2023年度日本PR大賞が決定
2024年1月23日
公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会
「パーソン・オブ・ザ・イヤー」
YOASOBI 氏
(音楽ユニット)
「シチズン・オブ・ザ・イヤー」
Paix²(ペペ) 氏
(「プリズンコンサート」で知られる女性歌手デュオ)
公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会(理事長:牧口征弘、所在地:東京都港区)はこのほど、2023年度の日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に音楽ユニットのYOASOBI氏を、「シチズン・オブ・ザ・イヤー」にプリズンコンサート(刑務所での音楽ライブ)のPaix²(ペペ)氏をそれぞれ選出・決定し、1月22日(月)開催の「新春PRフォーラム2024」において表彰式を行いました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202401235644-O1-bGF1aFp5】
日本PR大賞は、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」としてパブリックインタレスト(公益)に貢献し、かつ話題性、発信力の高さや共感の醸成など、パブリックリレーションズの視点から、この年に最もPRパーソンとして活躍した人を、また「シチズン・オブ・ザ・イヤー」には、持続的に社会や地域の発展に寄与する活動を行い、独創的な広報・PR活動を実践することで、奨励に値する成果を収めた個人またはグループを対象に表彰するものです。
1998年に日本PR大賞として創設して以来、年1回の表彰を行っています。
両賞の選考・授賞理由は以下のとおりです。
<2023年度 日本PR大賞 「パーソン・オブ・ザ・イヤー」>
■受賞者 YOASOBI 氏 (音楽ユニット)
■授賞理由
YouTube の世界楽曲チャートで1 位を獲得するなど、国を越えて老若男女にファンを増やしている。楽曲には原作となる小説があり、物語の世界観を拡げながら共感を得ていくコミュニケーションは、パブリックリレーションズに通じるものがある。また、出版事業の課題からスタートし、内外のステークホルダーを巻き込みながらプロジェクトとして大きな成果を上げていることや、メディアにおいても自らの考えを発信し、TikTok ライブなど様々な手法を活用して双方向に関係を構築していることなど、パブリックリレーションズの基本を体現している点が高く評価された。
■受賞メッセージ
2023年度日本PR大賞 パーソン・オブ・ザイヤーに選出いただき、ありがとうございます。
我々は2人でYOASOBIというユニットをやっているのですけれども、発足時からチームのみんなの力を借りてようやく舞台に立つことが出来ていると思っております。
パブリックリレーションズという意味においては、本当にチームのみんなと作り上げてきていることばかりなので、そういったところを見ていただいて、今回の賞をいただけたのではないかと思っております。
ですので、この賞は僕らとチームのみんなに贈りたいと思います。
これからも頑張っていきますので、応援のほどよろしくお願いします!
※受賞メッセージ動画
https://prsj.or.jp/personcitizen/2023comments/
■YOASOBI氏プロフィール
https://www.yoasobi-music.jp/profile
<2023年度 日本PR大賞 「シチズン・オブ・ザ・イヤー」>
■受賞者 Paix²(ペペ) (女性歌手デュオ)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202401235644-O2-4rgM1301】
■授賞理由
2000年にデビューした女性歌手デュオで、「受刑者のアイドル」と呼ばれている。2002年から刑務所を回って受刑者に歌を届け、眠っている良心を呼び覚ます活動を続けており、これまでに無報酬で行ってきた「プリズンコンサート」やトークセッションは500回を超える。社会復帰した元受刑者とも継続的につながりを持ってお互いの励みとし、刑務所関係者や自治体などと強い信頼関係のもとで連携するなど、パブリックリレーションズの理念に合致した活動を長年にわたって行っている点が高く評価された。
■受賞メッセージ
この度は、このような栄誉ある「2023年度 日本PR大賞」に、私たちの活動を評価し て頂いて、とても感謝しています。
PR(パブリックリレーションズ)の真の意味を知り、「私たちがやってきたことの意味は、まさにこれだったんだ」と改めて学ぶことが出来ました。
Prisonコンサートと称して、これまで23年間、ボランティアで矯正施設(刑務所・少年院)のコンサートをさせて頂きました。
そのコンサート回数は、いつの間にか526回を数えることになり、今では社会復帰された人たちが、コンサートやライブ会場にたくさん来て下さいます。
「社会で頑張っている自分を見てほしくて来ました」
そんな姿を見るたびに、逆に私たちが励まされることが度々あります。
多くの人は矯正施設でのコンサートを「慰問」と表現されます。
しかし、私たちは決して「慰問」という言葉は使いません。その言葉には大きな違和感を感じます。
塀の中に人が居ると言うことは、社会には多くの被害者の方たちがいらっしゃる訳ですから決して「慰問」では無いのです。そして、私たちが一方的に与えることだけでなく、私たちがいただき、学ぶこともたくさんあるのです。
人はそれぞれ心のスイッチを持っています。
心のスイッチを押すことこそ私たちPaix²(ぺぺ)の活動の原点と考えています。
その心のスイッチを押すには、PR(パブリックリレーションズ)の中にある双方向の「信頼」がとても大切だと思います。
この度の受賞に恥じないように、これからも安全安心な社会作りのお手伝いが出来るように研鑽を重ね、PR(パブリックリレーションズ)の理念を多くの人たちと共有できるよう心掛けながら邁進したいと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。
※受賞メッセージ(表彰式)動画 https://prsj.or.jp/personcitizen/2023comments/
■Paix²氏 プロフィール
女性歌手デュオ。保護司。
Paix²は、フランス語で「平和」の意味。二人なので二乗しPaix²(ぺぺ)と呼ぶ。
NHK教育番組のテーマ曲や、社会を明るくする運動の応援メッセージソングを発表する等、多彩な活動が注目される。2002年以降、矯正施設でメッセージコンサートを数多く行っているため、「受刑者のアイドル」と呼ばれる。著書には、NHK教育番組のテーマ曲と同題「SAYいっぱいをありがとう〜塀の中から響く歌声」(実業之日本社)ほか。
※オフィシャルサイト https://paix2.com/
<日本PR大賞とは>
日本PR大賞は、日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)の公益事業として、パブリックリレーションズの普及・浸透のために、「企業と社会の共生」、「公益の実現」などに貢献した人・組織を表彰する制度である。第1回は1998年度。
<ご参考>
■選考方法
日本パブリックリレーションズ協会会員および一般への公募により受賞候補者・団体の推薦を得て、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」、「シチズン・オブ・ザ・イヤー」それぞれ10組程度の候補者リストを作成し、協会会員および有識者・学識経験者で構成された選考委員会での協議を経て、顕彰委員会で決定。
※2023年度 選考委員会
・PRSJ会員 : 4名
・有識者 : 月刊「広報会議」編集長 浦野有代 氏
・学識経験者 : 日本広報学会 理事長 柴山慎一 氏
■推薦基準
◇ 日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」
経済、文化、スポーツ、社会、教育などの分野でパブリックインタレスト(公益)に貢献し、かつ話題性、発信力の高さや共感の醸成など、パブリックリレーションズの視点から、この年に最も活躍した人
◇ 日本PR大賞「シチズン・オブ・ザ・イヤー」
持続的に社会や地域の発展に寄与する活動を行い、独創的な広報・PR活動を実践することで、奨励に値する成果を収めた個人またはグループ(NPO等含む)
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