愛犬と海が見える自然豊かな庭で「マイガーデンの最終章」を
積水ハウス株式会社
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202204089763-O8-48vS8xbJ】
リビングから見るウッドデッキでくつろぐ愛犬と瀬戸内海の島々
海の見える風光明媚な高台でガーデニングを楽しむ
4月は新緑の季節、何かとスタートの月。例えば、今まで暮らしていた都会から少し離れた静かな場所へと引っ越したり、第2の人生のスタートを切られたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。定年後の第2の人生をどう過ごすのかというのは大きなテーマ。せっかく新しい人生を歩むのでしたら、楽しくすごしたいですよね。
今回は “東洋の地中海”とも呼ばれる瀬戸内海を眺めながら、1年を通じて温暖な気候の場所で「ガーデニングの最終章」を楽しむ山口県にお住まいの吉田博さん・啓子さんご夫妻をご紹介します。
おふたりがここに住まわれたのは、2013年9月。夫の博さんが定年退職を迎えられたのを機に、「ここなら、念願の自然豊かな所で、家と庭が一体化した生活空間を作れる。」妻の啓子さんは「実家も近く、野菜作りも楽しむことができる。」という思いが一致したことから、移住することになり、家の設計と同時に、博さんの庭づくり構想が始まりました。
吉田邸は、瀬戸内海にある島々を一望することができる高台に建てられています。部屋と庭を一体につなぐ南に面したリビングには、広いウッドデッキが設けられており、瀬戸内海と芝に覆われた庭を一望することができます。東側には玄関アプローチを彩るツルバラの花でいっぱいの博さん手作りのパーゴラが来客を招き入れるように作られています。また、西側には、妻の啓子さんと一緒に楽しむことができる家庭菜園があります。
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ウッドデッキから見るお庭と瀬戸内海の島々
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玄関アプローチを飾るツルバラと、足もとの多年草や、色とりどりの花
実は、博さんは45年前からガーデニングに強い関心をお持ちで、本を読んだり、勉強会やお庭の見学、イギリスへのガーデンツアーにも参加され、ガーデン雑誌のコンテストにも入賞した経験もお持ちです。博さんは、「ここは今まで作ってきた『マイガーデンの最終章』といえる場所です。」とおっしゃっています。
「作り過ぎず、自然な感じ」にこだわった庭づくり
博さんには、「家と庭が一体化した生活空間」をコンセプトにした、イギリスの田舎の農家にあるような、自然な草花の美しさを生かした「作り過ぎず自然な感じの庭」を作るというこだわりがありました。一般的に、ガーデニングというと貴族の大邸宅や、日本庭園など、プロの職人さんが手を入れた庭を楽しむようなイメージを持つ方もいらっしゃるのではないかと思いますが、博さんは庶民の小さな庭でも楽しめる、庭の楽しみ方を実践し、満喫されています。「国や地域によって環境や文化、植物がそれぞれ違っても、庭の楽しみ方は共通なのでは。」とおっしゃいます。
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ウッドデッキからつながるお庭
家を建てる際に同時に始まったお庭の計画は、博さん自らが設計を手掛けられました。植木も地方都市では、なかなか博さんの好みに合うものが手に入りませんでした。そこで、以前にお住まいだった愛知県のご自宅の庭から、ご自身で堀り上げ、トラックで今のご自宅に運び、植えたそうで、樹々への愛着も深いのです。植栽も1年草ではなく、多年草を多く取り入れています。多年草は、早春から晩秋、中には冬にも花が咲くものもあり、樹々の間に植栽をすることで、1年を通じて、また「今年もお同じ場所で咲いたね」と楽しむことができるのです。日本の在来種も多く取り入れ、多くの鳥や蝶が訪れます。シジュウカラやメジロ、ジョウビタキ、ヒヨドリなど多くの鳥の目当てはヒメリンゴです。芝の上で虫をとって食べているシロハラもよく見かけることができます。
樹の種類は、ヤマボウシなどの在来種を中心に、高中低木が約70本、バラ類約20本、多年草が約100種、球根類が約20種。リンゴ、柿などの果樹を育てるのも博さんの日課です。
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新築当時から成長したツルバラと多年草
啓子さんが無農薬栽培にこだわった理由とは
一方で啓子さんは菜園で大根、ニンジン、ジャガイモ、キュウリ、キャベツ、白菜、豆類などの野菜を育てています。こだわりは「無農薬栽培」です。
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無農薬にこだわった菜園ガーデン
その理由は、お二人には、犬のタローくんと猫のキキちゃんという大切な家族がいるからです。タローくんとキキちゃんが安心して庭や畑で遊べるように、無農薬にこだわっているのです。また、博さんお得意のDIYで庭づくりや、菜園ガーデンに必要なものを入れる倉庫まで手作りされています。
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左からタローくん、吉田さんご夫妻、キキちゃん
吉田さんご一家は、広い庭の中でも特にリビング前のお庭がお気に入りです。啓子さんは四季の変化を楽しみ、タローくんはウッドデッキと芝生の上で一日中ほとんど寝て過ごしているそうです。博さんは、「芽が出た!蕾が膨らんだ!花が咲いた!実がなった!株が増えた!今年の花は大きい!来年は赤いバラを植えよう!」とその変化に感動し、心躍らせ、得意のカメラでその景色を写真に残しているそうです。新築当時から成長したツルバラと多年草は博さんが撮影されたお写真です。
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ウッドデッキで家族の時間を過ごす、吉田さんご夫妻とタローくん
今の家に住み始めてから9年近くたちましたが、「植栽した樹木はまだ若く小さいので、立体感としての高低差に少し乏しく、これから、毎年少しづつ変わっていきます。博さんは将来、菜園の一角に海が見える温室を作ってみたいそうです。「マイガーデンの最終章」を楽しまれながら、吉田さん一家の夢はまだまだ広がります。
積水ハウスでは、「5本の樹」計画というお庭づくりのご提案をしています。それは、「3本は鳥のために、2本は蝶のために」という思いを込めて、その土地の気候風土にあった日本の在来種を中心に植栽し、自宅の庭の緑と地域の自然や緑とをつなげて、生態系に寄与する計画です。自宅の小さなお庭や鉢植えでも、1本の在来種などを植栽する事で、鳥や蝶を呼ぶことができ、楽しみながら地域の生物多様性に寄与することができるのです。みなさんもお気に入りの1本から楽しい庭づくりをはじめてみませんか。
「5本の樹」計画
https://www.sekisuihouse.co.jp/exterior/kw02/
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