ほこり・花粉等の微粒子の肌への付着を抑制する技術を開発
花王
ほこり・花粉等の微粒子の肌への付着を抑制する技術を開発
花王株式会社(社長・澤田道隆)スキンケア研究所・マテリアルサイエンス研究所は、微細な凹凸のある膜で肌を覆うことで、空気中に浮遊するほこりや花粉などの微粒子の肌への付着を抑制できることを見いだしました。
背景
空気中には、ほこりや花粉などの目に見えない微粒子が浮遊しています。これらの微粒子が肌に付着すると、肌がくすんで見えたり、かゆみや肌あれなどのトラブルを引き起こしたりすることがあります。また、長期的には、シミやシワなどの肌老化を助長するといった報告もあります。日本では、花粉が飛散する時期にこのような微粒子の付着が気になるという声が聞かれますが、大気汚染が深刻な中国、タイ、ベトナムでは、「微粒子大気汚染により肌の調子が悪くなる」と感じる方がいずれも8割以上いることがわかりました※1。
このような課題に対して、空気中に浮遊する微粒子から肌をしっかり守ることをめざし、その付着抑制技術の開発に取り組みました。
※1 2016年 花王調べ (20~49歳女性、600名)
肌に微粒子が付着する要因として、ファンデルワールス力に着目
肌と物体のような固体間には、ファンデルワールス力、静電気力、液架橋力といった3種類の引力が働いています。これらの引力の強さは接触する対象物の大きさによって変わり、ほこりや花粉等に相当する粒径が2.5~30㎛の微粒子では、相対的にファンデルワールス力の影響が大きくなります。そこで、今回花王は、これらの微粒子の付着制御技術の開発において、ファンデルワールス力に着目しました。
「ファンデルワールス力は物体間の距離が近いほど強くなる」という性質があることから、球状の物体(粒子)と付着面(肌)の距離を遠くすることを検討しました(図1)。付着面に粗さの異なる凹凸をつくり、ファンデルワールス力の強さをシミュレーションしたところ、粒径2.5~30㎛程度の微粒子が付着しにくくなる領域を見いだしました(図2)。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202007172187-O4-gQ6200Tx】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202007172187-O5-0yUvI9r2】
肌表面の粗さを制御する技術を開発
このシミュレーションにより、微粒子の平面への付着を抑制するには、付着面に微細な凹凸があることが重要であることが示されたため、肌表面に微細な凹凸膜を形成する技術を検討しました。その結果、直径10~50nm程度の紫外線散乱剤(微粒子酸化チタンや微粒子酸化亜鉛)で微細な凹凸構造を形成することによって、微粒子の付着を高効率で抑制できることがわかりました。
しかし、紫外線散乱剤を配合しても、同時に配合する油剤の種類や配合量によっては、凹凸膜表面が油剤に埋もれ、付着抑制効果が失われてしまいます(図3左)。花王は、紫外線散乱剤を油剤に濡れにくくさせることで、表面が紫外線散乱剤で覆われた微細凹凸膜をつくることに成功しました(図3右)。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202007172187-O6-6G2l9gYc】
この技術を用いた日やけ止めを人工皮革に塗布し、モデル花粉粒子の付着性を確認したところ、未塗布と比較し、有意な付着抑制効果があることがわかりました(図4)。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202007172187-O7-mlEDR1c9】
また、この技術を採用した日やけ止めと採用していない日やけ止めを顔の左右に塗布し、5時間外出した後に、それぞれの肌を不織布でふき、付着した微粒子を含む汚れを定量しました。その結果、表面を紫外線散乱剤で覆った微細な凹凸膜の日やけ止めは、そうでない日やけ止めにくらべ、肌に付着した汚れが有意に少ないことを確認しました(図5)。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202007172187-O8-48mQtPdb】
