築66年の成功事例を紐解く既存ビルのグリーンビルディング化
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301222294-O1-8Z4j6eBW】
蔵前ウグイスビル正面入り口
エルステュディオインターナショナル(東京都港区南青山、代表:さかよりのりこ)がメディアプロデュースする株式会社ビルmo (代表取締役 吉田賀織)。
◆グリーンビルディング
2019年に株式会社ビルmoが台東区蔵前に所在するビルの再生を手掛けた「ウグイスビル」は築66年。当初はすべて空室の4階建てビル。リノベーションの結果、2020年にはすべて満室となった。環境への負荷を軽減させるグリーンビルディングとして持続可能な空間を提供するスタートラインに立ったウグイスビル。
ビルmoは、そのウグイスビルにおいてLEED*1、WELL*2の認証取得に向けて取り組み2022年12月にWHSR*3の認証取得。2023年1月にはLEED O+Mの認証を取得予定である。
そこで、現地をめぐりながら既存ビルの認証取得について具体的な取組みを公開する現地セミナー「既存ビルのnewノーマルをめぐるツアー」を開催する。
*1 LEED認証(Leadership in Energy and Environmental Design)米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発・運用する「建築や都市の環境の環境性能評価システム」
*2 WELL認証(WELL Building Standard®) 国際ウェルビルディング協会(IWBI)によって創設された「健康とウェルビーイングに焦点を合わせた建築や街区の環境の性能評価システム」
(出典:一般社団法人グリーンビルディングジャパン https://www.gbj.or.jp/)
*3 WHSR(WELL Health-Safety Rating)2020年6月に公開された施設の管理・運営に関する世界基準の評価システム。WELLと同様 IWBIが開発と運用。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301222294-O2-VH7Y1cmw】
オフィスにて吉田賀織と愛犬シェリー
◆変化が求められるオフィス環境
再開発により、目まぐるしく変化する東京という都市の中で、今ひそやかに注目を集めているのは築古ビルなどのオフィスストックが抱える「2023年問題」だ。
開発による新築のビル完成により都心には新しいオフィスが大量投入される。
そして、新築ではない既存のオフィスビルや築古のビルなどは「コロナ禍に対応したオフィス」や「省エネルギーなど環境配慮型ビル」へ対応した新築ビルへ需要が置き換わってしまうなど、既存ビルの競争力低下が予想されている。
これら既存オフィスビルを運用する企業群にとっては、待ったなしの問題である。
加えて、借りる側のテナントも「働き方改革」が推奨され、安全で健康的な室内環境への関心が急激に高まり、在宅勤務やテレワークなどにより従前のオフィス空間では事業拡大や企業の成長につながる役割が果たせず、新しい働き方に適合するオフィスのあり方を模索する企業が増えている。
そこで、現存する不動産の資産価値を高め、持続可能なオフィスビルへとアップグレードするサービスを提供しているのが「株式会社ビルmo」である。
◆株式会社ビルmo
ビルmoの原点はマンションの空室対策や1棟リノベーションの営業、企画、設計・施工を業務とする「株式会社モダンアパートメント」(渡邊勇三・代表取締役)。2006年7月に設立、本社は大阪府大阪市北区西天満、東京支店は品川区上大崎にある。
事業拡大に伴い、2017年に設立されたのが「株式会社ビルmo」(代表取締役 吉田賀織 東京都中央区日本橋馬喰町)である。
代表の吉田はモダンアパートメントの取締役を兼務しており、同社において三菱地所レジデンス株式会社が展開する「Reビル事業」では計15棟ものビルの再生に携わってきた。その経験を活かし、既存ビルの再生と併せてグリーンビルディング認証取得支援サービスを提供している。
「ビルmo」のビル再生は環境負荷の少ない設備や使用エネルギーの効率化によるビルの長寿命化により、オフィス市場において質的優位性による差別化が図れ、第三者認証を取得することで、持続可能なオフィスビルとするのが狙い。言い換えると選ばれる不動産への転換を支援する。
