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人手に頼っていた単純作業から人を解放!ロボット搭載型3Dビジョンセンサー「FH-SMDシリーズ」を新発売


~人の目に迫る高速な部品検出と柔軟な動きで、ピッキング作業の自動化~

人手に頼っていた単純作業から人を解放!
ロボット搭載型3Dビジョンセンサー「FH-SMDシリーズ」を新発売 ~人の目に迫る高速な部品検出と柔軟な動きで、ピッキング作業の自動化~

 

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:山田義仁)は、乱雑に積まれた(バラ積み)状態の自動車部品を3次元で認識する3Dビジョンセンサー「FH-SMDシリーズ」を2021年3月1日に発売します。「FH-SMDシリーズ」をロボットに搭載し、乱雑に積まれた対象物を3次元で認識、ピッキングすることで、従来ロボットには難しかった組立や検査、搬送工程を省スペースで可能とすることで生産性を向上します。オムロンは、今後もロボットと制御機器を組み合わせたトータルソリューションの提供をつうじ、お客様の製造現場の革新に貢献し続けます。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261559-O2-ApsFNVQX

【「FH-SMDシリーズ」を搭載したオムロンの協調ロボットで、バラ積みの部品を3次元で認識している様子】


近年、製造業の人手不足や人件費の高騰が深刻化する中、人の経験や感覚を必須とし、人に依存している組立、検査、搬送工程の自動化が急務となっています。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、生産現場では人と機械が協調し、生産性を上げていくことがますます求められています。特に自動車業界では、位置や姿勢の認識が機械に難しい複雑な形状の部品が多く、ロボットで自動化する際に不可欠な、目となる画像センサーが求められていました。しかし、従来の3D画像センサーは大型で、導入スペースの確保や大がかりな専用取付け設備の構築が必要な上、対象物の状態の検出に時間がかかることから、人が作業していたスペースへの導入や人同様の作業性を維持した自動化の障壁が高いことが課題でした。

 

今回発売する3Dビジョンセンサー「FH-SMDシリーズ」は、カメラを小型化、軽量化したことでロボットのハンド部分への搭載が可能となりました。これにより、専用の取り付け設備がなくても3Dビジョンセンサーを導入でき、設備を省スペース化できます。また、部品の設置状態に応じて本センサーを認識しやすい位置へ移動し、視点を変えながら部品を認識できるので、作業時の部品の死角を軽減し、安定して検出することを実現します。さらに、新開発の3D計測技術を搭載した結果、形状や積まれ方を問わず、約0.4秒*¹で部品を認識でき、バラ積み部品の組立工程を人のようにスムーズに自動化します。

 

オムロンは、3つの"i"、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなる戦略コンセプト"i-Automation!"のもと、製造業のモノづくり現場の革新に取り組んでいます。「FH-SMDシリーズ」とロボットを組み合わせ、生産性高い自動化ソリューションを提供することで"i-Automation!"を実現する鍵となるモノづくり現場の「interactive(人と機械の新しい協調)」の実現を顧客企業各社と共に加速させてまいります。

 

3Dビジョンセンサー「FH-SMDシリーズ」の特長

1.人と同じ作業スペースで導入可能

小型で軽量なロボットハンド搭載型なので、ロボットのスペースだけで導入できます。従来の3D画像センサー導入時に必要とされる取り付け用の大がかりな設備や大きなレイアウト変更は不要です。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261559-O3-YSWoM8oX

 

 

・ロボットと組み合わせた使用例

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261559-O4-Sxvwo0e7】      【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261559-O5-2243lR7x

  多箇所にある部品を柔軟にピッキング      部品棚や倉庫など、必要な場所へ簡単移動

 

 

2. 人のような速度と柔軟性でピッキングタクトを向上

約0.4秒*¹の高速検出で、ロボットのピッキング動作をスムーズに行えます。

3次元形状画像を生成する「3D計測技術」と、対象物の位置姿勢を認識する「3D認識技術」により、高速検出を実現しています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261559-O6-15wSPzz1

 

・ロボットと組み合わせた使用例

視点を変えながら高速に検出することで部品の死角を軽減

 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261559-O7-3cada48S

 

 

 

3. 熟練技術者に頼らずマニュアルレスでセットアップ

ピッキングアプリケーションを立ち上げるためのウィザードメニューにより、カメラ設定からキャリブレーション設定まで、ウィザードにそって設定するだけでアプリケーションを設定できます。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261559-O8-2ZCGC1dJ

 

 

4. システム構成

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202102261559-O9-2XW1Vqrd

 

5. 基本性能・仕様

3Dビジョンセンサー FH-SMDシリーズ

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102197/202102261559/_prw_PT1fl_nw46t1b7.png

*¹ 当社指定条件における、3D計測と3D認識の合計時間

*² 当社指定条件で測定した参考時間

 

 

“i-Automation!”について

オムロンは、製造業のモノづくり現場を革新するコンセプトを"i-Automation!"のもと、次の3つの"i"からなる オートメーションの進化によって製造現場の生産性を飛躍的に高め、付加価値の高いモノづくりの実現を目指しています。「integrated(制御進化)」は、これまで熟練工に頼っていた匠の技を、誰もが簡単に実現できるよう、オートメーション技術を進化させます。「intelligent(知能化)」は、幅広い制御機器とAIを活用し、機械が自ら学習して状態を保全するなど、進化し続ける装置や生産ラインを実現します。「interactive(人と機械の新しい協調)」は、同じワークスペースで人と機械が共に働き、機械が人の動きや考えを理解しアシストするなど、生産現場を知り尽くす制御機器メーカーのオムロンならではの、人と機械の新しい協調関係を提供します。

 

<オムロン株式会社について>

オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡るわたる事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約30,000名の社員を擁し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。

 

■事業に関するお問い合わせ先

オムロン株式会社 センサ事業部   

TEL:075-344-7022

   

■一般のお客様からのお問い合わせ先

オムロン株式会社 お客様相談室

TEL:0120-919-066

 

 

 

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