ポルシェ919ハイブリッドが日本でチャンピオンシップポイントをさらに伸ばす
ポルシェAG
ポルシェ919ハイブリッドが日本でチャンピオンシップポイントをさらに伸ばす
FIA世界耐久選手権(WEC) 第7戦、日本(富士)決勝
ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:Dr.オリバー・ブルーメ)のワークスチームがFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦する2台の919ハイブリッドは、富士スピードウェイで行われた6時間耐久レースで3位と5位に入賞しました。これによって全9戦で争われるWECの7戦終了時点でポルシェはマニュファクチャラーズ選手権、ドライバーズ選手権ともにトップの座を維持しています。トヨタは自身のホームサーキットで優勝を遂げました。244周に及ぶレースがフィニッシュした時、3つのマニュファクチャラーが参戦するLMP1クラスのトップ3台の差は僅か18秒でした。
昨年のチャンピオンチームである、ティモ・ベルンハルト(ドイツ)、ブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)、マーク・ウェバー(オーストラリア)組は2番手グリッドからスタートし、レース中はトップを快走する場面もありましたが、最終的には3位でレースを終えました。今年のル・マンウィナーであり現時点でのポイントリーダーであるロメイン・デュマ(フランス)、ニール・ジャニ(スイス)、マルク・リーブ(ドイツ)組は6番グリッドからスタートし、マシーンのバランス不足を抱えながら5位に入賞したものの、ドライバーズ選手権を争うチームがより多くのポイントを獲得したため、リードは23ポイントに減りました。一方でマニュファクチュアラーズ選手権においてポルシェ(263ポイント)は、アウディ(204ポイント)に対するリードを広げました。トヨタは174ポイントです。今シーズンのWECで、残るは2つの6時間レースです。
富士山の麓で行われた6時間レース決勝は常時ドライコンディションの下で行われ気温は20°C前後でした。
カーNo.1のレース展開:
スタートドライバーのマーク・ウェバーは序盤カーナンバーのアウディを追い続けました。21周目、以前F1ドライバー仲間であった小林可夢偉が駆ってハイペースを保つカーナンバー6のトヨタにポジションを譲りことになりました。この時点でのポジションはトップがカーNo.8のアウディ、次にカーナンバーのトヨタ、そしてカーナンバーのポルシェという順位で、レース中、5回の給油とドライバー/タイヤ交換を含むピットストップの時を含めてこの前後関係はほとんど変わりありませんでした。
36周目、ウェバーからティモ・ベルンハルトへ交代し、73周目にはブレンドン・ハートレーがコクピットに乗り込みます。110周目にウェバーが再びステアリングを握り、147周目にはまたベルンハルトへ交代します。雲が空を覆い路面温度が下がるにつれてカーナンバー1のポルシェは2位を走るトヨタに迫ります。156周目、ベルンハルトはトヨタのステファン・サラザンに襲い掛かりますが、一度は阻まれますが、次のラップ、ベルンハルトはオーバーテイクに成功し、トップを行くアウディとの差を縮めます。そして183周目、トップに立ちます。ピットストップの後、カーナンバー1はカーナンバー6の後ろの3番手でコースに復帰します。ニュージーランドのドライバーと小林は何度かポジションを入れ替えます。日本人ドライバーは2位を走行中にタイヤ無交換で最終ピットストップを行いますが、ハートレーは220周でピットストップし、タイヤを交換してウェバーに最終スティントを託します。オーストラリア人はマシーンのバランスに手を焼いてポジションを戻すことは叶わず、3位でチェッカードフラッグを受けることになりました。
カーNo.1のレース展開:
ロメイン・デュマはスタート直後に5番手へポジションを上げますが、1周後にはまた6番手に戻ります。15周目、カーナンバー7のアウディにトラブルが発生して、フランス人ドライバーは自動的にポジションを上げました。無線からはリアの挙動が安定しないことを伝えてきます。36周を走り終えた後、ニール・ジャニが次に乗車し、ダブル・スティントをこなすことになりました。コースインした直後、彼は前走車を追い上げることができましたが、73周を終了してタイヤ交換した後、バランスの悪化に直面しました。路面から拾ったタイヤ滓がフロントカウルに潜り込んだせいで空力に影響を及ぼしたのです。このため110ラップ時点でのピットストップ時にフロントカウルを交換することになりました。マルク・リーブはそのまま走り続け、147周目にデュマに交代し、183周目からはジャニが最後のスティントを担当しました。このスイス人は220ラップで給油ストップを行った時点でポジションを上げる可能性は消え、最終的に5位でフィニッシュしました。