2021年には「一般社団法人グリーンビルディングジャパン」に加盟。同団体においてグリーンビルディングのすそ野を広げるため、初心者向けのワーキンググループのリーダー、運営委員などを務め積極的に活動。
また同年、一般建設業の許可も取得。主にオフィスの内装工事やビルの改修工事をワンストップにて提供している。
◆グリーンビルディング認証
グリーンビルディングとは、「プランニング、設計、建設、運用及び寿命が尽きた時の究極的なリサイクルまたは構造体の再生を含み、環境面の利点、社会的利点、および経済的利益の間に健全な動的バランスを体現する解決策を追求するプロセス*4」とされ、そのうちに気候と自然環境にマイナスの影響を軽減または排除する建物が含まれている。地球環境が危機的な状況を迎え、あらゆる場面で持続可能性の視点が重視されるなか、世界的に注目を集めている取組みである。2015年12月、世界共通の目標として産業革命前からの世界の平均気温上昇を2度未満に抑え、加えて1.5度未満を目指すこと等が盛り込まれた「パリ協定」が採択され、日本でも2030年度温室効果ガス排出量削減目標の達成に向けて、業務用ビルでも着実な取り組みが求められている。
そして、環境や使用する人々の健康にとって適正な機能を備えたビルであることを証明するグリーンビルディング評価システム「LEED*1」や「WELL*2」といった第三者認証が注目されている。
*4「グリーンビルディングとは」 出典:LEEDコアコンセプトガイド-LEEDとグリーンビルディングの手引き-
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301222294-O3-6lTkNg2H】
蔵前ウグイスビル
グリーンビルディング化支援について
「個性豊かな既存ビルの再生はとても魅力的で、建物の歴史や物語をつなぎ、人やコミュニティを大切にする事業」と話す吉田氏は「社会的合理性を持ち、時代に適合していくためには持続可能な空間を提供していくことが不可欠」と強調。その上で「人間だけではなく、すべての生物にとって住みやすい街づくりに貢献したい」と力説。そして「自分はいつも犬や猫などの生き物に感謝している。ペットを思う気持ちと既存ビルを関連づけて生物多様性の保全につながる道を模索し続けたい」と語った。
<既存ビルのnewノーマルをめぐるツアー>
日時:2023年2月20日(月) 13:30~
場所:馬喰町Unc. および 蔵前ウグイスビル
会場:東京都台東区蔵前4丁目14-11 ウグイスビル2F会議室
交通:都営浅草線・大江戸線「蔵前駅」から徒歩5分
参加費:¥2,000-(税込)
定員:10名
※応募多数の場合、予告なく終了する場合があります。
※定員に達し次第締切とさせて頂き、次回以降の開催予定をお知らせいたします。
※お申込はこちらより、必要事項を入力の上お問合せください。
吉田賀織(よしだ・かおり)プロフィール
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202301222294-O4-37WM6MZ5】
株式会社ビルmo 代表取締役
京都府生まれ。
2010年投資用不動産の総合サービスを提供する株式会社モダンアパートメントに入社。2014年よりプロジェクトリーダーとして、三菱地所レジデンス株式会社が展開する「Reビル事業」に携わる。2017年同社取締役に就任。同年既存ビルリノベーションに特化した株式会社ビルmoを設立。
【株式会社ビルmo問い合わせ先】
株式会社ビルmo
東京都中央区日本橋馬喰町2の7の15ザ・パークレックス日本橋馬喰町 7F
https://bldgmo.net/mail/
[メディア関係者・メディア関連等・プレスリリースに関するお問い合わせ先]
エルステュディオインターナショナル(共同通信PRワイヤー販売代理店)
担当:さかよりのりこ(代表取締役 メディアプロデューサー)
メール:l_studio_international@yahoo.co.jp
携帯:090-8110-9564
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