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いきみすぎた「お尻」を持つFPが感じた、いきみすぎない「家計管理」とは。



そいつは突然やってきた


こんにちは、石川です。



こんな形でカミングアウトするのも気が引けるのですが、数日前に「お尻のトラブル」が再発しました(汗)



もう、何というか、自分の感覚では「突然にやってきた」感があり、数年前に初めて発症していた事実すら忘れていました。



それぐらい「青天の霹靂」だったと、思い込んでしまったのですが。すぐに専門外来に行き診察してもらい、薬をいただきました。







「痔を予防するためのポイント10」にあった項目を反芻




1. 毎日お風呂に入りましょう

2. お尻はいつも清潔にしましょう



順番に読んでいくと5番目で、しばらく反芻(繰り返し考え、よく味わうこと)しました。そこには

5. 排便の時に、無理にいきまないようにしましょう

とあったのです。



確かに「いきんでいた」のは事実です。そしてそれが「積み重なると良くないことが起こる」という認識が全く私には欠如していたのです。



「いきまない毎日かぁ」と思いましたが、しかし、現実的に「毎回いきまずに済ます」なんて可能でしょうか?



いや、難しいと思います。ですから、こうも思いました。

「いきみすぎブザーみたいなモノがあれば、加減できたかもしれないのに」

と。





どこまでいきむか、それが問題


例えば「お酒」とくに「明日仕事がある日の深酒ブザー」とか(苦笑)普通の感覚ならば、飲みだすと「これ以上飲んじゃうと明日の仕事の効率はうんと落ちるぞ!」なんて考えられないですよね。



だからこそ「これ以上は危ないですよブザー」が鳴れば、途中で飲むのを控えることができるんでは、なんて考えてしまいます。



お金のことで考えてみる








「これ以上毎月の浪費が続くと、30年後にあなたはお金に困るよ!」ブザーがあれば、漠然とした「お金の不安」はなくなるのでは、とも思います。



そのことをアドバイスの基準にして、FPがよくするアドバイスのなかに、

「浪費は避けましょうね。お金がもったいないですよ!」

的なアドバイスがあります。



確かに、余暇費というか「楽しむお金」が多すぎて、毎月が大きく赤字化している場合は「浪費こそ無駄なもの」という切り口でアドバイスすることが必要になるかもしれませんね。







あなたはそれでも、いきみますか?


では、ここに「今は切り詰めて生活していて、いつかは余裕のある暮らしがしたいなあ」と考えている人がいるとします。



今の日本にはこういう感覚の人が少なくないと思いますが、やはり「浪費こそ、無駄なもの」というアドバイスが必要なんでしょうか?



むしろ、このような人には「節約を継続しましょう!」よりも、

「少しでも浪費ができるように収入が増えればいいですね」

という目標設定がモチベーションになることもよくあるんです。



「いきまない生き方」チェック




ほどほどの浪費ができるような収入を得られること



・ 普段頑張る自分や家族のためにご褒美としての適度な浪費を認める家計管理ができること



・ 頑張りすぎない家計を継続できるように、「頑張りすぎブザー」を持てるようになること



こういう毎日が送れてこそ、「いきまない生き方」ができている証拠になるのではないか、といきみすぎのお尻を持つFPとして感じる今日この頃なんです。



「いきまない生き方」とは、「これをしてはいけない」を探求するのではなく

「極端に頑張りすぎない」が自然に毎日できる

ということ。



私はこの生き方をこれからもしていきたいと思いますが、皆さんは、どうお感じになるでしょうか?(執筆者:石川 智)



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