社が提供するIoTプラットフォーム「EcoStruxure」やPro-faceブランド、AVEVAソリューション等を組み合わせ、より柔軟に提案できる体制づくりを行います。

 
シュナイダーエレクトリックについて
シュナイダーエレクトリックは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、世界の進歩と持続可能性を同時に実現することを目指しています。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。私たちの使命は、持続可能性と効率性を実現するためのデジタルパートナーになることです。世界をリードするプロセス技術やエネルギー技術と、エンドポイントとクラウドをつなぐ製品、制御機器、ソフトウェアやサービスとを、ライフサイクル全体を通して統合し、その統合された管理を住宅、ビル、データセンター、インフラストラクチャ、各種産業に展開することでデジタルトランスフォーメーションを推進します。私たちは、最もローカルなグローバル企業です。社会にとって意義深い目的を持ち、多様な意見を取り入れ自ら行動するという価値観を持って、オープンスタンダードとパートナーシップエコシステムの拡大に尽力します。

[ウェブサイト] https://www.se.com/jp/ja/

 
テクノプロ・デザイン社について
テクノプロ・グループは、日本および中国、東南アジア、インド、英国、米国などの拠点に27,122人(国内24,125人、海外2,997人)の技術者・研究者を擁する日本最大規模の技術系人材サービスグループです。機械、電気・電子、ITアプリケーション、ITインフラ、AI・データ解析、化学、バイオ、医薬、建築、土木など産業界が必要とするすべての技術領域をカバーする専門領域の広さと高度な技術力が評価され、国内外で常時約2,400以上の企業・研究機関・公共団体・大学に対し、技術を軸とした各種サービスをご提供しています。
テクノプロ・グループの中核会社である株式会社テクノプロの中でも最大の社内カンパニーであるテクノプロ・デザイン社は、 AI/データサイエンスやMBD・シミュレーション技術などの技術分野を中心に7,719人の正社員技術者を擁し、33カ所の拠点と11カ所の開発センターを通じて大手メーカーを中心に製造業、情報産業など700を超えるお客さまの研究開発・設計開発の現場で技術サービスを提供しています。(数値はすべて2023年6月末時点)

[ウェブサイト] https://www.technopro.com/design/

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