東京経済大学ニュ―ス Vol.16
東京経済大学
東京経済大学ニュ―ス Vol.16
東京経済大学ニュ―ス Vol.16の内容を一部抜粋してお送りします。
すべての内容につきましては、添付のリリース全文ファイルをご覧ください。
※東京経済大学Webサイト:http://www.tku.ac.jp/
■特集 1
2020年4月、経営学部経営学科にファイナンスコースが誕生
実践的スキルを持つフィンテック人材・デジタル人材の育成に注力
経営学部教授 吉田 靖
2020年4月以降の本学経営学部入学者を対象に、新たなカリキュラム「ファイナンスコース」が誕生します。
近年は金融とテクノロジーが融合した「フィンテック(FinTech)」の社会的重要性が増しており、これに対応するには銀行や証券、保険といった分野のみならず、情報、データサイエンス、会計そして法律までバランスよく学ぶ必要があります。このコースの一番の目的は、これらの分野を広く学ぶことにより、フィンテック人材として実社会で活躍できる卒業生を輩出することにあります。
このカリキュラムを実現するため、経営学部1年次に学ぶ「経営数理入門」を、2年次にファイナンスコースを選択する場合の必修科目としました。入学直後に「経営数理入門」でデータ分析を学ぶことにより、社会科学系としては比較的早い段階で数理的能力を身につけ、進路選択に役立てることができます。同時に1年次では「簿記会計入門」などで企業を分析するための会計情報の作成と利用の基礎を学びます。
1年次で基礎力を養い、2年次以降は「経営数学」、「経営統計」、「保険論」、「財務会計論」、「企業法基礎」、「経営財務論」、「企業金融論」、「リスクマネジメント論」、「会社法」などの専門科目を順に学ぶ、効率よいカリキュラムとなっています。
ファイナンスは抽象的な理論を勉強するだけでなく、実際の豊富なデータによる検証を行うことが可能な学問です。講義形式の授業で理論を学ぶだけでは“本当に使える実力=実践的スキル”はつきません。本学は入学した学生の皆さんがデータベースを使いこなせる環境にすることを特に重視。知識のみならず、実践的な勉強ができるよう、図書館に充実した経済・企業関連のデータベースを用意し、1年次の少人数演習形式の授業から2年次以降のゼミ、4年次の卒業研究までデータベースを活用するなど、最新のデータによる分析が可能になっています。
このデータベースを使えば、日本の全上場企業の直近の決算データや今日までの株価データを僅かな操作でPCにダウンロードし、統計分析を行うことも可能です。
常に変革する社会の原動力は企業であり、そこで働く人材です。近年、ファイナンス分野で顕著なこの変革を活かして自分から積極的に問題解決にチャレンジし、問題解決に際しては理論とデータに基づいた意思決定をして数理的な力を経済社会に役立てようと思っている方は、ぜひこのファイナンスコースで学んでほしいと考えています。
■特集 2
東京経済大学学術シンポジウム開催報告
大学におけるウィキペディアの利活用と課題
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201910292805-O4-030F2urO 】
2019年9月28日(土)、東京経済大学主催の学術シンポジウム「大学におけるウィキペディアの利活用と課題」を大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)で開催しました。
このシンポジウムは、コミュニケーション学部の山田晴通教授と大榎淳准教授、経営学部の森岡耕作准教授が実行委員を務め、当日はウィキペディア日本語版の元管理者で、ウィキペディアに関する数々の論考を発表している日下久八氏をはじめ、英語教育に繋げる取り組みを続けている武蔵大学の北村紗衣氏、大学教育への活用を初期から提唱してきた東京大学の時実象一氏、集合知という観点からウィキペディアを研究している慶應義塾大学の渡辺智暁氏、文筆家の吉川浩満氏をお招きし、充実した議論が5時間に渡り展開されました。
ウィキペディアは大変便利なツールである一方、特有の問題をいつくも抱えています。大学における教育・研究において、安易な使用は避けるべきですが、かといって全否定してしまうのも正しい態度とは言えません。大学におけるウィキペディアの利活用は学生が学びを深めていく上で、また教員が研究を行う上でも、重要な課題となっています。
当日は本学の学部生、大学院生、教員のほか、他大学の学生やウィキペディア日本語版の管理者も参加し、シンポジウム終了後の交流会では会話の輪が広がりを見せ、とても有意義なイベントとなりました。
■特集 3
村千鶴子ゼミが高校生用消費者教育DVDを制作
中央労働金庫との共同プロジェクト
現代法学部教授 村 千鶴子
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201910292805-O5-4RYI2B5U 】
消費者法をテーマとしている東京経済大学現代法学部の村千鶴子ゼミでは、消費者被害の実情や、これらに対処するための消費者法の現状などを研究しています。