まとめ
空気中に浮遊する微粒子の肌への付着しやすさが、肌の表面粗さに応じて変化することに着目し、紫外線散乱剤への油剤の濡れを制御した微細な凹凸膜で肌を覆うことで、気になる微粒子の肌への付着を抑制できることがわかりました。
本検討で得られた知見は、今後、サンケアをはじめとする技術開発につなげていく予定です。
結婚発表の元グラドル「反コロナワクチンのビラ配り活動には一切関与しておりません」注意喚起
「本当に抜け道みたいな感じでいろいろ…」上原浩治氏、ポスティングシステムのルール整備を訴え
【ソフトバンク】周東佑京「普通に歩いてたでしょ?心配ないです」腰の張りで途中交代も無事強調
ヤマルだ、ペドリだ!観戦の子どもたち大喜び 神戸の三木谷会長の尽力でバルサ戦が無事開催
【高校野球】プロ注目コンビ春夏とも聖地届かず…大阪桐蔭・森陽樹「終わってしまったんだ」大阪
HOUND DOG大友康平、相次ぐ著名人の訃報に心痛め「また、昭和が遠ざかって行きます」
“あのファミレスのロボ”が家庭で活躍 ベラボット3台導入の一般人に驚き
タイ・カンボジア国境での軍事衝突、危険レベル引き上げ 国境付近エリア拡大
イチロー氏と一緒に殿堂入りのサバシア氏「イチが1年目で入るのは分かっていた」
ジーコ、ロナウジーニョ、中田英寿ら豪華面々の慈善試合 クアレスマ2発などで世界選抜が3-1
女性の心肺蘇生した男性教授に「胸触った」と非難の声 車いすアイドル憂う「日本以外でも…」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ミスFLASHグランプリ、大胆なビキニ姿に「はみ出しそう」フォロワーもん絶
太川陽介、妻・藤吉久美子の衝撃行動に「動機はいいのよ」評価も「その後が伴わない」
37歳元アイドル、10年ぶりのグラビアに挑戦 ブラひもチラ見せオフショット「凄まじい色気」
ゆうちゃみ激変、清楚ギャル姿公開「言葉失う美しさ」「二刀流」「佐々木希と見間違えた」
明石家さんま「高いと思い込んで生きてほしかった」 61歳俳優に贈った扇子がお宝鑑定
大谷翔平、異例の敬遠策からサヨナラのホームへ滑り込む 9回2死一塁からまさかの申告敬遠
GACKT、大物俳優が「読めよ!」と“異常な圧”で著書送ってきたことを実名告白
手塚理美、自宅で「全裸男と遭遇。怖かった」通報も警察の対応に疑問「日本の治安は何処へ」
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ガーシー、みちょぱ反論に対抗で大倉士門の再暴露を投下「士門クズ過ぎる」
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
遠野なぎこさん死去 朝ドラ「すずらん」ヒロイン、バラエティーでも活躍 最近は摂食障害など告白
女性の心肺蘇生した男性教授に「胸触った」と非難の声 車いすアイドル憂う「日本以外でも…」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!

結婚発表の元グラドル「反コロナワクチンのビラ配り活動には一切関与しておりません」注意喚起
【高校野球】プロ注目コンビ春夏とも聖地届かず…大阪桐蔭・森陽樹「終わってしまったんだ」大阪
「本当に抜け道みたいな感じでいろいろ…」上原浩治氏、ポスティングシステムのルール整備を訴え
【ソフトバンク】周東佑京「普通に歩いてたでしょ?心配ないです」腰の張りで途中交代も無事強調
ヤマルだ、ペドリだ!観戦の子どもたち大喜び 神戸の三木谷会長の尽力でバルサ戦が無事開催
HOUND DOG大友康平、相次ぐ著名人の訃報に心痛め「また、昭和が遠ざかって行きます」
“あのファミレスのロボ”が家庭で活躍 ベラボット3台導入の一般人に驚き
タイ・カンボジア国境での軍事衝突、危険レベル引き上げ 国境付近エリア拡大
ジーコ、ロナウジーニョ、中田英寿ら豪華面々の慈善試合 クアレスマ2発などで世界選抜が3-1
イチロー氏と一緒に殿堂入りのサバシア氏「イチが1年目で入るのは分かっていた」