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ネスレマッチプレーレクサス杯最終日結果/時松隆光が3週連続優勝で優勝賞金1億円を獲得


7月30日



ネスレ日本株式会社



新たに世界に挑戦!時松隆光、勢いのまま3週連続優勝で、優勝賞金1億円を獲得



ネスレ日本株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長兼CEO:高岡浩三、以下「ネスレ日本」)は、2016年7月29日(金)~31日(日)の3日間、恵庭カントリー倶楽部(北海道恵庭市)にて、「ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯」(以下、ネスレマッチプレーレクサス杯)を開催しております。このたび、大会第最終日、準決勝、決勝の結果が出揃いましたのでお知らせ致します。以下に、本日のマッチをまとめました。



▼男子ゴルフ界の新星・時松隆光が、最後はギリギリの戦いを制し、初出場初優勝

 一人の若者が世界への扉を開けた。先週の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」で優勝し、32人目の最後の枠に滑り込んだ時松隆光プロが、決勝戦で小田龍一プロを敗り、初出場初優勝という偉業を達成。優勝賞金1億円というビッグマネーを手にした。

 この日の午前中に行われた準決勝では小田孔明プロと対戦。1アップで辛勝し決勝へと駒を進めた。これで2回戦の藤田寛之、3回戦の谷口徹に続き3人目の賞金王を撃破。いよいよ迎えた決勝の相手の小田プロも日本オープンチャンピオン。ラスト1試合ということでさすがに緊張しているのではと思われたが、2番ホールを皮切りに前半を5アップという大差で折り返す。

 完全に時松プロペース。このまま逃げ切るかと思われたがそう簡単にはいかないのがマッチプレー。小田プロが後半に入り息を吹き替えし、10番、12番、13番、14番、16番を奪い、まさかのオールスクエアになるという展開。これがマッチプレーの面白いところであり怖い部分だろう。

 後半の流れは完全に小田プロだったが、時松プロは大詰めで強運を発揮する。17番パー5で小田プロがティショット、セカンドショットと立て続けにミス。相手のミスに助けられた部分もあるが、そのまま逆転される流れをなんとか引き戻した。最終ホールでは最後に決めれば勝ちという微妙なパットをきっちり決めて頂点に登り詰めた。

 「ダンロップ・スリクソン福島オープン」の優勝で2年シード権を得た時松プロ。今回の賞金の一部はツアーの移動費にあてたいと話すが、せっかく与えてくれたチャンスなので、これを機に海外を視野に入れたいと言う。「アジアンツアーや、ヨーロッパツアーなど、是非挑戦してみたいと思います。」。“勝者よ、世界への扉を開け。”の大会キャッチフレーズにぴったりのヤングチャンピオンが誕生した。



▼5ダウンからの猛追。時松プロを苦しめたベテラン・小田龍一が、悔しさの残る準優勝

 準決勝で小平智プロを3&2で破り、決勝戦に進んだ小田龍一プロ。ネスレのキャディバッグを使用する契約プロとして、最後は表彰式でキャディバッグを掲げたいです、と話していたが、その目標は達成することはできなかった。

 前半は時松プロの勢いに押されたのか5ダウンのリードを奪われる苦しい展開。後半はさすがの反撃を見せたが、最後は力尽きる形で敗れた。

「クラブハウスに戻りながら悔しいなと今週初めて思いました」。あまり感情を見せない小田プロから出た意外な言葉に、賞金だけではなく、2年連続で初戦敗退していた、この大会で勝ちたかった想いが感じられた。

 それでも「自分には1億円はまだまだ早いということ。また来年、しっかり調整して、挑戦したいと思います」と悔しさを滲ませながらも意欲を見せていた。



【コメント】

■高岡浩三(ネスレ日本株式会社 ):

「今年は、(決勝しかり)爆発力のあるマッチが多く、見応えのある試合が多かった。また、予てからビジネスモデルになりうる大会を作りたかったという点では、スポンサーだけでなく、選手からもプロアマの評判のよかったので、3年目の今年が一番手応えを感じている。トーナメン自体も、若手とベテランが競り合う展開で、いずれシニアの枠も作って、より大会を盛りあげていきたいと思えた。(リオに向かう片山プロ、丸山プロに向けて)世界を舞台に戦ってきた二人なので、何の心配もしていない。日の丸を背負うプレッシャーはあると思うが、思い切りチャレンジして、海外で戦う意義を改めて感じて来て欲しい。」



■丸山茂樹プロ(大会公式アンバサダー)

「今年は15番でワンオンが出るなど、バーディー数が多い印象があった。雨が降ったり、グリーンが重かったり、ゴルフ場は生き物のようなところがあるので、選手は苦しんだと思う。優勝した時松プロは、決勝のバック9が悪かったけど、最終的に粘って優勝できた。マッチプレーのいい部分と悪い部分の両方が見え、コースマネジメントや駆け引きなど、いい勉強になったと思う。時松プロのような新星が現れ、歴史に残る大会になった。優勝の重みも感じつつ、優勝賞金1億円を自ら掴みとった勢いで、2、3勝目を目指して欲しい。」



■片山晋呉プロ(ホストプロ):

「3年前に大会を始めたときは、高岡社長も、選手も、スポンサーも、メディアの皆さんも不安だらけだった。たった3年で出場したいという選手が増え、スポンサーにも喜んでいただける、魅力的な大会になったと思う。(選手は)この大会で経験を積んで、この大会を通じて世界で戦う術や、経験を養っていけるような大会であってほしい。

(リオに向けてという質問に対し、)初戦は、誰がやっても勝てないプレーで深堀プロに完敗した。僕は、その運は(リオに向けて)取っておいたと思って、来週に向けて頑張りたいです。」





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