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村上春樹『職業としての小説家』(スイッチ・ハ゜フ゛リッシンク゛刊)初刷9万冊を買切、全国の書店で発売


2015年8月21日



株式会社紀伊國屋書店



紀伊國屋書店、

村上春樹『職業としての小説家』(スイッチ・パブリッシング刊)の

初刷り9万冊を買切り、全国の書店で9月10日発売



 株式会社紀伊國屋書店(代表取締役社長 高井昌史)は、株式会社スイッチ・パブリッシング(代表取締役社長 新井敏記)が刊行する村上春樹『職業としての小説家』初刷り10万冊の内、9万冊を買切り、自社店舗および取次店を介して全国の各書店において、9月10日(木)から販売を開始します。



 初刷りの大半を国内書店で販売することで、ネット書店に対抗し、出版流通市場の活性化に向けて、具体的な一歩を踏み出します。この試みは、株式会社紀伊國屋書店が今年4月に大日本印刷株式会社(代表取締役社長 北島義俊)と設立した合弁会社「株式会社出版流通イノベーションジャパン」が検討を進めている買切り・直仕入というビジネスモデルの一つのパターンと言えます。



 今回のビジネスモデルは、村上春樹さんの新刊書を紀伊國屋書店が独占販売するのではなく、大手取次店や各書店の協力を得て、注目の新刊書をリアル書店に広く行きわたらせ、国内の書店が一丸となって販売するという新しいスキームとなります。



<村上春樹『職業としての小説家』の概要> 

(スイッチ・パブリッシングのホームページより抜粋)



2015年9月10日発売

四六判 320ページ 本体価 1,800円

株式会社 スイッチ・パブリッシング



村上春樹がはじめて本格的に、自身の小説の現場と、それを支える文学への、世界への考えをめぐって語り尽くした、読者待望の一冊が登場する。その名も『職業としての小説家』──

世界的に高い知名度を誇りながら、これまで多く神秘のヴェールに包まれてきた

<作家・村上春樹>のなりたちを、全12章のバラエティ豊かな構成で、自伝的な挿話も存分に盛り込みつつ、味わい深いユーモアとともに解き明かしていく。

芥川賞、ノーベル賞など、時に作家の周辺をいたずらに騒がせてきた「文学賞」の存在について、彼自身はどう考えているのか。なぜ、どのような形で、ある時から日本を出て、いかなる試行錯誤と悪戦苦闘を経ながら、世界へ向かう道を歩みはじめたのか。<3.11>を経たこの国のどこに、問題があると見ているのか。そもそもなぜ、彼は小説家という不思議な職業を選び、以来、40年近くの長きにわたり、衰えぬ創造力で書き続けているのか──

 

それらすべての問いに対する、村上春樹の誠実で力強い思考の軌跡が、ここにある。

 

「MONKEY」大好評連載の<村上春樹私的講演録>に、大幅な書き下ろし150枚を加え、読書界待望の渾身の一冊、ついに発刊!



リリースに関するお問い合わせ先:

株式会社紀伊國屋書店総務部  info@kinokuniya.co.jp



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