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【ネスレマッチプレーレクサス杯/当日レポート】初日結果


8月17日



ネスレ日本株式会社



ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯

初日結果速報!ホストプロ片山晋呉が2年ぶりに初戦を突破



ネスレ日本株式会社(兵庫県神戸市:代表取締役社長兼CEO 高岡 浩三 以下ネスレ日本)は、本日8月17日(木)~20日(日)まで恵庭カントリー倶楽部(北海道恵庭市)にて、「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」(以下、ネスレマッチプレーレクサス杯)を開催。このたび、大会第一日目の結果が出揃いましたのでお知らせ致します。大会初日は大会グローバルアンバサダーであるトム・ワトソン氏も駆けつけ、熱戦の行方を見守りました。



<注目の試合の戦況>

【勝:片山晋呉VS 負:小鯛竜也 】 ホストプロ片山晋呉が2年ぶりに初戦を突破!「1回で良いから優勝したい!」

スコア:1UP 

 ホストプロの片山晋呉プロが1アップで若い力を退けた。1回戦で初出場の小鯛竜也プロと対戦した片山プロは2番ホール、4番ホールとアップを重ね主導権を握る。対する小鯛プロもスタート時にはやや硬さがあったものの、徐々にリズムを取り戻し、5番ホール、8番ホールを取り返し前半はオールスクエアで折り返す。

 バックナインは獲ったら獲り返すという展開で好ゲームとなったものの、最後は片山プロの技術が上回った。オールスクエアで迎えた14番ホールでリードを奪うと、最終18番ホールでは10メートル近くあるバーディパットをねじ込み、勝負を決した。

「自分と対戦する相手は、相当の気合いとやる気を持って試合にのぞんできますね。本当にシードを獲れるか獲れないかのレベルの選手なのか?と思うほど良いゴルフをしていましたよ。だから勝つのは本当にしんどいんですよ。」 

 見た目には接戦だがペースは終始片山プロが握っていた。一度のリードも許さなかったことからも、今のゴルフや自身の体自体の状態の良さが想像できる。「やっぱり一度は勝ってみたいですよね」。昨年大会は一回戦で破れているだけに、今年は気合い十分。明日の2回戦は小平智プロ。「向こうもやる気満々で来るでしょうけど、そう簡単にはいかないというところを見せたいですね。」



【勝:小平智 VS 負:山下和宏】 全米プロ選手権帰りの小平プロも危なげなく初戦突破

スコア:4and3

 米国帰りの小平智プロが万全ではない体調ながらも4and3の大差で山下和宏プロを下した。WGCブリヂストンインビテーショナル、全米プロゴルフ選手権と2試合に出場し15日に帰国。そのまま飛行機を乗り継いで強行スケジュールで北海道入りをした。「正直、体はまだまだ重いです。体が疲れているのが逆に気楽にできたのかもしれません」。この日はスコア的にも5バーディ、ノーボギーと満足のいく内容だった。悪いなりにスコアを作り出せたことには小平プロ自身も満足の様子。

「以前はまわりのプレーを意識していた部分があったんですが、今はとにかく自分のプレーをやればいいと思いながらプレーできています。それだけ自分のゴルフに自信が持ててきている部分もあります」。

 明日の2回戦は片山晋呉プロとの対戦。「簡単にはいかないと思います」と気持ちを入れ直していた。



【勝:宮本勝昌 VS 負:時松隆光】 ディフェンディングチャンピオンの時松プロは、好調宮本プロに敗れる

スコア:3and1

 過去3大会で全て1回戦負けを喫していた宮本勝昌プロが、ディフェンディングチャンピオンの時松隆光プロ相手に、ようやく初勝利を挙げた。

 1番ホールでいきなりリードをゆるすも、すぐさま3連続バーディで主導権を握る。「今日はショートゲームがよかったですね。特にマッチプレー巧者ではないので、一つ一ついいプレーをと心がけていたら、こういう結果になりました。」とコメント。7月のダンロップ・スリクソン福島オープンで優勝した良い感触を継続しているようだ。明日の2回戦の対戦相手は久保谷健一プロ。4月のパナソニックオープンで久保谷プロにプレーオフで敗れている。「1ホールだけだったら向こうのほうが強いかもしれませんけど」と自虐的に苦笑いする宮本プロだが、2回戦はそのリベンジを果たしたいところだ。



【勝:武藤俊憲 VS 負:今平周吾 】 一昨年チャンピオンの武藤プロ、今シーズン好調の今平プロに快勝

スコア:4and2

長いトンネルから光明を見出した武藤俊憲が圧巻のゴルフを披露勢いのある今平周吾を一蹴した。

「今日は良いタイミングで良いショットが出てくれました。今平がミスしたとことに僕が対応することができました。簡単に勝てる相手ではないと覚悟はしていましたが、上手くペースを握ることができました。10番ホールのミスは余計でした。あれで全部台無しにしてしまうようなミスでしたが、そのあとも上手く気持ちを切り替えられたと思います」。

 今平プロ自身はマッチプレーをあまり得意にしていないようで、そこも武藤プロに味方したようだ。武藤プロは6月頃から調子を崩していた。「やっと光が見えてきた感じです。飛距離を伸ばしたいと言うのが一番ではないんですが、高打ち出し、低スピンの球筋を求めすぎて、スイング自体を崩してしまっていました。それでオープンウィークの時に、ちょっとしたアドバイスがきっかけで、良い感じに戻すことができたんです」。

 武藤プロは2015年大会のチャンピオン。「この大会は1回戦負けか優勝しかないので、今回勝てたってことは、いけるかもですね」。2度目の頂点を目指し、明日の2回戦は師匠とも言える存在の谷口徹と対戦する。





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