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乳児虐待撲滅を目指す共同研究の検討開始


2019/05/09



株式会社常光

ダットジャパン株式会社

公立大学法人札幌市立大学

国立大学法人鳥取大学



乳児虐待撲滅を目指す共同研究の検討開始

~札幌市立大学、鳥取大学、ダットジャパンと共同研究検討着手~



株式会社常光(本社:東京都文京区、代表取締役会長:服部健彦、資本金:1億円、業種:医療機器製造販売・体外診断用医薬品製造販売・医療機器卸売・ナノ粉砕装置製造販売)と、ダットジャパン株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:犬丸澄夫、資本金:6,000万円、業種:ソフトウェア開発販売・コールセンター運営)は、公立大学法人札幌市立大学(本部:北海道札幌市、学長:中島秀之)、国立大学法人鳥取大学(本部:鳥取県鳥取市、学長:中島廣光)の4者により、人工知能(AI)技術を用いて、乳児虐待(及び虐待死)の発生する可能性を見つけ出す技術の共同研究の検討を、2019年5月よりスタートします。



1.背景

日本国全体で虐待が大きな問題となっています。特に被害者が乳児の場合、最悪、死に至るケースが散見されます。低出生体重児や重症な先天性疾患をもつ乳児は、育てにくさ等の点から虐待発生の乳児側のリスク因子を有しているといえます。札幌市立大学 松浦和代看護学部長らの研究によると、NICU・GCUや新生児室に勤務するエキスパート看護師は虐待発生の予兆を早期に察知する能力を有しています。

一方で、人工知能は第4次産業革命の中核技術と期待されており、鳥取大学 村田真樹教授は言語処理のAI技術を駆使することで、様々な文書から重要な文章を見つけ出し、見落としていた重要キーワードを見いだすことができます。



2.本研究の概要

(1)本研究で用いる大学の研究シーズ

①札幌市立大学 松浦和代看護学部長の研究シーズ

NICU・GCUや新生児室に勤務するエキスパート看護師の研究ネットワークを駆使したインタビュー記録や解析プロセスの考え方

②鳥取大学 村田真樹教授の研究シーズ

村田AIエンジン(仮称)を含むAI技術を用いた、与えられた文章のテキスト群から、数理的な手法で自動的に重要情報を識別し整理する技術



(2)研究内容

どのような場合に虐待が発生する可能性が高い/虐待死に至る可能性が高いと察知し行動をするのか、下記のプロセスを経て研究を進めます。

①エキスパート看護師の臨床判断の過程を明確化

②乳児虐待の可能性を早期に察知する看護師の臨床判断力を段階化

③予兆発見を暗黙知から形式知化



(3)企業の役割

本技術の統合とシステム化は既に村田AIエンジン(仮称)の社会実証を実施しているダットジャパン(株)が行い、(株)常光は70年以上の医療機器、検査薬等の開発・販売経験を活かし事業化を主導します。3年間の研究を実施することと並行し、(株)常光が事業化の検討を行い、事業化を目指します。



(4)本研究の期待成果

①乳児虐待を極早期からの予知を可能にすることを目的とします。その結果、1人でも多くの命が救われ健やかに育つ環境の構築実現に貢献します。この経済効果は約1000億円程度と見込まれます。

②今回検討に着手する本共同研究チームは、本来の医療とは別の角度から 日本国の少産少子社会の中で尊い生命の損失撲滅に向け努力してゆきます。



3.今後のスケジュール

2019年5月 共同研究検討の開始

2022年9月 事業化開始(予定)



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