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住宅展示場の “間取り”は参考にならない!?注文住宅購入者の約4割が家づくりに対して後悔したことが判明


注文住宅の満足度に関する調査で家選びの新DX神器としてVR(3Dシミュレーション)の利用意向は72.5%!

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市)は、住宅事業にて、実現したいライフスタイルを「生き方」からデザインする「LiveStyle Design(リブスタイルデザイン)」をビジョンとして掲げ、お客さまの変化する価値観に寄り添い、お客さまの生活を豊かにする「LiveStyle Solution」の提案を行っています。その中で、2021年7月より、お客様に住宅の完成イメージをよりリアルに体験いただけるVR(3D)シミュレーションサービスを提供しています。

 「家」は人生の中で一番大きな買い物だと言われるからこそ、様々な手段で納得いくまでこだわりたい方が多いのではないでしょうか。
今回は全国男女25~84歳の過去5年以内に新築した戸建て注文住宅に住んでいる人の1,000名を対象に、注文住宅の満足度に関する調査を実施。自分の理想に近づけられる”注文住宅”を購入したにも関わらず、完成した自宅に対して何かしら後悔している方が各世代一定数存在することが分かりました。結果を受けて家を購入する際のポイントなどについて大和ハウスの商品開発担当者よりご紹介します。大きな買い物で買い直しをしにくい「家」だからこそ、今後の住宅購入者に向けた貴重な結果となりました。

 また、大和ハウスは更なる満足度向上を目指して、2023年10月よりVRでシミューレションできるセミオーダーと規格住宅のプラン提案サービスを新たに開始します。直近2年間でご契約いただいた案件を分析して導き出した厳選プランです。更に、平面図だけでなく、3DVRデータを用意し、お客さまによりわかりやすくプレゼンテーションできるプランとなります。

【調査結果サマリー】
①注文住宅購入者の約4割が家づくりに対して何かしら後悔していることが判明。
 さらに家づくりの際にこだわった人が最も多かった「間取り」が、後悔したものTOPにもランクイン。
 こだわっても、後悔を避けられない「間取り」の難しさが浮き彫りに。
 自分の理想に近づけられる“注文住宅”にも関わらず、「非常に満足」と回答したのは2割程度に。

②家選びの際に住宅展示場へ足を運び、参考になったと回答した人は7割程度と一定の評価を得るものの、
 参考にできない理由の中では、「間取りのイメージ」と回答した人は6割以上にも上る結果に。

家を初めて購入した人は「収納」「配線」「使い勝手」「部屋の広さ・配置」等の
 購入前にイメージがつきにくいポイントに後悔する傾向。

そんな後悔を解消する救世主になりそうなのはVR(3Dシミュレーション)だと回答した人が6割以上。
 現在のVR利用率は3割程度に留まるも、今後家選びをする際のVR利用意向は7割以上と期待が現れる。
 実際の使用者も直近3年間で増加の一途をたどる。

住宅展示場の見学に加え、VR(3Dシミュレーション)を使用した人は、
 使用しなかった人と比較して家づくりに「後悔している」と回答する人の割合が約10%低く、
 「間取り」に対しても「満足している」と回答した人の割合が約10%も高まる結果に。

【調査結果詳細】
TOPIC①
注文住宅購入者の約4割が家づくりに対して何かしら後悔していることが判明。
さらに家づくりの際にこだわった人が最も多かった「間取り」が、後悔したものTOPにもランクイン。
こだわっても、後悔を避けられない「間取り」の難しさが浮き彫りに。
自分の理想に近づけられる“注文住宅”にも関わらず、「非常に満足」と回答したのは2割程度に。

 自分の理想に近づけられる“注文住宅”を購入したにも関わらず、購入者の39.3%は自宅に対して何かしらを「後悔している」と回答し(図1)、「非常に満足」と回答した人も19.3%に留まりました。(図4)家づくりの段階で自身の理想に近づけたとしても、居住時をイメージしてベストな選択をするのが難しいと言える結果となりました。
 また、家づくりの際にこだわった点だと70.2%の人が回答し(図2)、TOPのこだわりポイントとなった「間取り」ですが、一方で一番後悔している点としても約半数の51.4%が「間取り」を挙げTOPの項目になっています。(図3)これらより、間取りへの期待値は高くも、居住前の段階で満足度を高める仕上がりにするのは難しいことが分かりました。
  間取りに限らず、家づくりの段階でこだわった点が必ずしも居住後の満足度を高めるとは限らないことが調査からも明らかになりました。                 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O1-9f1EE5G5
    
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O12-FI9lwbN1
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O14-V7g5a2va

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O6-N2Le2R3W

TOPIC②
家選びの際に住宅展示場へ足を運び、参考になったと回答した人は7割程度と一定の評価を得るものの、参考にできない理由の中では、「間取りのイメージ」と回答した人は6割以上にも上る結果に。

 家づくりを助けるツールが多様化しているにも関わらず、88.4%は住宅展示場に足を運んでいることが分かりました。(図5)そのうち78.6%は住宅展示場が「参考になる」と回答。(図6)自宅に対して「満足」だと回答した人も住宅展示場に行った人は91.1%、行ってない人は84.8%と差をつける結果となりました。(図7)
 一方、住宅展示場で“参考にならなかったもの”としては「間取りのイメージができない」との回答が61.3%でTOPとなりました。(図8)こだわった点のTOPだった“間取り”への満足度は住宅展示場の見学では高めにくいと考えられます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O3-3P2JWNW9

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O2-cZ1A4kST
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O9-V63cQB68

