2021/01/07
ラストワンマイル協同組合
中小運送会社38社（‘21年1月1日現在）で組織するラストワンマイル協同組合（東京都府中市、理事長 志村直純）は、関東圏（東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県）および兵庫県、愛知県、福岡県、宮城県などの物流業者の皆様を対象に、組合員の募集を行います。組合では関東、東海、近畿、九州、東北にかけた広域での集荷・宅配事業（企業便含む）を精力的に拡大しており、増え続ける配送物流に対して輸送体制の強化・増車が急務となっております。
組合が丁寧に、より確実な配送を遂行するために、どうか、皆様のお力をお貸しください。
下請けからの脱却、事業拡大をめざす物流業者の皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
◆関東圏で組合員再募集
現状では、関東一都六県、中京・近畿・九州・東北地方の全域で稼働車両の増車が必要です。組合員は担当配送地区を話し合いで決定し、決められたエリア内で宅配事業を行います。組合加入と同時に、配送エリアに割り振られた業務を開始していただきます。
上記地域以外からでも、組合に興味を持たれた方は、ご遠慮なく資料請求、お問合せください。
ZOOM事業説明会のご案内
今回は、新型コロナ感染拡大の背景を鑑み、ZOOMでの説明会となります。
電話、あるいはメールで事前ご予約の上ご参加ください。
所要時間：１時間程度（予約をいただいた後、事前に資料を送ります）
募集対象：関東一都六県、兵庫県、愛知県、福岡県、宮城県などの周辺地域に事業所を置く
運送業の皆様。
【資料請求・お問合せ・ご予約】 ラストワンマイル協同組合事務局（府中市若松町3-28-7）
TEL042-319-9860 info@lastonemile.org
◆正組合員、賛助組合員など加入方法は選択ができる
協同組合という性質上、加入に際しては出資金が必要となりますが、業務を行うための支援方法もいくつか用意しており、選択が可能です。最近は物流業者や関連企業、上場企業が組合事業に参画するケースも増えており、これから通販物流参入を視野に入れる企業にも、有益な事業形態と認知されています。
◆組合設立の背景と現在の事業状況
大手配送会社の大幅な運賃の値上げや遅配など配送の混乱が顕在化してきた数年前、中小の運送業者に荷主様からの配送依頼が殺到、大手配送会社からも車両の増車依頼が増えていました。これを好機ととらえ、中小の配送業者が集結してラストワンマイル協同組合が設立されました。共同受注、共同配送のメリットを生かした混載配送を活用することで効率化を図っています。また、荷主様の状況に応じた請負業務のカスタマイズと独自の地域密着配送という利点を活かし、より安い運賃と遅延しない配達を実現しています。昨年10月からは大阪府での宅配事業をスタートさせ、本年１月には兵庫、京都、奈良など大阪府以外の近畿圏での宅配事業も開始予定。中京圏では３月からの宅配事業開始に向け、愛知県の数社が組合員として加入し、事業開始に備えています。
◆ラストワンマイル協同組合の特性
①荷主様直（ちょく）の受注であり、集荷、倉庫内作業（提携業者による）や出荷業務、配送、配達と荷主様の状況に応じたさまざまな業務がある。
②組合の運営はすべて組合員の総意により総会で決定され、遂行される。また、受注額や組合員への配送費支払いなどの経理会計がガラス張りであり、組合は利益を留保せず、すべては組合員に公平に還元される。
③業務提携により、大手配送会社レベルの貨物追跡システム、不在管理システム、伝票発行システムなどを運用している。
④中小の配送業者一社では不可能な、規模の大きな事業にも参入できる。同時に一社が背負うリスクは少なく抑えられる。
⑤ECの規格外商品出荷のための「シェア倉庫事業」や「水・ペットボトル飲料専用配送サービス」、など荷主様に寄った独自の出荷・配送メニューを用意している。
⑥質の高い配達・宅配を実現するため、組合が主体となり、ドライバーや電話オペレーターなどの教育、研修・リスク管理を行う。
ラストワンマイル協同組合 概要
設立 ：2018年4月10日
代表者 ：理事長 志村 直純
所在地 ：東京都府中市若松町3-28-7
配送拠点：立川ハブセンター（東京都立川市）、関東38ヶ所、大阪1ヶ所のデポ
事業内容 ：組合員を対象とした小口配送業務の共同受注、車両用燃料の共同購入、経営および技術の改善向上、または組合事業に関する知識の普及を図るための教育および情報の提供、福利厚生など
組合員数 ：38社
車両台数 ：3780台
出資金 ：1億3,200万円
契約荷主数 ： 30社
取扱荷数 ：２０万個～３０万個/月（令和3年3月からは～５０万個/月予定）
URL ：https://lastonemile.org
