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電通デジタル、個人の意志や熱意を結集させた自律的な組織へと導く「Will-Beingプログラム」の提供を開始


個人や組織のゴール策定を基点に真のイノベーション創出を支援

2023年3月30日
株式会社電通デジタル

 株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:瀧本 恒 以下、電通デジタル)は、目標達成や自己実現を促すコーチング技術を活用し個人の意志(Will)を引き出すことで、DXやイノベーションに取り組む組織やチームの力を最大化する「Will-Beingプログラム」の提供を本日より開始しました。

 昨今、企業ではDXの潮流から、従来の発想や事業領域に留まらず新たな事業やサービスの開発をミッションにした横断チームや組織が組成されています。しかし、「とにかく新しいことをやる」「まずは早く進めること」のように目的が曖昧なままプロジェクトがスタートし、プロジェクトが途中で頓挫するケースが少なくありません。また、長引くコロナ禍でチームメンバーの相互理解が進まず、チームワークに難を抱えたまま難易度の高いテーマに取り組まざるを得ないケースもあります。

 こうした状況において、電通デジタルは、これまでのDX支援における豊富な実績と経験から、企業のビジョンやパーパスと整合した「チームのゴールの設定」と、「チームに属する一人ひとりの意志(Will)の引き出し」が持続的、自律的なチーム作りのための成功の鍵であり、個人はもちろん、その集合体であるチーム・企業それぞれが「Will-Being(意志ある存在)」であることが、変革しつづける組織においてより重要性を増すと考えています。

 そこでこの度、チームや個人の意志(Will)を可視化し、“自分事”としてやり遂げようとするエフィカシー(自己効力感)を向上させることを目指し、認知科学に基づくコーチングや戦略コンサルティングによって組織横断型の戦略的プロジェクト支援を行うSAKUSEN TOKYOと共同で「Will-Beingプログラム」を提供します。同プログラムは、主にチームを率いる経営層やリーダーが抱える課題を対象としたもので、電通デジタルのマーケティング/事業開発コンサルティングに対する専門知見を掛け合わせることで、チームの意志や熱意を推進の基点としたWillドリブンな新事業開発やDXによるイノベーションをサポートします。

■「Will-Beingプログラム」のステップ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303284330-O1-7eNnZd3T
ステップ1:認知科学に基づくコーチング技術を活用した「チームアップ」
チームリーダーを中心としたメンバー一人ひとりの意志(Will)にフォーカスし、「自分が本当にやりたいことは何か」「チームとして実現したい新しい価値は何か」などといった個人と組織の“want to”(実現したいこと)の解像度を、認知科学に基づいたコーチング技術を用いて上げていきます。具体的には、ワークシートを通じて個人の意志(Will)を可視化し、チーム内で共有・昇華させていくことで、チームとしての意志(Will)に根ざした強度の高いゴールを設定します。さらにグラフィックレコーディング※1を用いて一連のプロセス自体を可視化することで、メンバー全員の共通認識の醸成や、その後のステップで立ち返ることのできる指針として活用します。
なお、グラフィックレコーディングの活用にあたっては、株式会社電通の電通グラレコ研究所と共同で推進いたします。

<個人/チームのWill設定>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303284330-O8-CAHYF53o

<グラフィックレコーディングを用いたプロセスの可視化>
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303284330-O7-BzJ6I54s

ステップ2:独自フレームワークを活用した「事業/サービス開発並走」
事業開発コンサルティング/サービスデザイン領域においては、設定したチームのゴールを取りまく環境を正確に把握するため、独自のフレームワークをベースに、「電通未来曼荼羅」※2を活用した社会変化の兆し、深堀インタビューやデスクリサーチを元にした生活者インサイトの変化/兆し、そして自社のビジョンやパーパスに対する解釈をインプットします。
その上で、ステップ1で定めたチームのゴールに向けて取り組むべき課題を定め、それを基点にアイディエーション、サービスデザイン、ビジネスデザイン、受容性評価などをチームの意志(Will)と照らし合わせながら実施します。これらのプロセスを経て、一人ひとりの意志(Will)がこもった事業/サービス案を立案していきます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303284330-O4-F7Ha8620

ステップ3:組織やチームに対する「定期リフレクション」
プロジェクトのマイルストーン毎に、リーダーおよびメンバーに対し、コーチングを用いた振り返りを実施します。当初設定した個人やチームのゴールや、企業としてのミッションやパーパスに伴った実行が行われているかを定期的にチェックすることで、意志(Will)と熱量、そして「現状にとらわれずにチャレンジする」というマインドをキープしながら、未来から逆算した事業開発を思考できるマインドセットの定着化を図ります。

 今後も電通デジタルは、人的資本経営の潮流と現場からの成果創出に悩むリーダーや経営層を中心に、DXの実践知に基づいた様々な「人基点」の変革ソリューションを提供することで、クライアント企業の成長を支援してまいります。

※1:会議やワークショップ、インタビュー調査などの内容を、文字やイラストを使って記録する手法
※2:電通デジタルと電通コンサルティング、 afterコロナ時代の未来トレンドを72の視点で予測する 「電通未来曼荼羅2022 Beyond covid-19」を発表(2022年3月28日発表)
https://www.dentsudigital.co.jp/news/release/services/2022-0328-001305

<SAKUSEN TOKYOについて>https://sakusentokyo.com/
会社名:株式会社SAKUSEN TOKYO
所在地:東京都渋谷区恵比寿西1−32−16 山本ビル5階
代表者:代表取締役 堀 昌之
設立:2014年1月
事業内容:社内横断プロジェクトの外部PMOとしてのコミット。オンライン/オフラインを活用したマーケティングの戦略設計。商品/サービス開発、メディア開発、人材開発などのサポート

<電通グラレコ研究所について>https://www.dentsu.co.jp/labo/grareco/
”グラフィックレコーディング“を中心とした、ビジュアライゼーションサービスの 提供と研究開発を目的とし、電通グループ各社を横断するグラフィックレコーダー(兼プランナー)によって結成されたプロジェクトチーム。単なる可視化に留まらず、“本質を引き出し、アイデアを具現化する力”を強みとした、突破力の高い可視化ソリューションを提供しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202303284330-O5-5DelHMST

<電通デジタルについて>https://www.dentsudigital.co.jp/
国内最大級の総合デジタルファームとして、データとテクノロジーを駆使した次世代マーケティングの戦略策定・実行、その基盤となるITプラットフォームの設計・構築、クライアントの事業革新を支援するDXコンサルティングなどのサービスを提供。国内外の企業との緊密なパートナーシップのもと、高度な専門性と統合力により、クライアントの事業成長に貢献しています。

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