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金沢工業大学の学生が、アジアの大学生とともに「コンテンツツーリズム」をテーマに、多国籍チームで活動。


10/10(月・祝)~10/16(日)に、国際交流プログラムを実施

金沢工業大学は、10月10日(月・祝)~16日(日)に、シンガポール、インドネシア、ベトナムの大学から学生らを招き、科学技術に関連したコンテンツツーリズムを開発するプログラムを実施します。プログラムには、本学からも航空システム工学科、心理科学科など多様な学科・専攻の学生が参加します。

本プログラムの目標は、石川県の科学技術関連のコンテンツをオンライン・オンサイトの双方で活用すること、そして、AIや情報技術を駆使したサービスを応用することで、世界に向けてアピールできるより快適で新しいツーリズムの形態を提案することです。フィールドワークや連携企業の担当者へのインタビューのほか、本学が運営するファブリケーション・ラボラトリ「夢考房」では、実際に自分たちの発想を具現化する「ものづくり」にも取り組みます。

※海外の学生らは、10月10日(月・祝)~10月14日(金)まで金沢工業大学のKIT国際交流会館に滞在した後、日本の文化を俯瞰的に学ぶため、10月15日(土)・16日(日)は東京で浅草、上野の国立科学博物館を見学します。金沢工業大学の坂本宗明教授、栃内文彦教授、国際高等専門学校の津田明洋准教授が指導教員となり、学生19名がバディやサポートを担います。

 
金沢工業大学で4カ国の混合学生チームが新しいツーリズムの形態を提案
~石川県の「ものづくり」に根ざした先端科学技術にスポットをあてる~

金沢工業大学では10月10日(月)~10月16日(日)、シンガポールポリテクニック(シンガポール)から経営系の大学生4名と教員1名、ムハマディア大学マカッサル校(インドネシア)から教員養成系の大学生5名と教員1名、ホーチミン市経済大学(ベトナム)から英語系の大学生5名と教員1名、計17名を招き、科学技術に関連したコンテンツツーリズムを開発するプログラムを実施します。プログラムには、本学からも航空システム工学科、心理科学科など多様な学科・専攻の学生が参加します。

私たちが日常利用している製品やサービスの根底には、その国の文化や価値観が息づいています。そのため、高度な科学技術を実社会に展開していくためには、多様な観点から科学技術と文化の相互理解を進めることが必要です。本プログラムでは「先端科学技術に支えられた産業や文化を、ツーリズムのコンテンツとしてどのように利用・応用できるか」を、4カ国の学生が文化や専門分野の壁を越えて考えます。

石川県には伝統に根ざした「ものづくり」の文化があり、それらは産業として先端的な科学技術によって支えられています。本プログラムの目標は、石川県の科学技術関連のコンテンツをオンライン・オンサイトの双方で活用すること、そして、AIや情報技術を駆使したサービスを応用することで、世界に向けてアピールできるより快適で新しいツーリズムの形態を提案することです。フィールドワークや連携企業の担当者へのインタビューのほか、本学が運営するファブリケーション・ラボラトリ「夢考房」では、実際に自分たちの発想を具現化する「ものづくり」にも取り組みます。

海外の学生らは、10月10日(月)から10月14日(金)まで金沢工業大学のKIT国際交流会館に滞在した後、15日・16日は東京で浅草、上野の国立科学博物館を見学します。

本プログラムは科学技術振興機構(JST)主催の「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」*に採択されたもので、2016年度から5回目の実施となります。2017年度に招へいしたタイの学生のうち1名は、日本の国際高等専門学校における専任教員の公募に応じるかたちで採用され、専任教員として再来日を果たしています。

<参考> 過去のさくらサイエンスプログラム活動レポート
2016年度活動レポート
 (1) https://ssp.jst.go.jp/report/2016/k_vol391.html
 (2) https://ssp.jst.go.jp/report/2016/k_vol389.html
2017年度活動レポート
 https://ssp.jst.go.jp/report/2017/k_vol085.html
2018年度活動レポート
 https://ssp.jst.go.jp/report/2018/k_vol027.html

【実施内容】
●学生チームによる課題発見・解決活動
 ・目標の確認 ・現地調査 ・アイディア創出 ・コンセプト設計
●夢考房での先端技術を用いたものづくり体験
●成果発表会

【研修日程概要】
10月10日(月)
 午前 入国
 午後 オリエンテーション
10月11日(火)
 午前 学生チームによる課題発見・解決活動 (1)目標の設定
 午後 学生チームによる課題発見・解決活動 (2)現地調査
    連携企業担当者へのインタビュー
    石川県内におけるコンテンツツーリズムの調査
10月12日(水)
 午前 学生チームによる課題発見・解決活動 (3)アイディア創出
 午後 学生チームによる課題発見・解決活動 (4)コンセプト設計
10月13日(木)
 午前 先端技術を用いたものづくり体験(夢考房)
 午後 学生チームによる課題発見・解決活動 (5)プロトタイプ制作
10月14日(金)
 午前 学生チームによる課題発見・解決活動 (6)プロトタイプ改良
 午後 成果発表会
10月15日(土)
 午前 東京へ移動
 午後 浅草周辺における体験を通じ、現在の日本文化を知る 
10月16日(日)
 午前 国立科学博物館見学
 午後 成田より帰国

*「国際青少年サイエンス 交流事業(さくらサイエンスプログラム)」
科学技術分野における日本と海外の青少年の国際交流を推進する、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の事業です。一般公募プログラムでは大学等の日本の機関が作成する科学技術体験、共同研究、科学技術研修に関する青少年の国際交流計画の実施経費をJSTが支援します。
https://ssp.jst.go.jp/

 

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