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首都大学東京の「serBOTinQ」が、「外国人観光客の宿泊を支援するサービスロボット」の研究成果を発表


2016年9月30日



公立大学法人首都大学東京



首都大学東京の「serBOTinQ」が、「外国人観光客の宿泊を支援するサービスロボット」の研究成果を発表します。

~株式会社ミサワホーム総合研究所と、CEATEC JAPAN 2016に共同ブースを出展~



【概要】

 首都大学東京(東京都八王子市/学長 上野淳)のロボットに関する研究開発拠点であるserBOTinQ(サービスロボットインキュベーションhubの略 通称:サーボットインク)は、株式会社ミサワホーム総合研究所(東京都杉並区/代表取締役社長 佐藤春夫)とともに、これまで共同研究に取り組んでまいりました。

                                                

 10月4日から7日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2016」では、serBOTinQと株式会社ミサワホーム総合研究所が共同ブースを出展し、今ある土地や建物などの資産を活用した「宿泊支援のためのサービスロボット」に関する研究成果を発表します。



 共同研究紹介ブースでは、ユーザーエクスペリエンスを分析するため、留学生を対象としたワークショップを開催し、そこから得られたインバウンド(訪日外国人観光旅行者)に向けた「宿泊支援ロボット」のプロトタイプや、株式会社ミサワホーム総合研究所のパネル技術を活用し、DIY感覚で施工できる製品開発の事例を展示します。

 

 これらの展示を通して、住宅設備の壁面活用の可能性を提案するだけでなく、センサー技術などを組み合わせた次世代インフラとしての可能性を提示いたします。

首都大学東京は、今後も様々な企業や大学、自治体などと協力しながら、IoT を活用したより安全で快適な住まいを実現するためのソフトについて、積極的に研究開発を進めていく考えです。





【serBOTinQとは】

 serBOTinQ(サービスロボットインキュベーションhub)とは、首都大学東京が進めてきたロボットに関する研究成果を社会に還元する仕組みであり、本学システムデザイン学部のコース横断的な教員陣と本プロジェクトにご協力いただける複数の企業群とがチームを作り、それぞれのチームが年度末までの約1年間を掛けて独創的かつ実用的なサービスロボット開発に取り組む実験的プロジェクトです。

 具体的な進め方は、<サービスロボット開発に関する問題提起&情報共有→アイデア出し→デザイン&プロトタイプ作成→試作&評価>のように、マーケットインとプロダクトアウトを組み合わせたデザイン思考に則って進行します。この進め方は、システムデザイン学部の目玉授業でもあるPBL(Project-Based Learning)「KADEN Project」での実績に裏打ちされたものであり、今までに数多くのユニークな授業成果を輩出するなど、学内外からも高く評価されています。



 ※serBOTinQ紹介ホームページ  http://www.comp.sd.tmu.ac.jp/serbotinq/





【CEATEC JAPAN 開催概要】

 日 時:  平成28年10月4日(火)~10月7日(金)  10:00~17:00

 場 所:  幕張メッセ 千葉市美浜区中瀬2-1

 主 催: CEATEC JAPAN 実施協議会

      一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会

      一般社団法人 電子情報技術産業協会

      一般社団法人コンピュータソフトウェア協会

 U R L: http://www.ceatec.com/



 「CEATEC JAPAN」は、国内および海外を代表するIT&エレクトロニクスの関連企業および団体が参加し、時代の先端を行く最新技術や製品の発表・デモが行われるイベントです。

 今年の「CEATEC JAPAN」は「つながる社会、共創する未来」を開催テーマとしており、CPS/IoT によって変わる未来の社会や技術を体験できるよう、エリアを分けて展示されます。「社会エリア」では、公共インフラ・交通システム・災害対策・エネルギー制御、環境モニタリングといった安全・安心・快適な社会を構築するための提案を展示、「街エリア」では過ごしやすい都市や住みやすい街、快適な空間を構築するための環境整備のほか、今後期待される配送サービスや金融サービスなどの新たな提案、「家エリア」では、生活シーンにおける身の回りのモノをベースに、エンターテインメント、エネルギーシステム、健康管理などこれからの豊かで快適な暮らしの提案、「CPS/IoT を支えるテクノロジー・ソフトウェアエリア」では、各エリアの利用シーンなどの展開に留まらず、CPS/IoT を実現する上で不可欠な各種技術関連電子部品や素材・材料、関連ソフトウェアなどの提案を展示します。



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