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積水ハウス、和歌山県すさみ町、クラダシが地方創生にむけて連携協定を締結


漁師町インターンシップで地域の漁業支援・課題解決に取り組む

2022年7月12日
積水ハウス株式会社
和歌山県すさみ町
株式会社クラダシ

 積水ハウス株式会社、 和歌山県すさみ町、株式会社クラダシの3者は、「すさみ町における食品ロス削減及び特産品のPRに向けた連携協定書」を7月12日に締結いたしました。積水ハウスとマリオット・インターナショナルが推進する地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」の地域活動の取り組みとして、積水ハウスが3者の協定締結を主導いたしました。すさみ町の漁業従事者(漁師)と社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」をマッチングさせた短期滞在型の漁師町インターンシップ「地域のもったいないプロジェクト」で、地域の生業体験を通して、フードロスの削減をはじめとする地域及び社会課題の解決と、地方創生の一助となることを目指します。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202207113669-O3-H98J6zzd

積水ハウス、和歌山県すさみ町、クラダシが地方創生にむけて連携協定を締結

 

 

●3者共同企画 漁師町インターンシップ「地域のもったいないプロジェクト」の内容

1.すさみ町における「クラダシチャレンジ」の実施(9月12日(月)~9月19日(月))

  参加大学生がすさみ町の伝統漁法「ケンケン漁」※を通じ、実際に漁の生産現場を体験。

  道の駅に隣接する「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」と地元の宿泊施設を学生の宿   

  泊場所として利用。

2.「クラダシチャレンジ」での収獲物の販売
  収獲した水産物の商品開発を参加学生主導で検討。道の駅及びクラダシの運営するソーシャルグッド  

  マーケット「Kuradashi」にて、収獲したケンケン鰹や市場に出回らない地魚などの水産物を販売。

  また将来的には商品化した商品の販売も想定。

3.地域住民との交流
  滞在期間中、すさみ町の住民を含めた交流会を実施。地域で働き、暮らすことを実際に体験するととも 

  に、地域課題を抽出し、地元住民と共にその解決策の提案を行う。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202207113669-O1-wLbbMUF5

左 すさみ町の伝統漁法「ケンケン漁」 右 市場に出回らない地魚

 

 

※「ケンケン漁」とは、すさみ町に昔から受け継がれる、船の上から疑似餌を利用して魚を釣り上げる伝統漁法で、ケンケン漁で獲れた鰹は「ケンケン鰹」として、ブランド認証シールを貼り付けて出荷しています

 

■本連携協定の背景

すさみ町の人口は現在約3,700人。年々減少の一途をたどり、消滅可能性都市に指定されています。中でも一次産業の縮小は顕著であり、多い時で330名いた漁師の数は現在約80名まで減少し、すさみ町の伝統漁法である「ケンケン漁」は消えゆく伝統産業として懸念されています。また、水揚げされても市場価値が低いために市場に出回らない地魚が存在し、収入へと結びつかないために廃棄しているというフードロスの現状があります。3者協定の取り組みにより、漁業就業人口の減少や少子高齢化などの社会課題の解決、すさみ町をはじめとした地域の関係人口の創出、市場価値の低い魚を商品化することで流通促進を図ります。

 

■社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」について

フードロスや地方創生に興味のある学生が日本全国の人手不足で悩む地域・農家を訪れ、収穫支援や現地での交流を行います。参加学生の旅費や滞在費、食費等をすべて、クラダシが自ら社会貢献活動を行うために設立したクラダシ基金から拠出しています。

クラダシ基金、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」:

https://www.kuradashi.jp/fund

 

■ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」について

Kuradashiは、楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット。フードロス削減を目指し、まだ食べられるにも関わらず捨てられてしまう可能性のある商品を、おトクに販売しています。さらに、売上の一部を環境保護・災害支援などに取り組む様々な団体に寄付し、SDGs17の項目を横断して支援しています。

楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことに繋がる。そんな、全く新しいソーシャルグッドマーケットを創出しています。

URL:https://www.kuradashi.jp/

 

■クラダシと積水ハウスのパートナーシップ

積水ハウスとマリオット・インターナショナルが展開する「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、地域経済の活性化を目指し、様々な企業との事業連携を進めています。クラダシと積水ハウスは2021年6月よりパートナー企業として連携を開始し、2021年10月には京都府京丹波町でのフードロス解決に向けた社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」などを実施しています。今後も社会課題の解決となる活動を推進し、地方創生の一助となるべく継続した取り組みを行ってまいります。

 

■Trip Base 道の駅プロジェクトについて

「Trip Base 道の駅プロジェクト」は、「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに、道の駅と隣接するホテルを拠点として、「地域の知られざる魅力を渡り歩く旅」を提案し、地域や自治体、パートナー企業とともに、観光を起点に地域経済の活性化を目指す地方創生事業です。本事業は、2018年11月に旗揚げし、2020年10月から旅の拠点となるホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」を開業し、これまで7道府県18か所のホテルを展開してまいりました。現在26道府県の自治体、45社のパートナー企業と事業連携を進めています。2025年には26道府県にて約 3,000室規模への拡大を目指しています。

 

■道の駅すさみに隣接する「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」

太平洋に望む「道の駅 すさみ」に隣接するフェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ。釣りやダイビング、陸続きの島である江須崎や、世界遺産熊野古道大辺路街道の長井坂古道の散策など、当ホテルを拠点に充実の旅を満喫できます。めはり寿司などの郷土料理をはじめ、春から初夏は鮮度抜群のケンケン鰹、秋から冬は伊勢海老やイノブタ料理などのグルメも魅力です。雄大な自然がつくりだす景色を眺めながら、快適なホテルステイが満喫できます。また、当ホテルは、温浴施設「望海(のぞみ)のゆ」を併設しています。外湯利用も可能で、風光明媚な眺望を楽しみながら旅の疲れを癒すことができます。

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M100045/202207113669/_prw_PT1fl_N2W8Hvdy.png

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202207113669-O2-78F655OG

フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ

 

 

プロジェクト全体については、こちらの関連リリース・HPをご確認ください
リリース: https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2021/20211029/

TRIP BASE STYLE ホームページ: https://www.tripbasestyle.com/

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