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最高安全認証レベルPLe/SIL3に対応した ACサーボシステム*¹「1Sシリーズ モーション安全モデル」を発売


標準制御と安全制御の統合により、製造現場の安全性と生産性向上の両立に貢献



最高安全認証レベルPLe/SIL3に対応した ACサーボシステム*¹「1Sシリーズ モーション安全モデル」を発売 ~標準制御と安全制御の統合により、製造現場の安全性と生産性向上の両立に貢献~



 



オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長 CEO:山田義仁)は、ACサーボシステム



「1Sシリーズ」の「モーション安全モデル」を2020年12月1日よりグローバルで発売します。



「1Sシリーズ」は、ラインナップを拡充したことで自動車、デジタル機器および食品、医薬品、化粧品などの様々な製造現場の安全性と生産性向上の両立に貢献します。



【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202011307895-O2-Cl7it8Sq



【1Sシリーズ モーション安全モデル】





 



近年、製造業の現場では人手不足が深刻化する中、人と機械の協調はますます加速し、製造設備の生産性と安全性を共に向上させるニーズが高まっています。さらに、商品ライフサイクルの短命化にともない、製造設備の迅速な立ち上げが求められています。一方、安全な設備を立ち上げるためには、設備設計に熟練した技術者と、安全設計とモーション設計用の複数のソフトウェアが必要なため、エンジニアリングの難易度が高いことが課題でした。また、新型コロナウイルスを始めとする感染症対策の一環として作業者のソーシャルディスタンスを確保するため、ACサーボシステムで構成されるロボットの導入が加速し、機械と作業者が協調して安全に作業することが一層求められています。



 



今回発売する「モーション安全モデル」は、ACサーボシステムによる機械動作を安全に行う機能を8種類搭載。全機能で最高安全認証レベル「PLe/SIL3*2」を達成したことで、「作業者」「機械」「製品」を守るとともに製造設備の生産性向上を実現します。例えば、製造設備が非常停止した場合でも、複数のモーターを同調させたまま減速停止し、停止状態を監視する事で、製品や機械の破損を回避するとともにスムーズな再起動を可能にします。さらに、オートメーションソフトウェア 「Sysmac Studio」と組み合わせることで、設計から立上げまでをひとつのソフトウェアで簡単にプログラミングできるため、安全を確保したうえでさらなる設備性能の向上と立ち上げの効率化を支援します。また、人と機械が協調して働く製造現場でも、機械が作業者の接近に応じて、安全な速度で動き続けることや、安全な動作範囲で動き続けることで、作業者の安全性を確保するとともに生産効率の向上を実現します。



 



オムロンは、3つの“i”、「integrated(制御進化)」、「intelligent(知能化)」、「interactive(人と機械の新しい協調)」からなるコンセプト“i-Automation!” のもと、製造業のモノづくり現場の革新に取り組んでいます。この度、「1Sシリーズ」の「モーション安全モデル」の提供を通じて、“i-Automation!”を顧客企業各社と共に加速させ、製造現場の安全性・生産性向上と設備の立ち上げから生産までの効率向上に貢献してまいります。



 



「モーション安全モデル」



主な特長



1)生産性向上と安全性向上の両立



先進のモーション安全機能を実現。安全に動き続ける事で、メンテンナンスや段取り替えの効率を向上させるとともに、作業者の安全確保や非常停止時の製品・設備の破損を回避します。



 



2)最高安全認証レベルを達成



8つのモーション安全機能を搭載。全ての安全機能において「ISO 13849-1」ならびに「IEC 61508」、「IEC 62061」で規定される最高安全認証レベル「PLe/SIL3」を達成。製造設備の安全性向上に貢献します。



 



3)標準と安全の統一プラットフォームにより高効率な設備立ち上げを実現



オートメーションソフトウェア 「Sysmac Studio」を用いることで、標準制御と安全制御を一連の流れで設計完了およびシミュレーションが可能です。サーボシステムと安全システムの立ち上げ時間を約35%削減*3 します。



 



4)自由度の高い設備設計を実現



サーボドライバーとサーボモーターを接続するケーブルに「One Cable Technology」を採用し、動力、エンコーダー、ブレーキの3本のケーブルを1本化。また、モーターのコネクターは任意方向への回転可能で、ケーブル引き出し方向の自由度を向上。設備のレイアウト変更やメンテナンス時のケーブル脱着を見据えた設備設計に対応します。



 



8種類のモーション安全機能を搭載



 



【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202011307895-O6-zPc2LvbV



 



主な仕様



【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M102197/202011307895/_prw_PT1fl_sx1j7fr4.png



 



 



*1 サーボシステムとは、サーボドライバー、サーボモーターで構成される、機械や設備の動作を制御するシステムです。位置や速度、トルクの目標値に従い精密・高速な制御を行います。



*2 PL(パフォーマンスレベル)/ SIL(Safety integrity leve)は、「ISO 13849-1」ならびに「IEC 61508」、「IEC 62061」で定められた指標で、それぞれ「機械の安全性」、「安全度水準」を表すものです。



*3 2020年11月時点当社調べ。



 



Sysmacは、オムロン株式会社製FA機器製品の日本及びその他の国における商標または登録商標です。



EtherCAT® およびSafety over EtherCAT® は登録商標かつ特許取得済みの技術であり、Beckhoff Automation GmbH(ドイツ)の許諾を受けています。



その他、記載されている会社名と製品名などにつきましては、各社の登録商標または商標です。



 



 



< “i-Automation!”について>



オムロンは現在、製造業のモノづくり現場を革新するコンセプトを“i-Automation!”と呼び、次の3つの“i”からなる オートメーションの進化によって製造現場の生産性を飛躍的に高め、付加価値の高いモノづくりの実現を目指しています。「integrated(制御進化)」は、これまで熟練工に頼っていた匠の技を、誰もが簡単に実現できるよう、オートメーション技術を進化させます。「intelligent(知能化)」は、幅広い制御機器とAIを活用し、機械が自ら学習して状態を保全するなど、進化し続ける装置や生産ラインを実現します。「interactive(人と機械の新しい協調)」は、同じワークスペースで人と機械が共に働き、機械が人の動きや考えを理解しアシストするなど、生産現場を知り尽くす制御機器メーカーのオムロンならではの、人と機械の新しい協調関係を提供します。



 



<オムロン株式会社について>



オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐にわたる事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約30,000名の社員を擁し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。詳細については、https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。



 



<事業に関するお問い合わせ先/一般のお客様からのお問い合わせ先>



オムロン株式会社 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー



商品事業本部 ドライブ事業部



TEL: 075-344-7233 



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