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沖縄銀行が外国送金受付ワークフロー「SurFIN」を採用


2020年3月13日



日本ユニシス株式会社



沖縄銀行が外国送金受付ワークフロー「SurFIN」を採用

~デジタルトランスフォーメーションで外国送金事務の大幅な改革とリスク管理強化を実現~



日本ユニシスは、外国送金受付時間を大幅に短縮し、デジタル化による事務削減を可能とする営業店タブレット受付システム「SurFIN(サーフィン)」を、沖縄銀行に提供します。すでに採用決定した地方銀行1行とあわせて、2行目の採用実績となります。

「SurFIN」をご利用いただくことで、来店したお客さまに煩雑な紙の送金依頼書ではなく、タブレットを使った分かりやすい入力フォームを提供でき、窓口での応対内容や送金受付履歴を送金依頼内容と合わせて一元管理できます。また、第1線である営業店窓口と第2線である本部間との連携を迅速に行うことができ、リスク管理とコンプライアンス強化を実現します。



【「SurFIN」の画面イメージ】

複雑な外国送金依頼書の内容を分かりやすく説明し、タブレットやPC画面から誰でも簡単に入力できる、ユーザー中心設計によるUI(ユーザーインターフェース)です。



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202003137980-O1-3j4afzef



【主な採用理由】



1.窓口行員の説明負担を軽減

外国送金の申込書は国内送金に比べ複雑で英字で手書き記入する必要があり、一般の顧客は窓口担当者の十分なサポートがなければ、作成できないのが実情です。「SurFIN」は、仕向国や送金目的ごとに異なる項目のうち必要なものだけを順序よく表示し、正しい入力を誘導していくことで、顧客はほぼ単独で申込書を作成することができます。また、手数料や送金額も簡単に試算できるなど、誰にでも分かりやすいUIを実現しているため、サービスを低下させることなく外国送金受付時の窓口担当者の負担を大幅に削減します。



2.行内事務をデジタル化

窓口で受付した内容は項目ごとに即時本部へデータ連携できます。取組記帳やSWIFT(注1)入力、対外決済などのワークフローも「SurFIN」で管理でき、関連システムのデータと紐づけることで行内事務の抜本的なペーパーレス化と省力化を実現します。



3.第1線でのリスク管理を支援

送金目的や仕向け先等送金情報を即時に第2線である本部と共有し連携することにより、受付時に第1線である営業店で適切な顧客対応をすることができます。また、疑わしい取引の報告など受付後に発生したイベントを「SurFIN」に登録することにより継続的な顧客管理ができ、次回受付時に過去の送金履歴とあわせて窓口行員が確認できるなど、第1線でリスク管理を強化します。



【「SurFIN」の狙いと導入効果】



1.営業店窓口のリスク管理を強化

金融庁は、昨年10月に「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策の現状と課題」を公表し、金融機関に包括的なリスクの特定と評価を行い、実効的なリスク軽減措置を講ずることを求めております。リスク評価においては「顧客と直接対面する第1線での役職員等による検証が重要」とし、顧客受け入れにおける窓口の役割が重要であると位置付けています。「SurFIN」は、金融機関の第1線である窓口と第2線である本部組織が連携し、疑わしい顧客や取引などをタイムリーに検知・監視するためのさまざまな支援機能を提供します。



2.窓口受付から対外決済までをSTP(注2)化

日本ユニシスは、クロスボーダ―およびマルチカレンシー資金移動分野で、世界最大手のウエスタンユニオンの事業部門であるウエスタンユニオン・ビジネスソリューションズ・ジャパン株式会社(以下 WUBS)と2019年7月に業務提携しました。「SurFIN」とWUBSの送金プラットフォームをAPI連携し、対外決済をSTP化できる国内初のサービスを提供しています。これにより、金融機関では後方事務を含めた抜本的な事務削減ができます。

     

【SurFINのシステムイメージ】



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202003137980-O2-dp9eZ8BD



【今後の展開】 

今後も日本ユニシスは、すでに国内地銀10行以上に導入されている金融機関の営業店業務支援システム「SmileBranch®」(注3)などのソリューションとも連携を図り、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズに対応するデジタルトランスフォーメーションを実現していきます。





注1:SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)

国際金融取引決済データ通信システム



注2:STP処理

STP(Straight Through Processing) 業務プロセスの視点を重視し、発注、決済、受渡しまでの一連の過程を、人手を介さずに全てを電子的に行う処理です。



注3:「SmileBranch」 お客さまの利便性を向上させ対話型接客を行うことで、お客さまと行員を「笑顔」にするサービスです。タブレットを活用した事務の効率化とお客さまとの対話や提案を行うことを実現し、お客さまが相談しやすい頼られる店舗づくりを支援します。





■関連リンク:

2019年7月24日付 ニュースリリース

日本ユニシス 国内初、金融機関での外国送金の受付から対外決済までを完全デジタル化し、受付時間を大幅に短縮!

https://www.unisys.co.jp/news/nr_190724_surfin.pdf



外国送金受付ワークフロー「SurFIN」 https://www.unisys.co.jp/solution/lob/fs/surfin/



「笑顔があふれる銀行窓口 SmileBranch/スマイルブランチ」

http://www.unisys.co.jp/solution/lob/fs/smilebranch/





※SurFINおよびSmileBranchは、日本ユニシス株式会社の商標です。

※その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。





※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合があり

ますので、あらかじめご了承ください。



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