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ポルシェ718ケイマンの予約受注を開始


2016/4/25



ポルシェ ジャパン株式会社



ポルシェ718ケイマンの予約受注を開始

ミッドエンジンクーペが718シリーズのベースモデルとして登場



ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)は、水平対向4気筒エンジンを搭載したミッドシップクーペ、718ケイマンおよび718ケイマンSの予約受注を4月28日(木)より全国のポルシェ正規販売店にて開始いたします。2017年モデル左ハンドル車の予約受注については、6月1日(水)から6月30日(木)の期間限定となります。



ミッドエンジンスポーツクーペ、718ケイマンの第4世代は、更なる性能と効果的な外見を得て、魅力を増しています。718ボクスターがジュネーブショーで初披露されてからわずか数週間後、718ケイマンの登場によりポルシェは718モデルシリーズのラインナップを拡大いたします。911モデルレンジと同じく、ミッドエンジンスポーツカーの718においても初めてクーペの価格がロードスターより低くなります。



718ケイマンに搭載される4気筒水平対向ターボエンジンは、718ボクスターと共通のもので、クーペとロードスターの最高出力は初めて同じになりました。ベーシックモデルである718ケイマンには最高出力220 kW (300 ps)の2リッターエンジンが、上位モデルの718ケイマンSには257 kW (350 ps)を発生する2.5リッターエンジンが搭載されます。これは先代モデルに対してそれぞれ18 kW (25 ps)増加し、新欧州サイクル(NEDC)による燃費は8.1リッター/100kmから5.7リッター/100kmとなります。



718ケイマンのトルキーな新しいエンジンは、低回転域においてもドライビングの楽しさと優れた俊敏性を約束します。2リッターエンジンは先代モデル比で90Nmアップの380Nmを1,950 rpmから4,500 rpmの間で発生します。市販のガソリンエンジン車では911ターボのみに採用されていたバリアブルタービンジオメトリー(VTG)を備えたターボチャージャー搭載の2.5リッターエンジンは、先代モデル比50Nmアップの420Nmを1,900 rpmから4,500 rpmにおいて発生します。これはドライバーが広いエンジンの回転域で、より大きなトルクを得られることを意味します。オプションのスポーツクロノパッケージを装着したPDK仕様の718ケイマンによる0-100km/h加速タイムは4.7秒で、同仕様のケイマンSでは4.2秒となります。最高速度は718ケイマンで275 km/h、718ケイマンSでは 285 km/hに達します。





さらなる正確さとスタビリティをもたらす新チューニングのシャシー



718ケイマンの優れたドライビングダイナミクスは、サーキットで活躍したオリジナル718から受け継いだものです。歴史に残るミッドエンジンスポーツカーである718のオリジナルモデルは、その俊敏性を武器にタルガ・フローリオやル・マン24 時間レースなど1950 年代と60 年代に数々のレースで優勝を飾りました。718ケイマンでは一新されたシャシーにより、横方向の剛性とホイールの位置決めが向上しました。スプリングとスタビライザーのレートがさらに引き上げられ、ショックアブソーバーのチューニングも変更されています。10%ダイレクトな設定のステアリングギア比は、俊敏性とドライビングプレジャーをより高めます。0.5インチワイドになったリヤホイールは、新しいタイヤとの組み合わせで、横Gの最大値を高めコーナリングの安定性を改善します。



スポーツクロノパッケージやポルシェ・トルク・ベクトリング(PTV)などのドライビングダイナミクスオプションによって、718ケイマンのスポーツ性をさらにカスタマイズすることができます。ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)をオプションで選択すると車高は10mm低くなり、ケイマンSに初めて採用されるPASMスポーツサスペンションでは20mm低い設定となります。他のポルシェ スポーツカー同様に、スポーツクロノパッケージはステアリングホイールのプログラムスイッチを介して調節することができます。先代の“ノーマル”、“スポ-ツ”、“スポーツ・プラス”に加えて“インディビジュアル”プログラムが追加されています。



向上したドライビングパフォーマンスに見合うよう強化されたブレーキシステムは、フロントに330mmディスク、リアに299 mmディスクが採用されています。718ケイマンにはケイマンS(タイプ981)のブレーキシステムが装着されており、一方718ケイマンSには、911カレラの4ピストン式キャリパーと6mm厚いフロントディスクが採用されています。





さらに力強いアピアランスを主張するエクステリアデザイン



ニュー718ケイマンのデザインの進歩は、テクノロジー同様広範囲にわたっています。緊張感のあるプロポーション、フロントとサイドの目立つエアインテーク、そして低いサイドプロフィールがダイナミックな雰囲気を強調しています。いっそうシャープな形状となったノーズは、フロントエンドにいっそうワイドで力強い印象を与えます。パーキングライトとインジケーターライトを含むサイドエアインテーク上の細長いフロントライトが、この印象をさらに強めています。大型のクーリングエアインテークと新デザインのバイキセノンヘッドライトが、718ケイマンのフロントエンドを作り上げています。新たに4点式のLEDヘッドライトもオプションで装着可能です。ニューケイマンのサイドビューは、目立つフェンダーとサイドシルが特徴的です。新しくなったリアは、“Porsche”ロゴを冠したハイグロスブラックのテールライト間のアクセントストリップによって、さらにワイドなアピアランスとなっています。一新されたテールライトでは、3Dテクノロジーと4灯のスポットライトによるLEDブレーキライトが際立ちます。



見直されたインテリアと標準装備されるPCM



ニュー718ケイマンではインテリアも新しくなっています。エアベントを含むダッシュパネル上部が新しくなり、標準装備されるポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)とともに、918スパイダーから流用された新しいスポーツステアリングホイールと広範な接続オプションが718のコックピットに追加されています。オーディオインターフェース、および150Wのサウンドパッケージ・プラスのすべてが標準装備に含まれます。PCMの拡張オプションも用意されており、その中にはApple CarPlayなどスマートフォン専用の拡張機能も含まれます。ボイスコントロール付ナビゲーションモジュールは、目的地の入力を容易にします。コネクト・プラスオプションを選択すると、ポルシェ専用SIMカードが提供されることによってリアルタイム交通情報が追加され、さらにポルシェ・コネクトアプリを含むスマートフォンを介した広範な追加サービスを利用することもできます。



718ケイマンと718ケイマンSの導入は、ヨーロッパマーケットを皮切りに2016年9月24日より順次始まる予定です。



ポルシェ718ケイマン、718ケイマンS 希望小売価格



2016年4月28日より



車種 トランスミッション ハンドル 希望小売価格

(消費税込価格)

718ケイマン 6速MT 右 / 左 \6,190,000

                7速PDK 右 / 左 \6,714,000



718ケイマンS 6速MT 右 / 左 \8,130,000

      7速PDK 右 / 左 \8,654,000

*2017年モデル左ハンドル車の予約受注は、6月1日(水)から6月30日(木)の期間限定となります。



<本件に関する読者からのお問い合わせ先>

ポルシェ カスタマーケアセンター 0120-846-911

ポルシェ ホームページ http://www.porsche.co.jp



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