2018年の民法改正(施行日は2022年4月1日)で成年年齢が現在の20歳から18歳に引き下げられることが決定しました。改正法施行日からは、18歳の誕生日から成年としての法的責任を持つことになり、未成年者保護制度は適用されなくなります。一人前の大人として扱われるなど、良いことと評価できる面もありますが、親の同意なくローン契約を結べるなど、基本的な契約や悪質商法の知識がない無防備な状態で、いち消費者としてのリスクが高まります。
そのような中、社会貢献事業のひとつとして新入社員教育用DVDの制作を行っている中央労働金庫CSR担当部門から、共同で高校生教育用の作品に取り組むプロジェクトの提案がありました。成年年齢の引き下げに伴い、少し前まで18歳であったゼミ生が持つ「若者目線」で教材を作る必要があることが主な理由でした。
村ゼミは2018年秋から取り組みを開始。SNSを悪用し「手軽にもうかる話がある」と勧誘するマルチ商法など未成年が注意すべき事例を紹介するシナリオの作成や、コンペでの制作会社の選定、役者のオーディション、撮影の立ち会い、ラッシュの編集、DVDのケースデザインなど、学生が中心となって制作会社と共に作り上げました。学外で活動する機会も多く、夜遅くまで作業が及ぶこともありましたが、ゼミ生は熱心に取り組み、DVDを完成させました。
この活動を通じて、ゼミ生は「高校生に伝えたいこと」「何をどうすれば伝えることができるか」などを考え、進んで意見を出し合うようになり、自分のためだけの勉強ではなく、学んだことを人に伝えようとすると受け身ではなく自発的な姿勢になりどんどん成長しました。
こうして今年の9月に完成したDVDは内容もさることながら、パッケージも若者らしいデザインで、今までの消費者教育用教材とは雰囲気も変わり満足のいく仕上がりとなりました。今後は、学校や自治体などでの活用方法を、ゼミ全体で検討する予定です。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201910292805-O6-0L8WQ44T 】
※DVDを希望される場合は、中央労働金庫CSR(TEL:03-3293-2048)までお問い合わせください。
東経大インフォメーション
◇Information 1
現代法学部20周年記念式典・パーティー
11月16日(土)大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)で開催
2000年4月に開設した現代法学部は、2019年に開設20年目を迎えました。この節目に学部20周年記念式典・パーティーを開催いたします。卒業生の皆さんの参加を心よりお待ちしております。
◇Information 2
WEEKDAY CAMPUS VISITを開催
キャンパスライフ・「東経大の1日」を高校生が体験
高校生が本学学生と一緒に通常授業に参加し、学食などのキャンパスライフを経験しながら実際の大学生活を知る取り組み「WEEKDAY CAMPUS VISIT」を、7月15日(月)と10月1日(火)に開催しました。
「広告論」や「メディアリテラシー」、「社会経済学入門」、「表現と批評」など各学部の専門的な授業に、1年生から3年生まで合計35名が参加。「オープンキャンパスという特別な場ではなく、日常の様子を知ることができてよかった」(高校2年生)、「講演などを聞くだけのイベントよりためになった。また参加したい」(高校1年)などの感想が寄せられました。
◇Information 3
国分寺市×JA×生産者×小木紀(のり)親(ちか)ゼミのコラボ企画
11月1日(金)~3日(日)開催の大学祭(葵祭)で「こくベジ」料理を販売
2019年11月1日(金)~3日(日)に開催する東京経済大学の大学祭「葵祭」では、小木紀親ゼミが出店する模擬店において、国分寺で採れる野菜「こくベジ」を使った料理を販売します。
こくベジは非常に多品目でどれも美味しいのですが、今年はじゃがいもにスポットを当て、生産者(清水農園)、JAむさしの、国分寺市役所から支援をいただき、「じゃがバター」(ノーマル、チーズ味、明太マヨネーズ味の3種類)を販売する予定です。
小木ゼミでは「こくベジ」の存在を多くの方に知っていただけるよう、このような試みを企図しています。ぜひ東京経済大学で地元産野菜を味わってください。
なお「葵祭」では、毎年ご好評をいただいている「美瑛町フェア企画」(北海道美瑛町から仕入れた特産品の販売)や芸能人企画、ステージ企画、展示団体の発表など、さまざまな企画を用意し、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
◇Information 4
国分寺の食をテーマにしたイベント「こくめし」を開催
個性的な飲食店の存在に着目し地域の活性化を実現
2019年9月17日(火)~9月30日(月)、東京経済大学経済学部特命講師の鈴木恒雄(のぶお)ゼミが企画したイベント「こくめし」が開催されました。
「こくめし」とは、魅力あふれる飲食店を市の魅力のひとつにしたいという思いから始まった大学ゼミ発の飲食イベントで、「国分寺で食べたくなる飯」をコンセプトに共通商材テーマを掲げ、市内の個人経営の飲食店が腕を振るい期間限定の創作料理を提供。「食」を通して市内飲食店の活性化に繋げていく構想を実現させました。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201910292805-O1-krGYs7Yt 】
