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人工知能(AI)を活用した株主総会支援システムの実用化試験を実施


2018/9/5



株式会社ウィルウェイ



人工知能(AI)を活用した株主総会支援システムの実用化試験を実施



株式会社ウィルウェイ(東京都港区 代表取締役社長 畑中亮一、以下ウィルウェイ)は

、株主総会の質疑応答に人工知能(AI)を活用したシステムの実用化に向け、AIが実際

の株主からの質疑を受けて適切な回答を導き出し、答弁者に提示することができるかの

検証に取り組んでおり株主総会の質疑応答におけるAI活用が実用化すれば日本初となる。



ウィルウェイは、自社プロダクツとして「株主総会支援システム」を販売しており、す

でに110社以上の導入実績を有する。本件検証では、「株主総会支援システム」に

IBM WatsonベースのAI検索応答ソリューション「SQ-EasyⅡ」を組み込んだもので

あり、「SQ-EasyⅡ」もウィルウェイの自社プロダクツで、今後も検証を重ねて

「SQ-Easy for 株主総会」(仮称)として商品化を目指す。

「株主総会支援システム」と組み合わせたシステムの構想は、2015年12月にソフトバンク社主

催で開催された第1回 IBM Watson 日本語版ハッカソンにおいて「未来型株主総会」とし

て特別賞を受賞している。



現行型システムの導入企業からの事務局機能の高度化・合理化を実現するAIを活用したシ

ステム開発の要望は強い。現行型システム導入企業の一つである三井物産株式会社を例に

とると、本年6月に開催された同社の定時株主総会において行ったAIを活用したシステム

の実用検証では、現行型システムと並行設置された環境に於いて、一定の割合で想定され

た適切な回答を提示することができたことで検証を継続するメリットがあることが確認で

きた。



<株主総会支援システム>

議長と事務局が双方向でコミュニケーションを取るための「進行支援システム」、想定問

答データベースより検索担当者が最適な回答を抽出して答弁席に送るための「答弁支援シ

ステム」、および全社から想定問答を収集して事前にデータベース化するための「想定問

答編集システム」の3つのメインシステムとiPhoneを利用した「役員立候補システム」

など5つのサブシステムから構成されている。



<SQ-EasyⅡ>

自然言語での問い合わせを人工知能(IBM Watson)が、正しく解釈し、最適な回答を提示

するための組み込み用ソリューションサービス。

株主総会に限らず、自然言語の問いかけに対応するあらゆる場面で活用できる技術で、

例えば、住民からの問い合わせを自動化したい自治体 Web サイト、検索利便性を上

げたいコーポレートサイト、CS(顧客満足度)やLTV(顧客生涯価値)を上げたいコール

センターなどで導入効果を発揮する。



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