レース後のコメント:
LMP1担当副社長フリッツ・エンツィンガー:「ル・マンから全てのレースで我々は勝ち続けてきました。今日は上位3台が最後まで僅差で争うエキサイティングなレースを戦い、ポディウムに上る事が出来ました。ホームグラウンドで優勝したトヨタの皆様を祝福いたします。同様にアウディの強力なパフォーマンスにも敬意を表します。今日のレースの結果、マニュファクチュアラーズ選手権においてさらに優位に立ちました。今シーズンもいよいよ残り2レースとなりましたが、最後まで精一杯戦います」。
チーム監督アンドレア・ザイドル:「トヨタは勝利に値する素晴らしい戦いをしました。おめでとうございます。今日はレースを通して、彼らを上回るには少し力が足らなかったようです。2台の919ハイブリッドをドライブした6人の尽力には感謝しています。カーナンバー1はレースの半分以上に渡って前を行く2台を追いかける事が出来ましたが、残念ながら最後に履いたタイヤのセットでレースを勝つために充分なパフォーマンスを発揮できませんでした。カーナンバー2にとっては厳しい場面の多いレースでした。上海戦に向けて、今日起こった全ての出来事の分析をします。それでも919ハイブリット向きとは言えない富士で、マニュファクチュアラーズ選手権のポイント差は広げました。ドライバーズ選手権でもカーナンバー2は余裕あるリードを保っています」。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー1)のドライバーのコメント
ティモ・ベルンハルト(35歳、ドイツ):「スタートを担当したマークから引き継いだスティントでは全て順調で、トヨタのステファン・サラザントとフェアなバトルが出来ました。一度は彼に抜き返されましたが、二度目のアタックで仕留めました。しかしトップのアウディに迫った時、LMP2クラスのマシーンを避けようとしてラインを外した際にタイヤカスを拾ってしまいました。耐久レースではよくある事ですが、特に富士ではたくさんのタイヤカスがコース上に落ちていたようです。タイヤに付着したゴムを取り除くのに時間を費やした結果、トップとの差は広がりました。トップの3台で素晴らしいレースが出来たと思います。2016年に富士で行われたこのイベントは、耐久レースの魅力が詰まっていました」。
ブレンドン・ハートレー(26歳、ニュージーランド): 「3番目にクルマに乗り込み、スムースなスティンでした。2度目のスティントではトヨタと良いバトルを戦いました。最後のピットストップで彼らはタイヤ無交換で、我々は新しいタイヤを履いてコースに戻りました。 タイヤの磨耗を考えれば当然の事ながら我々が有利になるはずでしたが、残念ながら3位に留まりました。3連勝の後だっただけに、残念なレースでした。それでも力強いパフォーマンスを見せる事は出来ました」。
マーク・ウェバー(40歳、オーストラリア):「1ラップ目は全車がポジションをキープしました。その後は序盤にしてアウディとトヨタに突き放される厳しい展開の中、気温が下がると状況は良くなり何とかトップ争いに踏み止まる事ができました。2度目のスティントでは前を行く2代のピットストップで問題が起きたため、差が詰まりました。レースの殆どでトップ3は近い位置を走り、誰が勝っても不思議ではない展開でした。トヨタの勝利を祝福いたします」。
ポルシェ919ハイブリッド(カーナンバー2)のドライバーのコメント
ロマン・デュマ(38歳、フランス):「スタートではリスクを取らなかったにも関わらずトラブルが発生し、クルマのコントロールに手こずりました。フロントのボディワークを調整しバランスを変更した後、だいぶ状況は改善されました。次のスティントではグリップを感じる事が出来ました。もちろん今日のレース結果に満足はしていません」。
ニール・ジャニ(32歳、スイス):「レース序盤であまりに多くの時間を失いました。ドライバー交代せずに2つのスティトを続けてドライブしました。2度目のスティントでタイヤカスがフロントノーズを直撃してエアロダイナミクスのバランスが狂ったようです。ノーズを交換した後はトップのアウディと遜色ないペースで走れました。チャンピンになるには、まだまだ進歩が必要です」。
マルク・リーブ(36歳、ドイツ):「難しい1日でした。バランスを失ったため運転するのが難しく、戦うにはクルマが遅すぎました」。
911RSRが参戦するGTE-Amクラスではメキシコシティーで勝利したポルシェカスタマーチムのKCMGが3位に入りポディウムに上りました。ポルシェワークスドライバーのリヒャルト・リーツ(オーストリア)とミヒャエル・クリステンセン(デンマーク)は、GTE-Proクラスで7位フィニッシュとなりました。
上海で行われるWEC第8戦は11月6日に開催予定です。
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