店舗でイベントの主旨を説明する学生の様子(左)
2回目の開催となる今回は、アレンジしやすく分け合って食べられる「焼きそば」を共通メニューとし、10店でオリジナルの焼きそばが提供されました。ゼミ生は各店に足を運んでイベントの主旨を説明し、各店に設置するメニュー表などを作成しました。
イベント終了後は、10店舗での販売数の集計、ヒアリングを実施し報告書を作成。年明けには各店舗と国分寺市商工会で報告を行い、次年度の開催に向け今後の展望を検討する予定です。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201910292805-O2-okRMy90X 】
今年の「こくめし(国分寺で食べたくなる飯)」のテーマは焼きそば。
新鮮な野菜を使ったオリジナリティの高い焼きそばも登場し、人気を集めました。
◇Information 5
「コラボdeサロン」&「国分寺物語シンポジウム」
12月4日(水)国分寺市との共催で開催
12月4日(水)17時より、国分寺駅ツインタワー内cocobunjiプラザ5階リオンホールで、国分寺市役所主催「コラボdeサロン」×小木紀親ゼミナール「国分寺物語シンポジウム」を開催いたします。
これまで「コラボdeサロン」は国分寺市が、「国分寺物語シンポジウム」は小木紀親ゼミナール×一般社団法人ニッポニアニッポンが、それぞれこの地域の活性化を促す目的で別々に開催してきました。今回は二つの取り組みが一緒になり、一大イベントとして共同開催されます。
小木紀親ゼミナールによる「国分寺物語」は2013年にスタートし、一般社団法人ニッポニアニッポンとのコラボ活動の一環として、国分寺の情報発信やこの地で採れる野菜「こくベジ」の販売など、これまで様々な取り組みを実施してきました。本学の地域連携センターからの支援も受け、国分寺に関わる方々が「国分寺」自体に関心をもってもらうとともに、地域活性化の一助になるべく活動を行っています。
今回の共同開催イベントでは、小木紀親ゼミナールによる国分寺活性化の取り組み報告、一般法人社団ニッポニアニッポン代表による地域活性化の講演、そして参加者全員によるディスカッションなどが行われる予定です。詳しくは、国分寺市ウェブサイト、東京経済大学ウェブサイト等をご覧ください。
(参考)国分寺物語 : https://kokubunjimonogatari.com/
◇Information 6
高校関係者を対象にゼミ研究報告会を公開
11月16日(土)、12月4日(水)、14日(土)に国分寺キャンパスで開催
東京経済大学は、社会へ出て活躍するための力を身につける取り組みとしてゼミ教育に力を入れています。その教育研究内容を認知いただく機会として「ゼミ研究報告会」を開催しています。本学における教育の成果を公開すると共に、高校生の皆さんに大学での学びを理解して進路選択の参考にしていただきたいと思っています。
公開対象は本学関係者のほか、高等学校等の先生および生徒のみなさんとご父母としています。事前のお申し込みは不要です。また途中での入退場も自由ですので、どうぞお気軽にお越しください。
◇Information 7
大倉喜八郎 進一層館で学術フォーラムを開催
「東アジア近代史視覚資料の再発見」「日本と韓国における福祉サービスとケアマネジメントの現在」
2019年11月30日(土)と2020年1月28日(土)、東京経済大学国分寺キャンパス 大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)で学術フォーラムを開催いたします。大学Webサイトにて詳細をご確認のうえ、ぜひご参加ください。
◇Information 8
カンボジアの小学生にサッカーシューズを寄付
言葉は通じなくても、笑顔のコミュニケーションでサッカー交流
2019年8月、経済学部3年、サッカー部所属の牛嶋(うしじま)彪(ひょう)さんと鈴木翔(しょう)太(た)さんは、カンボジアの北西部・ウドンメンチェイ州にあるコッチュレイ小学校を訪問し、日本で集めたリユース(再使用)可能なサッカーシューズを子供たちに届けました。
二人はSNSを通じ、サッカーに関わる友人へリユース可能なサッカーシューズの寄付を呼びかけました。集める靴をサッカーシューズに限定したのは「カンボジアの人たちに『靴を履く習慣』を押し付けることではなく、サッカーをやりたい子供たちに必要なシューズを届けたい」という思いから。取り組みの輪は友人伝いにどんどん広がり、1カ月で400足も集めることができました。
現地を訪れた二人は言葉が通じないことなどものともせずに、子供たちとサッカー交流で盛り上がりました。持参したシューズのサイズが合うか確認するため、一人ずつ試し履きのサポートも行ったそうです。
【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201910292805-O3-6nO275Vg 】
鈴木翔太さん(左)と牛島彪さん(右)
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