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O15-aMXSVPs0

TOPIC③
家を初めて購入した人は「収納」「配線」「使い勝手」「部屋の広さ・配置」等の
購入前にイメージがつきにくいポイントに後悔する傾向。

 初めて家を購入した人は、「収納」「配線(コンセント数・位置)」「使い勝手」「部屋の広さ・配置」等、購入前にイメージがしづらい項目について後悔しやすい傾向があることが分かりました。(図9)
    
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O10-wRGP22V3

TOPIC④
そんな後悔を解消する救世主になりそうなのはVR(3Dシミュレーション)だと回答した人が6割以上。
現在のVR利用率は3割程度に留まるも、今後家選びをする際のVR利用意向は7割以上と期待が現れる。
実際の使用者も直近3年間で増加の一途をたどる。

 自由度の高い“注文住宅”だとしても居住後に後悔する人や、満足度が高くない人は一定数存在し、特に“間取り”は家づくりの段階で居住後のニーズに近づけることが難しいことが分かりました。そんな中、VR(3Dシミュレーション)を使用した場合、自宅への後悔が減るだろうと61.3%の人が回答。(図10)さらに現在のVR(3Dシミュレーション)利用率は3割程度に留まるも(図12)、今後のVR(3Dシミュレーション)での家選び意向は72.5%とVR(3Dシミュレーション)への注目度が分かる結果となりました。(図11)
 実際のVR(3Dシミュレーション)使用者も直近3年間で増加の一途をたどります。(図13)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O5-Lv816xAD
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O4-53wm0cnc
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O16-42iHmd6W

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O8-C027PhJN
TOPIC⑤
住宅展示場の見学に加え、VR(3Dシミュレーション)を使用した人は、
使用しなかった人と比較して家づくりに「後悔している」と回答する人の割合が
約10%低く、「間取り」に対しても「満足している」と回答した人の割合が約10%も高まる結果に。

 約9割が経験している家づくりの主流 “住宅展示場の見学”ですが、住宅展示場の見学のみだと家づくりに対して「後悔している」と回答した人が42.1%、住宅展示場の見学に加えてVR(3Dシミュレーション)を使用した人の回答は34.1%となり、VR(3Dシミュレーション)の使用を組み合わせることで約10%の差が出る結果となりました。(図14)
 また、家づくりの際にこだわった人が最も多かった「間取り」についても「満足している」と回答した人の割合が、住宅展示場の見学に加えVR(3Dシミュレーション)を使用した人だと66.6%、使用していない人だと58.1%と満足感にも約10%もの差が生まれていることが分かりました。(図15)

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O11-2QTWcXJ8
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310040616-O7-I8sZi204

<住宅購入時のアドバイス>
大和ハウス工業株式会社 住宅事業本部マーケティング室顧客体験改革グループ 山口知洋氏
 ・調査結果を受けて:XR技術の進化に伴い、家づくりにおいて住宅をVRで体感することが可能になってきています。そういった背景もあり、VRなどの3Dシミュレーションでの確認を希望される方が増えている実感がございます。調査結果の、この3年の3Dシミュレーション利用率の上昇トレンドはその現れと感じます。コロナ禍で住宅展示場に訪問しづらい状況が続き、この状況を後押ししているものと思われます。ハウスメーカーは、お客さまに失敗しない家づくりをしていただくために、VRなどの3Dシミュレーションによるプレゼンテーションの展開を加速することが益々求められていくでしょう。

 ・業界の話:平面図だけでなく、VRを用いてゲーム感覚で空間構成を把握することで、「こんなはずじゃなかった」という失敗の軽減が期待できます。実際にお客様から3Dシミュレーションで、家のイメージが具体的になり、間取りの再検討を行ったなど、事前の改善アクションに繋がったお声もいただいております。ただ、データ作成に要する時間やコストの関係で、すべてのお客さまにVR提案が難しいといった課題が業界にございます。大和ハウスでは、約7500件のビッグデータ検証に基づいた事前の3DVRデータを全プランに用意し、且つVR上でストレスなく体感できるウォークスルーデータ生成なども可能にしていきますので、老若男女問わず皆様がよりわかりやすく、楽しい家づくりができるような3DVR提案を積極的に展開してまいります。

 ・住宅選びの際のポイント:住宅は一生に一度の買い物と言われ、「3回建てて初めて満足いく家ができる」とも言われます。また、設計士と一から家づくりを進める場合、設計の能力によってご提案するプランのレベルが異なる可能性があります。そういった意味で、プロの厳選且つ、実際に家を建てた方々のアイデアを搭載したプランは、初めての家づくりを進める上で非常にお役に立つと考えています。

【調査概要】
対象者:全国に住む25~84歳の過去5年以内に新築した注文戸建住宅に住んでいる人
集計対象数:1,000名
調査手法:インターネット調査
調査期間:2023年9月4日(月)~2023年9月6日(水)
 
【本リリースの引用・転載時のお願い】
調査結果を引用いただく際は【VRシミュレーションを展開する「大和ハウス工業」調べ】を引用元として記載ください。

【VRシミュレーションのプラン提案サービスについて】
 2023年10月よりVRでシミューレションできるセミオーダーと規格住宅のプラン提案サービスを新たに開始します。直近2年間でご契約いただいた案件を分析して導き出した厳選プランです。更に、平面図だけでなく、3DVRデータを用意し、お客さまによりわかりやすくプレゼンテーションできるプランとなります。

関連サイト
https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/feature/indexlife/smartdesign.html

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