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NASA・TRISHより受託の超小型SS-OCTプロジェクト(フェーズ1)の開発進捗状況について


2020年2月3日



窪田製薬ホールディングス株式会社



NASA・TRISHより受託の超小型SS-OCTプロジェクト(フェーズ1)の開発進捗状況について



窪田製薬ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、2020年1月30日(日本時間1月31日)、アメリカ航空宇宙局 National Aeronautics and Space Administration(米国、以下 「NASA」)およびTranslational Research Institute for Space Health(米国、以下「TRISH」*1)と表題の件について会議を実施したことをご報告いたします。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202002036349-O1-S1ZcGXlb

本会議は、当社の 100%子会社アキュセラ・インク(本社:米国ワシントン州、以下「アキュセラ」)が、超小型 眼科診断装置Swept Source-OCT (以下、SS-OCT*2)プロジェクトの進捗報告を行うためのものです。これまでの成果を NASA と TRISH の 15 人ほどのエンジニア、科学者、医師らに提示し、彼らからの質疑に応え、会議の最後に本プロジ ェクトのフェーズ 1 の成果であるプロトタイプの操作デモを行いました。NASA・TRISH の本プロジェクト責任者たちのコメントを下記に示します。



今後は、当初の計画どおり、2月末日にプロジェクト(フェーズ1)を完了し、2ヶ月以内に開発レポートを NASA・TRISH に提出します。



アキュセラは、2019 年3月 17 日、NASA のディープスペースミッションに向けた小型 OCT の開発受託契約を、 TRISHとの間で締結しています(プレスリリース「NASAのディープスペースミッションに向け、小型 OCT(光干渉断層計)の開発受託契約を締結」を参照ください)。



今回の共同開発の背景には、長期的な宇宙飛行を経験した宇宙飛行士の多くに、視力障害や失明の恐れがある神 経眼症候群(Spaceflight Associated Neuro-ocular Syndrome、以下 SANS)の兆候がみられるという研究報告を契機 に、宇宙飛行中にリアルタイムで網膜の状態を計測することへの需要の高まりがあります。SANS の症状には視神経 乳頭浮腫、眼球後部平坦化、脈絡膜鄒壁、綿花上白斑、屈折異常があり、最近の NASA の報告*3 によれば、長期的に 宇宙に滞在した宇宙飛行士の 69%が SANS に罹患すると示されました。この SANS の診断、経過観察には、網膜の状 態の正確な定量及び定性的計測(網膜厚測定、網膜及び視神経乳頭断層画像)ができる OCT(光干渉断層計: Optical Coherence Tomography)が不可欠です。現在、国際宇宙ステーション(International Space Station、以下、 「ISS」)で使われている市販の OCT は、SANS の診断や検査には不要な機能が多く搭載されており、操作が複雑で あると共に、多忙な宇宙飛行士が二人がかりで撮影する必要があります。また耐放射線性に弱く、大きすぎるなど という理由で、月や火星などへの長期宇宙飛行時に使用するには適していません。



*1 TRISH は NASA からの委託で、長期宇宙旅行時の人体へのリスク軽減のための研究開発の促進を目指す共同事業体 で、ベイラー医科大学がリーダーとなり、カリフォルニア工科大学とマサチュウセッツ工科大学がメンバーです。

*2 OCT(Optical Coherence Tomography)は光の干渉性を用いて非侵襲的に試料内部の構造を高分解能・高速で撮影 する技術です。SS-OCT (Swept Source OCT)は高速波長掃引光源を用いる第三世代のOCTです。

*3 今回の IWS(2020 年1月 17 日リリース)で SANS の新基準が NASA から発表されました。このデータは 2020 年 1 月 28 日の発表時点のものです。



William J. Tarver, MD MPH FAsMA, SANS Clinical Lead – CNS NASA Flight Surgeon コメント

 御社が開発した OCT デバイスは、小型でありながら操作は簡単で、データ処理が早いことに大変驚きました。この

ようなデバイスであれば、NASA が懸念している、ミッション中に及ぼす宇宙飛行士の眼球への影響を研究するため に、まずは ISS で大いに役立つと信じています。

(注釈:有人火星探査等の長期宇宙飛行の前に、ISS にて本ディバイスの有効性を確認する必要があります。)



【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/202002036349-O2-ew5f8BWu



CAPT Tyson Brunstetter, OD, PhD, MBA, FAAO, FAsMA MSC, U.S. Navy, DoD Aerospace Medical Liaison, NASA SANS Clinical Lead - Eyes/Vision コメント

 本会議を終えて非常に満足しています。御社の SS-OCT デバイスは、フェーズ1の仕様条件を満たしているだけで なく、期待以上の完成度でした。商業化された製品のように見た目も洗練され、軽くて持ちやすい、まるで双眼鏡 を覗くような使い心地でした。こんなに早い段階で、ここまでのデバイスを作り上げる御社が、フェーズ2でどん な仕上がりを見せてくれるのか大変楽しみです。



窪田製薬代表執行役会長、社長兼最高経営責任者 NASA HRP Investigator(研究代表者)、窪田良博士コメント

 今回の NASA との会議ではフェーズ1の成果であるプロトタイプのデモを行いました。NASA の担当者の方に実際に

自分の網膜を計測いただき、アプリケーションの操作性やデバイスのスピードを見ていただき、数秒で終わるとい う測定スピードの速さに非常に感心していただきました。現在 NASA を含め、一般的に使われいる OCT は、立ち上げ から計測して終了するまで2人の人員と 90 分の時間が割かれていますが、我々のデバイスは立ち上げから計測終了 まで自分1人で数分で計測できることに驚かれていたのが印象的でした。現在は、宇宙飛行士の分刻みのスケジュ ールの中で、数ヶ月の長期滞在でも3回しか計測できていないそうですが、我々のデバイスが ISS に搭載されること になれば、毎日でも計測でき、刻一刻と発生する SANS による乳頭浮腫が観察できる可能性が世界で初めて示されま した。引き続き、我々の技術力を活かし、このプロジェクトの成功に向けてより一層精進してまいります。



窪田製薬ホールディングス株式会社について

 当社は、世界中で眼疾患に悩む皆さまの視力維持と回復に貢献することを目的に、イノベーションをさまざまな

医薬品・医療機器の開発及び実用化に繋げる眼科医療ソリューション・カンパニーです。当社100%子会社のアキュセ ラ・インク(米国)が研究開発の拠点となり、革新的な治療薬・医療技術の探索及び開発に取り組んでいます。当社 独自の視覚サイクルモジュレーション技術に基づく「エミクススタト塩酸塩」においては、糖尿病網膜症およびス ターガルト病への適応を目指し、開発を進めております。また、網膜色素変性における視機能再生を目指す遺伝子療法の開発や、在宅・遠隔医療分野(モバイルヘルス)における、クラウドを使った医療モニタリングデバイス (PBOS)の研究開発なども手掛けております。

(ホームページアドレス:http://www.kubotaholdings.co.jp)



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